- 伊東市長の学歴問題はなぜ長期化しているのか?問題発覚から現在までの全経緯と今後の展望
- 静岡県伊東市・田久保真紀市長の卒業証書に関する問題の経緯
- 問題の背景(2025年5月25日以前)
- 2025年5月18日頃:疑惑の発端:市長選挙の告示
- 2025年5月25日:市長選挙の投票・開票・当選確定
- 2025年5月29日:初登庁と就任
- 2025年6月初旬:最初の告発文書が届く
- 2025年6月4日:市長室での三者面談(録音あり)
- 2025年6月27日頃:市長が疑惑について会見予告
- 2025年6月28日:大学訪問と除籍確認
- 2025年7月2日:市長の初会見と除籍発覚
- 2025年7月3日~7月10日:メディア報道活発化と百条委員会設置
- 2025年7月7日:辞職勧告決議と一時辞意表明
- 2025年7月11日:百条委員会の初回開催
- 2025年7月18日:初回の卒業証書提出拒否
- 2025年7月23日:新たな告発文書の到着
- 2025年7月25日:市長の追加説明と出頭拒否
- 2025年7月31日:会見で続投表明
- 2025年8月6日:百条委員会で再度卒業証書の請求決定と大学の異例の表明
- 2025年8月8日(金)卒業証書の再提出を拒否
- 2025年8月10日(日)〜11日(月)
- 2025年8月12日:市役所にクレーム殺到
- 2025年8月13日(水):百条委員会に市長が初出頭(第6回会合)
- 2025年8月14日(木):記者対応と大学への言及
- 2025年8月14日:記者対応と大学への言及
- (参考)8月6日時点の捜査当局の動きの深堀り
- 現在の状況(2025年8月14日時点・追加)
- まとめ
- 静岡県伊東市・田久保真紀市長の卒業証書に関する問題の経緯
伊東市長の学歴問題はなぜ長期化しているのか?問題発覚から現在までの全経緯と今後の展望
静岡県伊東市の田久保真紀市長を巡る学歴問題が、市政と市民の間で大きな波紋を広げています。市長が議会の求める卒業証書の提出を拒否したことで、百条委員会が設置され、議員や市職員との対立が表面化。さらに、証拠押収を阻む「押収拒絶権」の行使、市民の分断、全国的な報道といった異例の展開を見せています。
本記事では、この学歴疑惑の発端から現在までの全経緯を時系列で整理し、法的論点や市長側の戦略、そして今後の見通しについて詳しく解説します。
静岡県伊東市・田久保真紀市長の卒業証書に関する問題の経緯
以下に、静岡県伊東市の田久保真紀市長(55歳、女性、元市議会議員)の学歴詐称疑惑および卒業証書をめぐる問題について、入手可能な情報に基づき、時系列順に詳細をまとめます。この問題は、市の広報誌や選挙公報などで「東洋大学法学部法律学科卒業」と記載されていた経歴が、実際には1988年入学後、授業不出席や単位不足により1993年に除籍(大学側による強制退学)されていたことが発覚したものです。
市長本人は「卒業したと思い込んでいた」と主張し、卒業証書らしき書類を一部関係者に「チラ見せ」していましたが、その書類が「お遊びで作った偽物」である可能性が指摘され、提出拒否の姿勢がさらなる疑惑と批判を呼んでいます。焦点は学歴そのものではなく、虚偽記載の意図性、選挙への影響、証拠隠蔽疑惑にあります。選挙日程や告発文書の詳細、大学訪問の件を追加して整理しています。
問題の背景(2025年5月25日以前)
- 経歴の公表と初期の疑惑発生: 田久保真紀氏は2015年から伊東市議会議員を務め(2期または3期目途中で市長選出馬)、市の公式広報誌や選挙関連資料で長年「東洋大学法学部卒業」と記載。東洋大学側は後日、在籍期間を1988年入学~1993年除籍と公式確認。
- 市長選前からの噂とチラ見せ: 2025年5月の市長選挙前から、匿名文書などで「東洋大学卒業は嘘」「実際には除籍」との情報が市議や関係者の間で出回る。これを打ち消すため、田久保氏は選挙前後に一部の関係者(市議会議長ら)に「卒業証書」とされる書類を「チラ見せ」し、コピー・撮影を拒否しながら存在をアピール。この書類は大学発行の正式証明書ではなく、後日偽造疑惑が浮上するもの。
