Siri AIはどのiPhoneで使える?iOS 27.2の日本語設定と使えない原因

HORIMEMOアイコン03 アプリ/ツール

2026年10月27日、Appleの新しいAIアシスタント「Siri AI」が日本語に対応しました。

Appleは米国時間10月26日、iOS 27.2の配信に合わせて、日本語を含む5つの言語でSiri AIの提供を開始しています。従来のSiriよりも自然な会話ができるほか、メールやメッセージから必要な情報を探したり、画面に表示されている内容を理解したりできるようになりました。

ただし、今回のSiri AIは、iOS 27.2にアップデートできるすべてのiPhoneで利用できるわけではありません。

「iPhone 15でも使える?」「日本語に設定する方法は?」「アップデートしたのにSiri AIが表示されないのはなぜ?」といった疑問を持つ人もいるでしょう。

実際、iPhone 15とiPhone 15 Proでは対応状況が異なり、Siri AIを利用するには対応機種だけでなく、Apple Intelligenceや言語設定などの条件も満たす必要があります。

この記事では、Siri AIに対応するiPhoneの一覧、日本語で利用するための設定手順、使えない・表示されない場合の原因、新機能、利用料金と回数制限、従来のSiriやChatGPTとの違いをAppleの公式情報をもとに整理します。

Siri AIはどのiPhoneで使える?iOS 27.2の日本語設定と使えない原因

2026年10月28日時点で、Siri AIは日本語に対応したベータ版として提供されています。

日本語で利用する場合は、iOS 27.2へのアップデートに加え、対応するiPhoneとApple Intelligenceの設定が必要です。

まずは、Siri AIを利用するための主な条件を確認してみましょう。

項目2026年10月28日時点の情報
サービス名Siri AI
日本語対応開始2026年10月27日(日本時間)
必要なOSiOS 27.2以降
iPhoneの対応機種iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16以降の対応モデル、iPhone Air、iPhone Duo
iPhone 15/15 Plus非対応
iPhone 14以前非対応
必要な機能Apple Intelligence
言語設定iPhoneとSiriを日本語などの対応言語に設定
提供状況ベータ版
年齢制限13歳未満は利用不可
利用回数1日あたりの使用制限あり
料金現時点で専用の月額料金は発表されていない。今後、有料の利用枠拡大を予定

ここで最も重要なのは、iOS 27.2に対応することと、Siri AIに対応することは別だという点です。

例えば、iPhone 14や通常のiPhone 15はiOS 27.2へアップデートできますが、Siri AIは利用できません。

一方、iPhone 15 ProやiPhone 16シリーズなどは、必要な設定を行うことでSiri AIを日本語で利用できます。

出典:Apple公式「Siri AI、日本語で提供開始」(2026年10月26日)、Apple公式「iPhoneのSiri AIを使ってみる」


Siri AIが日本語に対応|iOS 27.2で何が変わった?

Appleは2026年10月26日(米国時間)、iOS 27.2などのソフトウェアアップデートで、Siri AIが日本語に対応したことを発表しました。

Siri AIは、従来の音声アシスタント「Siri」をApple Intelligenceによって大幅に強化した新しいAIアシスタントです。

これまでもSiriに天気を尋ねたり、アラームを設定したり、電話をかけたりすることはできました。

新しいSiri AIでは、それに加えて、ユーザーの状況や会話の流れを理解しながら、より複雑な質問や操作にも対応できるようになっています。

例えば、友人から届いたメッセージをもとに週末の予定を探し、関連するメールから必要な情報を確認したうえで、買い物リストやカレンダーに追加するといった使い方が紹介されています。

また、現在iPhoneの画面に表示されている写真やウェブサイトについて、その内容をSiriに質問することもできます。

今回の日本語対応によって、これらの新機能を日本語で利用できるようになりました。

ただし、Siri AIは現在ベータ版として提供されており、すべての機能があらゆる地域・アプリ・言語で利用できるわけではありません。

Appleは、一部の機能について国や地域、言語による制限があることも案内しています。

日本語以外にはどの言語が対応した?

