【2020年~2025年の飲食店迷惑行為と犯人のその後まとめ】
近年、回転寿司チェーンをはじめとする飲食店で、悪質な迷惑行為が相次いで報告されています。SNSへの投稿を目的としたものが多く、中には「バズり目的」の過激な行動が刑事事件へと発展したケースもあります。本記事では、2020年以降に発生した主な迷惑行為と、その加害者たちがその後どうなったのかを時系列でまとめました。
■ 2023年1月:スシロー「寿司ぺろ事件」
- 内容:10代の少年が、回転寿司レーンを流れる寿司に唾液を付ける動画をSNSに投稿。
- 影響:企業の株価が一時急落し、スシローは6700万円の損害賠償請求。
- その後:少年とは民事調停が成立。少年は社会的非難と多額の賠償リスクを負う形となりました。
■ 2023年2月:くら寿司「醤油差し舐め事件」
- 内容:21歳の男性が、卓上の醤油差しを舐める動画を投稿。
- その後:威力業務妨害容疑で逮捕。
■ 2023年1月:はま寿司「わさび乗せ事件」
- 内容:注文品でない寿司に勝手にわさびをのせる迷惑行為を撮影。
- その後:犯人に対する謝罪申し入れは拒否され、はま寿司は厳正な対応を発表。
■ 2023年2月:スシロー「アルコールスプレー事件」
- 内容:商品にアルコールスプレーを噴霧する様子を撮影。
- その後:加害者は書類送検、SNSアカウントは閉鎖。
■ 2023年:吉野家「紅ショウガ直食い事件」
- 加害者:嶋津龍容疑者(35)、岡敏秀容疑者(34)
- 内容:紅ショウガを大量に直接箸で食べる動画を投稿。
- その後:2人は威力業務妨害容疑で逮捕。嶋津容疑者には実刑判決(懲役2年4か月、罰金20万円)。
■ 2025年2月:香港スシロー「ガリ用トング舐め事件」
- 内容:小学生がトングを舐める動画がSNSで拡散。
- その後:保護者への対応と店舗での消毒処置。法的措置も検討中。
■ 2025年2月:すき家「ピッチャー直飲み事件」
- 内容:16歳の少女2人が、ピッチャーから直接飲む様子を投稿。
- その後:書類送検。
■ 2025年3月:くら寿司「避妊具投棄事件」
- 内容:皿投入口に使用済みの避妊具を投入。
- その後:警察が介入し、被害届提出。犯人の特定が進められ操作中。
【まとめ:迷惑行為は“人生を壊す”危険も】
上記の通り、飲食店での迷惑行為の多くは「ちょっとした悪ふざけ」のつもりで行われていますが、その代償は非常に大きいものです。実刑判決を受けたり、巨額の賠償金を請求されたりと、社会的信用を一瞬で失うリスクが伴います。
飲食店は多くの人が共有する空間であり、衛生や安心が強く求められます。軽率な行動が、自身のみならず飲食業界全体に与える影響を考え、モラルある行動を心掛けましょう。
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