【追記】
- 市の公式プロフィールによると、市議は2019年初当選・2023年再選の「2期」在任(~2025年5月)です。(伊東市公式サイト)
2025年5月18日頃:疑惑の発端:市長選挙の告示
- 伊東市長選挙の告示日(候補者受付開始)。田久保氏は無所属新人として立候補、現職の小野達也氏(自民・公明推薦)と一騎打ち。選挙公報に「東洋大学法学部卒業」と記載し、公約として新たな図書館建設中止などを訴える。選挙戦中、学歴疑惑の噂が一部で広がるが、田久保氏は卒業証書チラ見せで対応。
- 公式選挙結果(伊東市選管公表):当日有権者数56,368人、投票者数27,985人(投票率49.65%)。得票は田久保14,684票、小野12,902票(差1,782票)。無効票399。
2025年5月25日:市長選挙の投票・開票・当選確定
- 投票日:期日前投票は5月19日~24日。投票率は不明だが、即日開票され、田久保氏が現職小野達也氏を約1800票差で破り初当選(得票数詳細は非公開だが、新人勝利の番狂わせ)。当選確定は同日夜。当選後、田久保氏は「期待に応えられるよう頑張る」とコメント。選挙戦の争点は図書館計画などで、学歴は表面化せず。
2025年5月29日:初登庁と就任
- 当選後:田久保氏が市役所に初登庁。就任式を行い、公約通り新たな図書館建設の中止を指示。市の広報誌(6月発行予定)に「平成4年 東洋大学法学部卒業」と記載されるが、この頃から学歴疑惑が再燃。
- 「広報いとう」7月号の訂正告知が市サイトに掲載され、プロフィール欄の(誤)「平成4年 東洋大学法学部卒業」→(正)「平成4年 東洋大学法学部除籍」と公式に訂正。(伊東市公式サイト)
2025年6月初旬:最初の告発文書が届く
- 市長当選直後(5月25日以降)、全市議会議員宛に匿名告発文書が届く。内容は「田久保市長は東洋大学を除籍されており、卒業は嘘」「彼女は中退どころか除籍」と学歴詐称を指摘するもの。文書は「怪文書」とも呼ばれ、議長らに共有され、議会で追及のきっかけに。田久保氏はこの文書を「得体の知れないもの」と後日否定。
【追記】
- 「広報いとう」の東洋大学卒業っと記載されている問題について、「全国市長会」向け経歴提出のため、秘書広報課が市議時代の資料を基に草案作成。6月4日、秘書広報課長が田久保氏に「卒業証書提示」を求め、市長机上で“卒業年月日・学部・角印”まで確認したが、コピーは拒否された――との証言が百条委初回で確認されています(いわゆる“チラ見せ”の実態)。(朝日新聞)
2025年6月4日:市長室での三者面談(録音あり)
- 出席者:中島弘道(議長)、青木敬博(副議長)、田久保真紀(市長)。場所は伊東市役所・市長室。面談は「就任あいさつ(就任祝い)」の文脈で始まったが、学歴・卒業証書の確認に発展。双方とも録音していたことが後日の取材・委員会で判明。ライブドアニュースTBS NEWS DIG
- 経緯(録音から判明した流れ):匿名告発文の到着後に実施。会話では、議長側が学歴確認の必要性を伝え、田久保氏が**「卒業アルバムと“卒業証書”」を取り出す**場面が録音で確認されている。提示の際、すぐ閉じる/再提示を促されるといったやり取りがあり、名前・学部名は一瞬確認できたが、安定した閲覧時間をめぐり主張が対立している。LOOK 静岡朝日テレビ
- 「チラ見せ」時間の食い違い:
- 市長主張:「約19.2秒見せた(録音を基にストップウォッチで計測)」と百条委で説明。LOOK 静岡朝日テレビTBS NEWS DIG
- 議長・副議長側:「10秒程度」で、最初は約1秒、次に約3秒など合計しても10秒前後と反論。副議長側の録音でも“19.2秒はない”と主張。テレビ静岡
- 報道の検証:大手メディア記者が入手音声を自ら計測したところ“10秒未満”との指摘も出ている(記事は音声の入手媒体側の主張として掲載)。エキサイト
- 会話フローの一部(報道要旨):