今回のアップデートでは、日本語に加えて、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語にも対応しました。

これらは、先行して提供されていた英語に追加された言語です。

なお、Apple Intelligence全体の対応言語と、Siri AIで現在利用できる言語は同じではありません。

Apple Intelligenceでは利用できても、Siri AIではまだ対応していない言語がある点には注意が必要です。

出典:Apple公式「Siri AI、日本語で提供開始」


Siri AIの対応機種一覧|iPhone 15・16・17・18で使える?

Siri AIが利用できるiPhoneについて、Appleは「iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone 16以降の各種モデル」と説明しています。

ただし、iPhone AirやiPhone Duoなどもあるため、自分の機種が対象かどうか分かりにくい場合があります。

そこで、2026年10月28日時点の対応状況を一覧にまとめました。

iPhoneの機種iOS 27.2Siri AI
iPhone 18 Pro対応対応
iPhone 18 Pro Max対応対応
iPhone Duo対応対応
iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max対応対応
iPhone 17e対応対応
iPhone Air対応対応
iPhone 16/16 Plus対応対応
iPhone 16 Pro/16 Pro Max対応対応
iPhone 16e対応対応
iPhone 15 Pro/15 Pro Max対応対応
iPhone 15/15 Plus対応非対応
iPhone 14シリーズ対応非対応
iPhone 13シリーズ対応非対応
iPhone 12シリーズ対応非対応
iPhone 11シリーズ対応非対応
iPhone SE(第2・第3世代)対応非対応

※iOS 27.2への対応と、Siri AIへの対応を比較した表です。Siri AIを利用するには、対応機種に加えてApple Intelligenceや言語設定などの条件を満たす必要があります。

iPhone 15とiPhone 15 Proでは何が違う?

今回、特に注意したいのがiPhone 15シリーズです。

通常のiPhone 15とiPhone 15 Plusは、iOS 27.2へアップデートできますが、Siri AIには対応していません。

一方、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、Apple IntelligenceとSiri AIの対応機種です。

つまり、iPhone 15シリーズだから全機種で使えるわけではなく、Proモデルかどうかで対応状況が異なります。

また、iPhone 16シリーズについては、iPhone 16eを含めてSiri AIを利用できます。

iPhone 14以前の機種では、iOS 27.2にアップデートしてもSiri AIが追加されるわけではありません。

自分のiPhoneの機種を確認する方法

使用している機種名が分からない場合は、iPhoneの「設定」アプリから「一般」→「情報」を開いてください。

表示された「機種名」を確認すると、自分のiPhoneがどのモデルなのか判断できます。

なお、Siri AIに非対応の機種でも、従来のSiriは引き続き利用できます。

出典:Apple公式「iOS 27に対応しているiPhoneのモデル」、Apple公式「次世代のApple Intelligenceを使い始める」


Siri AIを日本語で使う設定方法|iOS 27.2で有効にする手順

対応するiPhoneを使用している場合は、iOS 27.2へのアップデートと、Siri AIの有効化を行うことで日本語で利用できます。

Appleの公式ユーザガイドでは、設定アプリの「Siri」から「Siri AI(ベータ版)を試す」を選択する方法が案内されています。

実際に設定する際は、次の順番で確認してください。

① iPhoneをiOS 27.2にアップデートする

まず、iPhoneのOSバージョンを確認します。

日本語のSiri AIを利用するには、iOS 27.2以降が必要です。

アップデートする場合は、次の手順で操作してください。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 「ソフトウェアアップデート」を開く
  4. iOS 27.2以降のアップデートが表示されているか確認する
  5. 表示される案内に従ってアップデートを実行する

