2026年8月23日、『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』が2027年夏に全国公開されることが発表されました。
原作連載30周年を迎える年の記念作品で、『ONE PIECE FILM RED』以来5年ぶりとなる新作映画です。
タイトルからゴッドバレー事件を描く作品として注目されていますが、現時点で出演キャラクターや声優の一覧は発表されていません。
一方、原作114巻では事件の全貌と、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、海軍、世界政府など多数の関係者が描かれました。
この記事では映画の公式情報と原作のキャラクター・登場人物を分け、各勢力の関係や現地参加の有無を整理します。
この記事には、原作114巻「ゴッドバレー事件」の重大なネタバレが含まれます。
映画ONE PIECE FILM GOD VALLEYの登場人物を原作114巻から整理
最初に押さえておきたいのは、これから紹介する人物は原作114巻の登場人物であり、映画への出演が決まったキャラクター一覧ではないという点です。
映画が事件のどこからどこまでを描くのかによって、実際の顔ぶれは変わります。
映画の出演キャラクター一覧は未発表
2026年8月23日の発表で明らかになったのは、作品名、2027年夏という公開時期、タイトルロゴ、超特報などです。
公開情報を整理すると、次のようになります。
| 確認項目 | 2026年8月23日時点の情報 |
|---|---|
| 作品名 | ONE PIECE FILM GOD VALLEY |
| 公開時期 | 2027年夏 |
| 出演キャラクター | 一覧は未発表 |
| 声優 | 未発表 |
| 監督・脚本 | 未発表 |
| 原作の映画化範囲 | 未発表 |
| ルフィ・麦わらの一味 | 登場するか未発表 |
| 同時に発表された作品 | ONE PIECE FILM BAAD(2029年公開予定) |
原作114巻をそのまま一本の映画にするのか、映画独自の視点や現在の物語を加えるのかも分かっていません。そのため、原作で重要なロックス、ロジャー、ガープらについても、正式発表までは「映画に登場する」と断定できない段階です。
ONE PIECE FILM GOD VALLEYはいつ公開される?
公開予定は2027年夏です。正確な日付や上映時間、IMAXなどの上映形式はまだ発表されていません。
原作漫画は2027年7月22日に連載30周年を迎えます。
本作はその節目を飾る記念作品で、2022年公開の『FILM RED』から数えて5年ぶりの新作映画です。
2029年公開予定の『FILM BAAD』も同時に発表されましたが、両作品の物語上のつながりは明らかになっていません。
ゴッドバレー事件とは?
ゴッドバレー事件は、物語の現在から38年前、西の海(ウエストブルー)にあったゴッドバレーで起きた出来事です。
天竜人が住民や奴隷を標的にした「先住民一掃大会」を開き、シャクヤクや悪魔の実、財宝を賞品にしたことから、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、海軍、世界政府の戦力が同じ島へ集まりました。
ONE PIECE.comの公式案内によると、2026年3月4日発売の原作114巻は第1156話から第1166話までの11話を収録し、長く伏せられていた事件の全貌を描いています。
事件後は島そのものが消え、記録も抹消されました。表向きにはガープがロックスを倒した英雄として広まりましたが、実際の決着にはロジャーやイム、ガーリング聖も深く関わっています。
事件の流れを短く並べると、次のとおりです。
- シャクヤクがハチノスから誘拐される
- ゴッドバレーで先住民一掃大会が準備される
- 住民、奴隷、デービー一族が標的にされる
- ジニーが大会と賞品の情報を外部へ流す
- ロックス海賊団とロジャー海賊団が島へ向かう
- ガープら海軍も到着する
- シャクヤク、悪魔の実、財宝をめぐって戦闘が広がる
- イムがサターン聖を介して介入する
- ロックスが自分の意思で動けない状態にされる
- ガープとロジャーがロックスを止めるため共闘する
- ガーリング聖が最終局面でロックスを手にかける
- ゴッドバレーが崩壊し、海へ沈む
- 世界政府が事件の記録を消す
- ガープが「海軍の英雄」として報じられる
- ロジャー海賊団が宝箱の中から赤ん坊のシャンクスを見つける
ゴッドバレー事件の勢力関係
事件を理解しにくい理由は、単純な海賊対海軍の戦いではないからです。同じ海賊団の中でも目的が異なり、戦闘の途中で協力関係も変化しました。
