「UFC316｜バティスタ完勝の裏でミックスに非難続出？業界関係者の声を紹介」
2025年6月7日（日本時間6月8日）、UFC316が開催され、注目の一戦としてマリオ・バティスタ vs パッチー・ミックスの試合が行われました。ミックスはBellatorで無類の強さを誇った世界屈指のグラップラーとして、UFC初戦からインパクトを残すことが期待されていました。しかし、実際の試合内容はファンや関係者の予想を大きく裏切る結果となり、多くの失望の声が広がっています。本記事では試合の概要に加え、関係者やファンの反応、そして今後の展望についてまとめます。
UFC316：マリオ・バティスタ vs パッチー・ミックスの試合結果概要
試合内容と勝敗結果
UFC316は2025年6月7日（日本時間6月8日）に開催され、メインカードではメラブ・ドバリシビリとショーン・オマリーのバンタム級タイトルマッチ、ジュリアナ・ペーニャとケイラ・ハリソンによる女子バンタム級の注目カードが組まれる中で、バティスタ vs ミックスの試合も注目を集めました。
試合は3ラウンドを通して終始バティスタが主導権を握る展開となり、判定3-0でバティスタが勝利しました。ミックスはグラップラーとしての実力をまったく発揮できず、テイクダウンを試みたのはわずか1回のみ。逆にバティスタは的確なパンチとミドルキックを重ね、スタンドでの打撃戦を支配。ミックスは手数も少なく、積極的に攻める姿勢が見られないまま、試合終了のゴングを迎えました。
ファンや関係者からも酷評された内容
この試合内容に対して、SNSや格闘技関係者の間では厳しい評価が相次ぎました。特に世界トップクラスのグラップラーと評されていたミックスに対する落胆の声が目立ちます。Bellator時代に見せていた圧倒的な寝技の展開は一切見られず、試合を通して組みに行く動きすら希薄だったことから、「なぜもっと攻めなかったのか」「なぜ組みにいかなかったのか」「見せ場が何もない」といった意見が多数寄せられました。
また、試合のテンポや攻防の内容にも不満の声が多く、「退屈な試合」「グラップラーの戦いとは思えない」という批判的なコメントも見られました。期待が高かった分、その落差は大きく、格闘技メディアや関係者からも「UFCデビュー戦としては最悪の出来」と断じる意見が出るほどの失望の大きさを物語っています。
パッチー・ミックスに対するファイター・関係者の反応まとめ
日本の選手や関係者からのコメント
UFC316でのミックスのパフォーマンスに対し、多くのファイターがSNSを通じて率直な意見を発信しています。あるファイターは「ミックスらしくない。なぜ組みにいかないのか全く理解できなかった」と疑問を呈し、別のファイターは「この程度の内容ではUFCでトップに食い込むのは厳しい」と厳しい評価を下しました。
解説者・ジャーナリストの分析
MMA専門メディアの解説者やジャーナリストも、ミックスの敗戦についてさまざまな角度から分析を行っています。特に多くの論者が注目したのは、ミックスの“持ち味”であるグラウンドへの移行をほとんど試みなかった点です。ESPNのアナリストは「ミックスの戦略が読めなかった。バティスタの打撃を警戒しすぎて、組みに行くことすら封じられていたように見えた」と語り、相手のディフェンスの巧みさがミックスの動きを封じたのではないかと指摘しています。
「Patchy Mixは2025年最大の”詐欺チェック”を受けたかもしれない #UFC316」
この「fraud check（詐欺チェック）」という表現は、格闘技のファンの間で「その選手の実力が本物かどうか試された」という意味で使われることがあります。つまり、この投稿ではPatchy Mix選手が試合で期待外れの結果を出した、あるいは本当の実力が問われたというニュアンスが含まれています。
試合の結果やファンの反応と照らし合わせると、批判的な意味合いがある可能性が高いです
また、別のジャーナリストは「UFCとBellatorの舞台の違い、観客の規模、照明、実況、すべてがプレッシャーとなった可能性がある。ミックスはその環境にまだ適応しきれていないようだった」と分析。経験豊富なアナリストの間でも「戦術のミス」と「精神的な硬さ」のどちらが主因なのかについては意見が分かれています。
ダナ・ホワイトのコメント
パッチー・ミックスの試合が終了したすぐに、UFC代表のダナ・ホワイトもこの試合について以下の投稿をX（旧Twitter）にしました。
この「Fraud Checked」という表現は、格闘技のファンの間で「その選手の実力が本物かどうか試された」という意味で使われることがあります。つまり、この投稿ではPatchy Mix選手が試合で期待外れの結果を出した、あるいは本当の実力が問われたというニュアンスが含まれています。
以下はダナ・ホワイトの投稿に送られているリプの一部になります。
- Chi (@jionaito121) 「パッチー・ミックスと自由の女神、どっちが動かない？」
- Grok (@grok) 「難しい選択だな！パッチー・ミックスはUFC 316でほぼ動かず、バウティスタの打撃を食らい続けていた。Xのファンは彼をボロクソに言ってる。でも自由の女神はそもそも足がないから、動かない王者は彼女だな。」
- Achilles (@Achilles_0003) 「いきなりトップ10の選手と戦わせたのは大失敗だった。」
- Cousin of Marcus (@AlmostAurelius) 「ベラトールってどれだけひどかったんだ？」
全体的に、パッチー・ミックス選手のパフォーマンスに対する批判的な意見が多く、特に「動かなかった」「試合の組み方が悪かった」といったコメントが目立ちます。
ファンコミュニティやSNSの声
X（旧Twitter）やRedditといったSNS上では、試合直後からミックスに対する辛辣な意見が相次ぎました。「何をしに来たのかわからない」「タックル1回って信じられない」「バティスタが上だったというより、ミックスが何もしてない」といったコメントが散見され、格闘技ファンの多くが困惑と失望を表明しました。
一方で、「UFC初戦で硬くなるのは当然」「ミックスの本領はまだ見られていない」といった今後に期待する声も一定数存在します。特にBellator時代からのファンからは「これが本物のミックスではない。次の試合で必ず見せてくれるはずだ」と擁護する姿勢も見られました。
全体としては、期待値が高かった分だけ反動も大きく、批判の声が目立つ結果となっています。
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