アップデート前には、iCloudやパソコンなどを利用してiPhoneのバックアップを作成しておくと安心です。

また、アップデートには十分な空き容量と通信環境が必要です。

なお、ソフトウェアアップデート画面には、そのiPhoneで利用可能な更新だけが表示されます。

iOS 27.2が表示されない場合は、機種や現在のOSバージョン、アップデート状況を確認してください。

出典:Apple公式「iOS 27をダウンロードする方法」

② Apple Intelligenceと日本語設定を確認する

次に、Apple Intelligenceが利用できる状態になっているか確認します。

Apple Intelligenceは、iOS 27以降の対応機種ではOSに組み込まれており、対応する言語・地域で利用できます。

ただし、Siri AIを利用するにはApple Intelligenceが有効になっている必要があります。

また、日本語で利用する場合は、iPhone本体の言語とSiriの言語を、どちらも日本語に設定することが重要です。

本体の言語は「設定」→「一般」→「言語と地域」で確認できます。

Siriの言語については「設定」→「Siri」から確認してください。

Appleは、デバイスとSiriの言語が同じ対応言語に設定されていることを必要条件として案内しています。

また、Siriの言語を変更した直後は、新しい言語データのダウンロードが完了するまで、Apple Intelligenceを利用できなくなる場合があります。

言語設定を変更した場合は、必要なデータのダウンロードが終わってから再度確認してください。

③ 「Siri AI(ベータ版)を試す」を選択する

対応機種、OS、言語設定を確認したら、Siri AIを有効にします。

Apple公式の設定手順は次のとおりです。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「Siri」をタップする
  3. 「Siri AI(ベータ版)を試す」を選択する
  4. 画面に表示される案内に従って設定を完了する

なお、Siri自体がオフになっている場合は、先に「Siriをオンにする」をタップします。

その後、「Siri AI(ベータ版)を試す」を選択してください。

設定が完了すると、従来と同じように「Siri」や「Hey Siri」と呼びかけたり、サイドボタンを使ったりしてSiriを起動できます。

また、対応するiPhoneでは、Dynamic Islandから下にスワイプする方法などでもSiri AIを呼び出せます。

ただし、音声で起動するには、Siriの呼びかけに関する設定が有効になっている必要があります。

出典:Apple公式「iPhoneのSiri AIを使ってみる」、Apple公式「iPhoneでSiriをオンにして起動する」


Siri AIが使えない・設定に表示されない原因は?確認したい7つの項目

iOS 27.2へアップデートしても、「Siri AI(ベータ版)を試す」が表示されない場合や、Siri AIの新機能を利用できない場合があります。

ただし、設定項目が表示されない原因と、Siri AIの一部機能だけが使えない原因は必ずしも同じではありません。

Apple公式の利用条件をもとに、確認すべき項目を整理します。

確認項目対処・確認方法
① iPhoneの機種iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16以降の対応モデルか確認
② iOSのバージョンiOS 27.2以降へアップデート
③ Apple Intelligence利用できる状態になっているか確認
④ 言語設定iPhone本体とSiriを日本語などの同じ対応言語に設定
⑤ 空き容量・データ取得必要なストレージと新しい言語データのダウンロード状況を確認
⑥ 年齢・地域13歳未満は利用不可。EUや中国本土にも制限あり
⑦ 利用制限・通信状態1日あたりの使用制限やインターネット接続を確認

設定に「Siri AI(ベータ版)を試す」が表示されない場合

最初に確認したいのは、使用しているiPhoneの機種です。

例えば、iPhone 15やiPhone 14の場合、iOS 27.2にアップデートしていてもSiri AIには対応していません。

この場合は、設定を変更したり再起動したりしても、Siri AIの対応機種になるわけではありません。

一方、iPhone 15 ProやiPhone 16などの対応機種で設定項目が見つからない場合は、OSバージョンとApple Intelligenceの状態を確認してください。

また、日本語で利用したい場合は、iPhone本体とSiriの言語が一致しているかどうかも重要です。

言語設定を変更したのに日本語で使えない場合

Appleは、Siriの言語を変更した場合、新しい言語データのダウンロードが完了するまでApple Intelligenceが利用できない場合があると説明しています。

そのため、言語を日本語へ変更した直後は、通信環境やダウンロード状況を確認する必要があります。

また、Apple Intelligenceの利用には、機種によって一定のストレージ容量が必要です。

Apple公式では、対応機種に応じて最大8GBまたは最大14GBのストレージが必要になると案内されています。

空き容量が極端に少ない場合は、不要なデータを整理したうえで再度確認してください。

Siri AIは起動するのに一部の機能が使えない場合

Siri AIは現在ベータ版で提供されており、国や地域、言語によって利用できない機能があります。

また、サーバー側のAIモデルに依存する機能には、1日あたりの使用回数制限が設けられています。

そのため、Siri AI自体は使えていても、特定の機能が利用できない場合があります。

一方、インターネット接続が不安定な場合にも、Siriが正常に応答しないことがあります。

ただし、ここで挙げた項目はAppleが公表している利用条件や一般的な確認事項です。特定のiPhoneで実際に発生している不具合の原因が、必ずこれらのいずれかであると確定したものではありません。