| 勢力 | 主な人物 | 目的・立場 |
|---|---|---|
| ロックス海賊団 | ロックス、ニューゲート、リンリンなど | シャクヤクや財宝、ロックスの家族 |
| ロジャー海賊団 | ロジャー、レイリー、ギャバン | シャクヤクの救出、財宝 |
| 海軍 | ガープ、ドラゴン、ボガード | 海賊への対応、現地作戦 |
| 世界政府 | イム、サターン聖 | 大会の管理、デービー一族への対応 |
| 神の騎士団側 | ガーリング聖、ソマーズ聖など | 天竜人の保護、海賊との戦闘 |
| 住民・奴隷 | くま、イワンコフ、ジニーなど | 生存と島からの脱出 |
ロックス海賊団も一枚岩ではなく、それぞれがシャクヤク、財宝、悪魔の実などを追って行動しています。
ガープとロジャーも最初から同盟を組んでいたのではなく、終盤でロックスを止める必要が生じたため、一時的に力を合わせました。
ロックス海賊団のメンバー一覧
原作114巻で整理できるロックス海賊団の人物と、事件当日の参加状況は次のとおりです。所属者全員がゴッドバレーへ向かったわけではありません。
| キャラクター | 後の立場・特徴 | 現地参加 |
|---|---|---|
| ロックス・D・ジーベック | 船長。本名デービー・D・ジーベック | 参加 |
| エドワード・ニューゲート | 後の白ひげ | 参加 |
| シャーロット・リンリン | 後のビッグ・マム | 参加 |
| カイドウ | 当時は見習い | 参加 |
| シキ | 後の金獅子 | 参加 |
| キャプテン・ジョン | 財宝伝説を残した海賊 | 参加 |
| 凶(キョウ) | 後の銀斧 | 参加 |
| ミス・バッキンガム・ステューシー | 後のバッキン | 参加 |
| グロリオーサ | 後のニョン婆 | 参加 |
| シュトロイゼン | 後のビッグ・マム海賊団総料理長 | 参加 |
| ガンズイ | 密輸海賊 | 参加 |
| バーベル | ナマズの魚人 | 参加 |
| ギル・バスター | 銃を使う海賊 | 参加 |
| 王直 | 後のハチノス支配者 | 不参加 |
| マーロン | ハチノスの首領 | 事件前に死亡 |
ロックスは「世界の王」を目指した船長です。原作114巻では、広く知られていたロックス・D・ジーベックという名とは別に、本名がデービー・D・ジーベックであること、妻エリスと息子ティーチがゴッドバレーにいたことが描かれました。
シャクヤクだけでなく家族を救うことも、ロックスが島へ急いだ大きな理由です。
ニューゲート、リンリン、カイドウ、シキは後の海賊史を動かす中心人物です。当時のカイドウは見習いで、ゴッドバレーでリンリンが確保しようとしたウオウオの実 幻獣種 モデル“青龍”を食べ、後の能力を得ました。ニューゲートやリンリンも、イムが介入した戦いに加わっています。
キャプテン・ジョンは当時のジキジキの実、ガンズイはボムボムの実、ギル・バスターはホロホロの実の能力者だったことが114巻で明らかになりました。ギル・バスターは、死後にスリラーバークで将軍ゾンビとなっていた人物にもつながります。凶は、以前から名だけ知られていた「銀斧」の正体に当たります。
ミス・バッキンガム・ステューシーは後のバッキンで、エッグヘッド編に登場したクローンのステューシーとは別人です。グロリオーサは元九蛇海賊団船長で、後のアマゾン・リリーのニョン婆。シュトロイゼンは後にリンリンを総料理長として支える人物です。
王直はロックス海賊団に所属していましたが、事件当日はハチノスに残りました。マーロンはシャクヤクが誘拐された際に殺されており、38年前の本戦には参加していません。114巻の表紙に描かれていることと、事件当日に現地へいたことは分けて考える必要があります。
ナポレオン、プロメテウス、ゼウスはリンリンの能力から生まれたホーミーズです。事件に関わる存在ではありますが、ロックス海賊団の独立した船員として人数には含めません。
ゴッドバレーに登場した海軍関係者
| キャラクター | 当時の立場 | 現地参加 |
|---|---|---|
| モンキー・D・ガープ | 海軍中将、中心戦力 | 参加 |
| モンキー・D・ドラゴン | 若い海兵 | 参加 |
| ボガード | ガープと行動する海兵 | 参加 |
| センゴク | ガープと通信 | 現地にはいない |
ガープはロジャーが動いたと知ってゴッドバレーへ向かい、戦闘の最終局面でロジャーと共闘します。
政府側の発表ではロックスを倒した英雄とされましたが、実際にはイムによって自我を奪われたロックスをガープとロジャーが止め、その後ガーリング聖がとどめを刺す流れでした。