- 田久保氏「(告発があるからか?)」「ちょうど学歴証明用に持ってきています」「卒業アルバムと証書です」→提示開始。
- 議長「ちょっと見せて」→田久保氏がすぐ閉じる→議長「いやいや、ちょっと(再提示を促す)」→田久保氏「はいはい」→再提示も“ちらっと”(録音要旨)。LOOK 静岡朝日テレビ
- 田久保氏は後日、「提示後に議長から『いいじゃん』というコメントをもらった」と説明(この点は市長側の主張として報道)。エキサイト
- 音声データの取扱い:双方録音の存在が公に。副議長は「こちらも録音がある」として立証可能性に言及。市長側も音声公開に前向きとされる報道が出ている(公開範囲・方法は未決)。デイリー新潮TBS NEWS DIG
2025年6月27日頃:市長が疑惑について会見予告
- 学歴詐称疑惑がメディアで報じられ始め、田久保市長が「あまりにも違う方向に話が飛び火」とコメントし、記者会見で説明する意向を表明。
2025年6月28日:大学訪問と除籍確認
- 田久保市長が東洋大学(東京都文京区)の教務課窓口に自ら出向き、在籍状況を確認。大学側から「卒業ではなく除籍されていた」と告げられる。市長本人はこれまで「卒業したと思い込んでいた」と主張し、この訪問で初めて除籍事実を知ったと説明。ただし、大学側は「卒業証明書は代理人でも簡単に発行可能」とコメントしており、「勘違い」の信ぴょう性が疑問視される。この件は7月2日の会見で公表。
【追記】
- 7/2の記者会見で本人が「卒業は確認できず、除籍」と説明。(TBS NEWS DIG)
- 東洋大学への照会記事・実地取得報告では、代理人申請や郵送申請でも卒業(学位)証明書の発行が可能とされています(※メディアの検証記事)。(NEWSポストセブン)
2025年7月2日:市長の初会見と除籍発覚
- 緊急記者会見で学歴を釈明。「東洋大学法学部に入学したが、アルバイトに没頭し授業に出席せず、卒業したと思い込んでいたが、6月28日の訪問で除籍を確認した」と説明。卒業証書については「持っているが、大学発行のものか不明」と曖昧に。「公職選挙法上は問題ない」と強調し、辞任を否定。メディアから「なぜ長年卒業と記載」「チラ見せ書類は何」と疑問噴出。
【追記】
- 「卒業後に除籍されることはあり得るのか」という疑問に対し、東洋大学は『卒業してから除籍になる制度はない』旨を明確化。(J-CAST ニュース)
2025年7月3日~7月10日:メディア報道活発化と百条委員会設置
- 東洋経済、NHKなどで除籍事実報道。「勘違い」主張を疑問視。市民反応「高卒でもいいが嘘はダメ」。市議会が地方自治法に基づく「百条委員会」を設置(7月上旬)。委員会は学歴問題、卒業証書真贋、選挙影響を調査。初回は7月11日。
【追記】
- 7/7:市議会が百条委設置を全会一致で決定。7/11:初会合開催(秘書広報課長・企画部長を証人尋問)。(LOOK 静岡朝日テレビ, 朝日新聞)
- 「広報いとう」7月号の誤記訂正(卒業→除籍)は市公式サイトで周知済み。(伊東市公式サイト)
2025年7月7日:辞職勧告決議と一時辞意表明
- 市議会で辞職勧告決議が全会一致可決。田久保市長が会見で辞職し、出直し選挙出馬の意向表明(後日撤回)。
- 「広報いとう」7月号の訂正告知が市サイトに掲載され、プロフィール欄の(誤)「平成4年 東洋大学法学部卒業」→(正)「平成4年 東洋大学法学部除籍」と公式に訂正。(伊東市公式サイト)
2025年7月11日:百条委員会の初回開催
- 委員会で市長証人喚問と卒業証書提出を求める。市職員が証言し、広報誌の【東洋大学卒業】の記載は市長確認の上だったと明かす。委員会は再要請決定。
- 田久保市長に対して7月18日午後4時までに卒業証書の提出を請求することが決定。
2025年7月18日:初回の卒業証書提出拒否
- 百条委員会が卒業証書(写し)の提出請求(期限内)。田久保市長は提出を拒否、理由については「憲法38条(不利益供述拒否権)」。全国報道で注目。
- 議長は7/18期限不提出を確認そのまま百条委員会を開催。