出典:Apple公式「次世代のApple Intelligenceを使い始める」、Apple公式「Siri AIの利用条件」


Siri AIで何ができる?従来のSiriとの違いを比較

新しくなったSiri AIでは、従来のSiriよりも複雑な質問や操作に対応できるようになっています。

Appleが公式に紹介している新機能には、自然な会話、個人情報の文脈理解、画面の認識、アプリをまたいだ操作、文章作成などがあります。

主な違いを整理すると、次のとおりです。

機能従来のSiriSiri AI
質問への回答天気・時刻・検索などより幅広い質問に詳しく回答
会話の継続比較的限定的前のやり取りを踏まえた追加質問に対応
個人情報の検索一部のアプリや情報に対応メール・メッセージ・写真などの文脈を理解して検索
画面の認識限定的表示中の画像やウェブサイトなどを理解
アプリ操作対応する操作を実行より多くのアプリや操作を組み合わせて支援
文章の作成主に音声入力など下書き生成・文章修正・要約に対応
会話履歴従来のSiriの仕組みに依存専用のSiriアプリで履歴を管理

ただし、すべての操作がSiri AIで初めて利用できるようになったわけではありません。

従来のSiriでも、アラームの設定やメッセージの送信、対応アプリの操作などは可能でした。

今回の大きな変化は、複数の情報を理解したり、会話の流れを維持したりしながら、より複雑な作業を支援できるようになったことです。

メール・メッセージ・写真から情報を探せる

例えば、以前に家族から送られてきた旅行の写真や、友人がメールで知らせてくれた予定などを、Siri AIに探してもらうことができます。

Appleは、メッセージやメール、写真などの情報をユーザーの状況に応じて理解し、必要な情報を見つける機能を紹介しています。

これにより、アプリを一つずつ開いて探す手間を減らせる可能性があります。

画面に表示されている内容について質問できる

Siri AIは、iPhoneの画面に表示されている画像やPDF、ウェブサイトなどの内容を理解する機能にも対応しています。

例えば、画面に表示された料理の画像について質問したり、見つけたイベント情報をもとにカレンダーへ予定を追加したりできます。

従来のように情報を自分でコピーして別のアプリへ貼り付ける必要がなくなる場面も考えられます。

カメラのSiriモードで周囲のものを調べられる

iPhoneのカメラアプリには、Siri AIを利用した新しいSiriモードも用意されています。

カメラに映しているものについて質問したり、関連情報を調べたりできます。

Apple公式ユーザガイドでは、カメラアプリを開いて「Siri」をタップし、Siriモードへ切り替える方法が案内されています。

ただし、利用できる具体的な操作は、機種や地域、アプリの対応状況によって異なる場合があります。

専用のSiriアプリで会話を続けられる

新しいSiri AIには、会話をまとめて管理できる専用のSiriアプリも用意されています。

Appleは、過去の会話を確認したり、中断した会話を再開したりできると説明しています。

また、iCloudを利用して、対応するApple製品間で会話履歴を同期する機能も紹介されています。

ただし、Siri AIの回答が常に正しいとは限りません。重要な予定や料金、医療・法律などに関する情報については、必要に応じて元の資料や公式情報を確認することが大切です。

出典:Apple公式「Siri AIの新機能」、Apple公式「iPhoneのSiri AIを使ってみる」


Siri AIは無料?1日の利用回数制限と有料プランの予定

Siri AIを利用する際に気になるのが、料金や利用回数の制限です。

Appleは2026年10月26日の公式発表で、Siri AIをベータ版として提供すると説明しています。

現時点で、Siri AIを利用するための専用の月額料金は発表されていません。

一方、Siri AIには1日あたりの使用回数制限があり、将来的に利用枠を拡大する有料オプションを提供する予定であることも明らかにされています。

現在確認できる料金・利用制限の情報は、次のとおりです。

項目確認できた内容
現在の提供形態ベータ版
専用の月額料金現時点で発表なし
利用回数1日あたりの制限あり
具体的な制限回数一律の回数は公表されていない
制限に影響する条件機能、リクエストの複雑さ、システム負荷など
今後の有料オプション利用枠を拡大する仕組みを提供予定
有料オプションの料金未発表
有料オプションの開始日未発表