ドラゴンは当時まだ海兵です。現地作戦に疑問を抱き、住民や赤ん坊のシャンクス、シャムロックを救おうと行動しました。この経験は、後に海軍を離れ、革命軍へ向かう考えにつながる重要な過去として描かれています。
ボガードもガープとともに島にいますが、個別の戦闘や任務は詳しく描かれていません。センゴクは通信を通じてガープとやり取りした人物であり、島内で戦った海兵ではありません。
イム・五老星・神の騎士団の登場人物
| キャラクター | 当時の立場 | 事件での役割 |
|---|---|---|
| イム | 世界政府の最高権力者 | サターン聖を介して介入 |
| サターン聖 | 五老星 | 現地で大会を監督 |
| ガーリング聖 | 神の騎士団側の中心人物 | 大会と戦闘に参加 |
| ソマーズ聖 | 神の騎士団 | シャクヤクを狙う |
| マッフィー宮 | 神の騎士団 | 双子の回収に関わる |
| 軍子宮 | 神の従刃 | 世界政府側として参加 |
ゴッドバレーの現地で確認できる五老星は、ジェイガルシア・サターン聖です。イムは別の肉体で島へ来たのではなく、サターン聖を介して戦場へ干渉しました。その中でロックスを「ドミ・リバーシ」によって変貌させ、妻子や島にいる人々を襲わせようとします。
フィガーランド・ガーリング聖は大会の“王者”として振る舞い、戦闘の最終局面でロックスの命を奪いました。物語の現在では五老星に加わっていますが、38年前は五老星ではなく神の騎士団側の人物です。
シェパード・ソマーズ聖はシャクヤクを狙い、救出に来たレイリーと対立します。サッチェルズ・マッフィー宮はドラゴンからシャムロックを回収する場面に関わり、終盤にも登場しました。
マンマイヤー家の軍子宮は現在の神の騎士団員ですが、事件当時の肩書は「神の従刃」です。
マーズ聖、ウォーキュリー聖、ナス寿郎聖、十・ピーター聖が現地へ集結した描写はありません。イムが介入したことと、五老星全員がゴッドバレーにいたことは別の話です。
ロジャー海賊団の主要人物
ロジャー海賊団から押さえておきたいのは、ゴール・D・ロジャー、シルバーズ・レイリー、スコッパー・ギャバンです。ロジャーたちはシャクヤクの救出と財宝を求めて島へ向かい、レイリーがソマーズ聖を退けてシャクヤクを救い出しました。
ギャバンも中心戦力として戦い、島が崩壊する際には撤退を助けます。
ロジャーとガープは初めからロックス海賊団全員を倒すために組んだわけではありません。各勢力が入り乱れる中、イムの力で制御を失ったロックス本人の願いも受け、最終的に二人が協力して止めたという流れです。
シャクヤク・くま・イワンコフなど事件の重要人物
シャクヤクは元九蛇海賊団船長で、ハチノスから誘拐され、先住民一掃大会の重要な賞品にされました。ロックス海賊団とロジャー海賊団が島へ集まる大きな理由となり、最終的にはレイリーに救出されます。
バーソロミュー・くま、エンポリオ・イワンコフ、ジニーは奴隷として島にいました。ジニーが大会と賞品の情報を外部へ流し、海賊たちが集まるきっかけを作ります。
くまはニキュニキュの実を食べ、住民や奴隷の脱出だけでなく、ロックスの妻エリスと幼いティーチの救出にも力を使いました。イワンコフもくま、ジニーと協力し、生き延びる道を探します。
ハラルドとロキも114巻の前後を理解するうえで重要です。ただし、ハラルドは事件直前にロックスと接触した人物、ロキは事件後にロックスの死を知る人物で、どちらも当日の島内戦闘には参加していません。
映画が前日譚や後日談まで扱う場合には出番が考えられますが、出演発表は出ていません。
ティーチ・シャンクス・シャムロックの過去
ゴッドバレー事件は、現在の四皇であるティーチとシャンクス、神の騎士団を率いるシャムロックの出生にもつながっています。
| 親子関係 | ゴッドバレーで起きたこと |
|---|---|
| ロックスとエリス → ティーチ | デービー一族として狙われ、くまに救出される |
| ガーリング聖とマグノリア → シャンクス、シャムロック | 双子が混乱の中で別々の側へ渡る |
ロックスの妻エリスと幼いマーシャル・D・ティーチは、デービー一族として大会の標的にされました。イムに操られたロックスが妻子へ迫りますが、くまが二人を島外へ逃がします。
シャンクスとフィガーランド・シャムロックは、ガーリング聖とマグノリアの間に生まれた双子です。
マグノリアは若い海兵だったドラゴンに双子を託そうとしましたが、混乱の中でシャムロックはマッフィー宮に回収され、シャンクスは宝箱へ入りました。その宝箱をロジャー海賊団が持ち帰ったことで、二人は別々の道を歩むことになります。
映画で登場する可能性が高い人物は?