2025年7月23日:新たな告発文書の到着
- 市議会議長(中島弘道氏)宛に2度目の匿名告発文が届く。内容「田久保市長の卒業証書は、同級生がお遊びで偽造してあげたもの」「市長はそれを知りながら周囲に見せていた」。これで書類偽造疑惑強まる。
- 田久保市長は「ただのゴシップ、怪文書」と否定。文書は7月22日頃投函か。
2025年7月25日:市長の追加説明と出頭拒否
- 取材で「卒業証書は弁護士金庫に保管、私も見られない」と主張。百条委員会への出頭拒否を正式に。副議長が「敵前逃亡」と批判。
【追記】
- 7/25の百条委は「正当理由なき出頭拒否なら刑事告発」方針を確認。(朝日新聞)
2025年7月31日:会見で続投表明
- 会見で辞意撤回、続投表明。「市民激励で公約実現優先」。告発文を「怪文書」と断定。
【追記】
- 7/31には有印私文書偽造等行使・虚偽公文書作成等の疑いで新たな刑事告発が提出されたことも報じられています。(テレビ静岡, LOOK 静岡朝日テレビ)
- 7/28会見では、広報誌の学歴誤記に絡み「私の権限で作られたわけではない」との発言も報道。(テレビ静岡)
2025年8月6日:百条委員会で再度卒業証書の請求決定と大学の異例の表明
- 百条委員会が2度目の卒業証書提出請求(期限8月8日午後4時)。
- 百条委員会が2度目の証人尋問への出頭を決定(日程8月13日午前10時)。
- 東洋大学が公式声明を公表。「本学学則では、卒業した者に卒業証書を交付する。卒業していない者に卒業証書は発行しない」と明記。個別照会は法令等に従い対応する旨も示した。東京大学
- 大学の証明書発行業務(窓口)が8/6〜8/14休止との案内(郵送・オンラインも15日以降順次処理)。Google Sites
- 脅迫・爆破予告が相次ぐ発端。8/6夜に「市長殺人計画が進んでいる」との電話、翌7日に「8/10に庁舎爆破」のメール――と地元局が報道。テレビ静岡
- 捜査当局の動きが具体化。朝日新聞は、公選法違反(虚偽事項の公表)容疑の告発受理を踏まえ市職員らの事情聴取を進めていると報道(同日付)。朝日新聞
2025年8月8日(金)卒業証書の再提出を拒否
- 田久保市長は再度卒業証書の提出を拒否、同じく憲法38条を理由に回答書を持参(自己負罪拒否を理由)――と報道。朝日新聞
- 委員会は刑事告発検討。公職選挙法違反で警察が市職員聴取開始。
- 脅迫・爆破予告の続報:市は警察に相談、警備強化を実施。TBS NEWS DIG
2025年8月10日(日)〜11日(月)
- 按針祭関連行事に市長出席。「8/10に庁舎爆破」とのメールを受け会場で警戒を強化、警察官配置の様子が報じられた(11日付)。テレ朝NEWSTBS NEWS DIGアットエス
2025年8月12日:市役所にクレーム殺到
- 市長は辞任拒否、市政継続中。百条委員会は調査続行、3度目の要請や告発検討。
- 市民から4000件超のクレーム、庁舎に脅迫電話(「市長殺害計画」「庁舎爆破」)が入り、警察警戒。
- 支持率の低下、出直し選挙の可能性指摘も、市長は「公約で信頼回復」と強気。未解決:卒業証書の真贋(誰が作ったか)、虚偽記載の意図。警察捜査や委員会動向が鍵。Xやメディアで「市政停滞」「詐欺師」と批判多数。
2025年8月13日(水):百条委員会に市長が初出頭(第6回会合)
- 当日の模様は各局がライブ配信・ダイジェストで報道。YouTube+2YouTube+2
- 田久保市長が証人として初出頭。宣誓のうえ尋問に応じたが、「卒業証書」とされる資料の提出は引き続き拒否(自己負罪拒否を理由)。朝日新聞テレビ静岡
- 田久保市長は百条委員会で明確に除籍と知ったのは6月28日であると改めて明確に主張。
- 市議会百条委員会で市長が“初出頭”。証人尋問は約2時間超。市長は「(卒業証書は)約19.2秒見せた」として“チラ見せ”を否定。朝日新聞+1
- “卒業アルバム”の提示検証。委員が用意した本物の卒業アルバムを約3分17秒確認し「問題ない」と発言したやり取りが詳報された。LOOK 静岡朝日テレビ+1
- 委員会の評価は「進展乏しい」。質疑が噛み合わず、刑事告発の方針は維持。9月定例会で不信任決議案提出の見通しが伝えられた。TBS NEWS DIGテレビ静岡
2025年8月14日(木):記者対応と大学への言及
- 大学声明への言及と“確認”発言。市長は取材に対し、東洋大の8/6声明に触れつつ「卒業していない人に卒業証書を渡さないのは当然。そこはきちんと確認するべき」などと述べ、大学側の事務対応に言及する場面が報じられた。テレビ静岡
- 市議会への“抗議文”提出。前日の百条委での委員発言を問題視し、「東洋大学の名誉回復」を求める抗議文を議長宛に提出。議長は「当該発言は取り消し・撤回済み」と応答。TBS NEWS DIG+1
- 音声データの公開に前向きとする報道。“19.2秒”発言をめぐる応酬に関連し、音声データ公開を前向きに検討との報道が出た。TBS NEWS DIG
2025年8月14日:記者対応と大学への言及
- 市長は報道対応で、東洋大学の8月6日声明に触れつつ「卒業していない人に卒業証書を出さないのは当然。そこはきちんと確認すべき」とし、大学側の事務対応に言及する発言もあった(“不備を示唆”と受け取れる表現)。FNNプライムオンライン
- さらに市長は、大学は9月19日まで夏休みであり、それ以降に必要に応じて照会する考えを示した――との報道(百条委での発言)。東洋大学の8月6~14日窓口休止告知も並行確認できる。FNNプライムオンライン東京大学
(参考)8月6日時点の捜査当局の動きの深堀り
- 公選法違反(虚偽事項公表)容疑の告発受理を踏まえ、8月6日までに捜査当局が市職員らの事情聴取を進める報道。朝日新聞
現在の状況(2025年8月14日時点・追加)
- 大学側の公式立場が8月6日に確定(「卒業していない者へ卒業証書は発行しない」)。東京大学
- 8月13日、市長が百条委に初出頭も、資料不提出のまま。委は刑事告発方針を維持し、不信任決議案提出の動き。朝日新聞TBS NEWS DIG
- 市長は8月14日、大学側への“確認”や夏季休業明けの照会意向に言及。FNNプライムオンライン
【追記】
- 脅迫・爆破予告は8/6~8/8に計数件確認され、警察に相談・警備強化。8/11の按針祭関連行事でも警戒が強められました。(LOOK 静岡朝日テレビ, アットエス, テレ朝NEWS)
【補足事項(ポイント整理)】
- 選挙データの正式値:投票率49.65%、田久保14,684票/小野12,902票。
- 百条委主な動き:7/11初回(職員証言で“チラ見せ”具体化)→7/18提出拒否→7/25出頭拒否(再要請・刑事告発検討)→8/8再拒否。(朝日新聞, テレビ静岡, TBS NEWS DIG)
- 刑事面:7/7告発(公選法違反)→7/28受理、本格捜査・市職員聴取。7/31には別件(有印私文書偽造等・虚偽公文書作成等)告発も。(TBS NEWS DIG, テレビ静岡, LOOK 静岡朝日テレビ)
- 大学側の立場:代理人・郵送での証明書発行は可能との報道。さらに**「卒業していない者に卒業証書は発行しない」**と大学が明確化。(NEWSポストセブン, テレビ静岡)
まとめ
伊東市長の学歴問題は、単なる経歴の誤記にとどまらず、市民の信頼、地方政治の透明性、司法の在り方まで問う深刻な局面へと発展しています。卒業証書が公開される可能性は極めて低い一方で、議会と市長、さらには警察の動向が今後の市政を大きく左右することは間違いありません。この問題の結末は、伊東市だけでなく全国の自治体にも波及する重要な前例となるでしょう。
また、この問題は日々新たな動きや出来事が相次いでおり、状況は刻々と変化しています。そのため、本記事も最新情報が入り次第、随時追記・更新を行い、読者の皆さまにできる限り正確かつ詳細な経緯をお伝えしていきます。
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