Appleによると、1日の使用回数制限は、利用する機能や質問の複雑さ、システムの混雑状況などによって変わります。

そのため、「1日10回まで」「1日100回まで」といった共通の制限回数が公表されているわけではありません。

また、この制限はSiri AIだけでなく、Image Playgroundや一部の画像編集機能など、サーバー側のAIモデルを利用するApple Intelligenceの機能にも適用されます。

将来的には利用枠の拡大を有料で提供する予定ですが、具体的な料金や開始時期は発表されていません。

したがって、現時点で「今後は月額○円になる」「無料版では1日○回しか使えない」などと断定することはできません。

なお、Siri AIの利用にはApple Intelligenceの利用規約が適用されます。

出典:Apple公式「Siri AIの提供条件」、Apple公式「Apple Intelligence利用規約」


Siri AIとApple Intelligence・ChatGPTは何が違う?

Siri AIについて調べると、Apple IntelligenceやChatGPTという名称も出てきます。

これらは関連していますが、すべて同じサービスというわけではありません。

Apple Intelligenceは、iPhoneなどのApple製品に組み込まれているAI機能の総称です。

一方、Siri AIはApple Intelligenceを基盤として開発された新しいSiriを指します。

ChatGPTはOpenAIが提供するAIサービスで、Apple Intelligenceでは機能拡張として利用できます。

名称主な役割
Apple IntelligenceApple製品に組み込まれたAI機能全体
Siri AIApple Intelligenceを活用した新しい会話型Siri
ChatGPTOpenAIが提供するAIサービス。Siriなどから機能拡張として利用可能

例えば、Siri AIに質問をした場合、Apple Intelligenceを活用して回答したり、iPhone内の情報をもとに操作を支援したりします。

一方、ChatGPTの機能拡張を設定している場合は、SiriからChatGPTへ質問を送ることもできます。

Appleの公式ユーザガイドでは、ChatGPTを利用して文章を作成したり、画像やPDFに関する質問をしたりする使い方も案内されています。

ただし、「Siri AIが日本語に対応したこと」と「ChatGPTの機能拡張が利用できること」は別の話です。

Siri AIの日本語対応を利用するために、ChatGPTのアプリを必ずインストールする必要があるという案内ではありません。

また、Siri AIとChatGPTでは、提供元や機能、利用条件が異なります。

ChatGPTを利用する機能拡張については、利用する地域や設定なども確認する必要があります。

Siri AIに自分のメールや写真を見られても大丈夫?

Appleは、Siri AIを含むApple Intelligenceについて、プライバシーを重視した設計を採用していると説明しています。

一部の処理はiPhoneなどのデバイス上で行われ、より高度な処理にはプライベートクラウドコンピューティングが利用されます。

Appleは、この仕組みではユーザーの個人データをAppleなどが保存・閲覧しないよう設計していると説明しています。

ただし、個人情報を扱う機能については、利用するアプリの権限や設定も確認することが重要です。

出典:Apple公式「Siri AIとApple Intelligence」、Apple公式「iPhoneでSiriを使ってChatGPTから答えを探す」


Siri AIをオフにして従来のSiriに戻す方法

新しいSiri AIを試したものの、従来のSiriの方が使いやすいと感じる人もいるでしょう。

Appleは、Siri AIに対応するiPhoneでも、以前のバージョンのSiriへ戻す方法を公式ユーザガイドで案内しています。

操作手順は次のとおりです。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「Siri」をタップする
  3. 画面下部にある「Siriをオフにする」を選択する
  4. 確認画面でも「Siriをオフにする」をタップする
  5. 「Siriをオンにする」をタップする
  6. 「Siri(クラシック)を使用」を選択する

これにより、新しいSiri AIではなく、以前のバージョンのSiriを使用できます。

ただし、Siri AIから従来のSiriへ切り替えると、Siri AI専用の新機能は利用できなくなります。

また、Siriそのものを完全にオフにしたい場合は、「Siriをオフにする」を選択した状態にします。

なお、設定画面の表示はOSのアップデートなどによって変更される場合があります。

出典:Apple公式「iPhoneでSiriをオンにして起動する」


iPad・Mac・Apple WatchでもSiri AIを日本語で使える?