ここからは出演確定情報ではなく、原作での重要度から見た予想です。映画の上映時間や脚本によっては、原作で登場した人物でも省略や役割変更があり得ます。
| 原作上の重要度 | 該当する人物 |
|---|---|
| 物語の中心 | ロックス、ロジャー、ガープ、イム、サターン聖、ガーリング聖、シャクヤク |
| 展開上の重要人物 | ニューゲート、リンリン、カイドウ、レイリー、ドラゴン、くま、シャンクス |
| 構成次第 | その他のロックス海賊団、センゴク、ハラルド、ロキ、現在のルフィたち |
『GOD VALLEY』という題名で事件の核心を描くなら、ロックス、ロジャー、ガープを外す構成は考えにくく、イムやガーリング聖も結末に欠かせません。
ただし、原作114巻には事件前のロックスとハラルドの関係や、事件後のドラゴン、エルバフの動きまで含まれます。映画がどの時間幅を選ぶかで、登場人物の数は大きく変わりそうです。
ルフィと麦わらの一味は、38年前の事件そのものには参加していません。映画の導入や現在パートに登場する可能性はありますが、8月23日時点では何も発表されていません。
映画ONE PIECE FILM GOD VALLEYに関する疑問のまとめ
ONE PIECE FILM GOD VALLEYの公開日はいつ?
2027年夏に全国公開予定です。月日までの正確な公開日は発表されていません。
映画の登場人物は発表されている?
出演キャラクターと声優の一覧は未発表です。原作114巻に登場した人物を、そのまま映画出演者として扱うことはできません。
ロックス海賊団には誰がいた?
ロックスを船長に、ニューゲート、リンリン、カイドウ、シキ、キャプテン・ジョン、凶、ステューシー、グロリオーサなどが所属していました。王直やマーロンも一味の人物ですが、事件当日の参加状況は異なります。
ロックス海賊団の全員がゴッドバレーにいた?
全員ではありません。王直はハチノスに残り、マーロンはシャクヤク誘拐時に死亡していたため、事件当日の島内にはいませんでした。
五老星は全員登場する?
原作の現地で確認できる五老星はサターン聖です。他の4人が島へ集まった描写はなく、映画への出演も発表されていません。
イムはゴッドバレーにいた?
イムはサターン聖を介して事件へ介入しました。イム自身が別の肉体で来島したという描写ではありません。
ガーリング聖は当時から五老星だった?
事件当時は神の騎士団側の中心人物です。五老星となるのは後の時代で、38年前から同じ立場だったわけではありません。
ドラゴンは当時、海軍にいた?
当時のドラゴンは若い海兵でした。政府側の作戦に疑問を持ち、住民や双子を救おうとした過去が描かれています。
ガープとロジャーはなぜ共闘した?
イムの力で自分の意思を失ったロックスを止める必要があったためです。初めから正式な同盟を結んでいたわけではありません。
シャンクスとシャムロックは双子?
二人はガーリング聖とマグノリアの間に生まれた双子です。ゴッドバレー事件を境に、ロジャー海賊団側と世界政府側へ分かれました。
黒ひげのティーチもゴッドバレーにいた?
幼いティーチが母エリスとともに島にいました。ロックスの息子であり、デービー一族として狙われたことが114巻で描かれています。
ルフィや麦わらの一味は映画に登場する?
現時点では発表されていません。原作114巻の事件部分は38年前の回想ですが、映画が現在パートを加えるかどうかも分かっていません。
原作114巻の内容がすべて映画化される?
映画化範囲は未発表です。114巻には事件の前後も収録されており、全11話をそのまま映像化するとは限りません。
まとめ
『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』は2027年夏公開予定ですが、出演キャラクター、声優、原作の映画化範囲はまだ発表されていません。現段階で整理できるのは、原作114巻のゴッドバレー事件にロックス海賊団、ロジャー海賊団、海軍、世界政府が集まり、後の世界を動かす人物たちの過去が交差したということです。
一方で、ロックス海賊団の全員が現地にいたわけではなく、五老星もサターン聖以外の来島は確認できません。イムはサターン聖を介して介入し、ガーリング聖は当時まだ五老星ではありませんでした。
映画の登場人物は、今後のキャラクタービジュアル、予告、声優発表に合わせて更新する必要があります。

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