Siri AIの日本語対応は、iPhoneだけに限定されたものではありません。

Appleは2026年10月26日の公式発表で、iOS 27.2に加え、iPadOS 27.2、macOS 27.2、watchOS 27.2、visionOS 27.2でもSiri AIを日本語で利用できるようになったと説明しています。

対応する製品は次のとおりです。

製品Siri AI日本語版の提供
iPhoneiOS 27.2の対応機種で提供
iPadiPadOS 27.2の対応機種で提供
MacmacOS 27.2の対応機種で提供
Apple WatchwatchOS 27.2の対応機種で提供
Apple Vision ProvisionOS 27.2の対応機種で提供

ただし、すべてのiPadやMac、Apple WatchがSiri AIに対応するわけではありません。

Apple Intelligenceを利用できるモデルであることに加え、OSや言語などの条件を満たす必要があります。

また、Apple Watchについては、モデルや組み合わせるiPhoneによってApple Intelligenceの対応条件が異なり、一部の機能では近くにiPhoneが必要です。

今回の記事ではiPhoneを中心に説明していますが、ほかのApple製品で利用したい場合も、対応機種とOSバージョンを確認してください。

なお、Appleは新しいSiriアプリについて、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Pro間で会話を引き継げる機能も紹介しています。

出典:Apple公式「Siri AI、日本語で提供開始」、Apple公式「次世代のApple Intelligenceを使い始める」


まとめ|Siri AIは対応機種・iOS 27.2・日本語設定を確認

2026年10月27日、Appleの新しいAIアシスタント「Siri AI」が日本語に対応しました。

今回の日本語対応は、iOS 27.2などのソフトウェアアップデートによって提供されています。

ただし、iOS 27.2へアップデートできるすべてのiPhoneで、Siri AIを利用できるわけではありません。

Siri AIの対応機種は、iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16以降の対応モデル、iPhone Air、iPhone Duoです。

通常のiPhone 15や15 Plus、iPhone 14以前の機種では、iOS 27.2へアップデートできてもSiri AIは利用できません。

また、日本語で利用するには、Apple Intelligenceが有効になっていることや、iPhone本体とSiriの言語が日本語に設定されていることなども必要です。

対応機種では、「設定」→「Siri」→「Siri AI(ベータ版)を試す」から有効化できます。

設定項目が表示されない場合は、機種、OSバージョン、Apple Intelligence、言語設定などを確認してください。

新しいSiri AIでは、従来より自然な会話ができるようになり、メールやメッセージから必要な情報を探したり、画面に表示されている内容を理解したり、文章を作成したりすることができます。

さらに、専用のSiriアプリを利用して、過去の会話を確認したり、対応するApple製品間で会話を引き継いだりする機能も用意されています。

一方、Siri AIは現在ベータ版として提供されており、地域・言語による制限や1日あたりの使用回数制限があります。

Appleは今後、利用枠を拡大する有料オプションも提供する予定ですが、2026年10月28日時点で具体的な料金や開始日は発表していません。

まずは自分のiPhoneが対応機種かどうかを確認し、iOS 27.2へのアップデートと日本語設定を行うことが、Siri AIを利用するための基本となります。

今後、ベータ版からの機能改善や利用条件の変更、対応機種の追加などが発表された場合には、Appleの公式情報を確認する必要があります。


主な参考資料と確認日

情報確認日:2026年10月28日。Appleの2026年10月26日付公式発表「Siri AI、日本語で提供開始」、iOS 27.2に対応するiPhoneの一覧、Apple Intelligenceの利用条件、Siri AIの設定方法、従来のSiriへの切り替え方法、ChatGPT機能拡張の公式ユーザガイドなどを確認しました。

Siri AIの日本語対応は、2026年10月27日(日本時間)に開始されました。Siri AIは現在ベータ版として提供されており、対応機種・OS・言語・年齢・国や地域による利用条件があります。iOS 27.2に対応することと、Siri AIを利用できることは同じではありません。

また、サーバー側のAIモデルに依存する機能には1日あたりの使用回数制限があります。具体的な制限回数や、今後提供予定の有料オプションの料金・開始時期は公表されていません。今回の記事はApple公式の仕様・案内に基づくものであり、すべてのiPhoneや個別の不具合について実機検証したものではありません。今後、Appleのアップデートや公式発表によって設定方法・対応条件などが変更される場合があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました