2026年11月2日、美容情報サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイルが、第三者による不正アクセスで約300万人の会員情報が外部に漏えいしたと発表しました。
漏えいが確認されたのは、アットコスメの「@cosme共通ID」に登録されている会員情報の一部です。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、生年月日に加えて、肌質や髪質など、美容に関する情報も対象に含まれています。
一方、運営会社は、ログイン時のパスワードとクレジットカード情報については、今回の漏えい対象に含まれていないと説明しています。
対象となる利用者には順次個別に連絡する方針で、通知の完了予定日は2026年11月6日(金)です。
今回の発表を受け、「自分の情報も漏れたのか」「アットコスメで買い物をした人は対象なのか」「カード情報やパスワードは大丈夫なのか」「通知メールが届かない場合はどうすればよいのか」と気になっている人もいるでしょう。
また、アットコスメでは2026年9月にも約1万1,000人の情報漏えいの可能性が公表され、10月には外部メール配信サービスへの不正アクセスも報告されています。これらは今回の約300万人の情報漏えいと区別して確認する必要があります。
この記事では、11月2日のアイスタイル公式発表をもとに、対象者の確認方法、漏えいした情報、パスワード・カード情報への影響、通知メールの送信予定、過去の不正アクセスとの違い、利用者が取るべき対応を整理します。
- アットコスメで約300万人の情報漏えい|対象者・肌質や住所・通知メールはいつ届く?
- 約300万人の対象者は誰?アットコスメ共通IDの登録情報が対象
- すでに退会した人も対象?退会後に保管されている情報への影響
- 何が漏えいした?氏名・住所・生年月日・肌質・髪質まで対象
- ログインパスワードやクレジットカード情報は漏れた?
- 対象者への通知メールはいつ届く?11月6日までに連絡予定
- 不審メール・SMS・電話が届いた場合は?情報漏えい後の注意点
- 2026年9月の1万997人の情報漏えいとは別?過去の事案との違い
- 10月のCuenote FC不正アクセスとの関係は?メール配信システムの問題も公表
- 不正アクセスの原因は何?サービス停止や通販への影響は?
- 二次被害は確認されている?今後の調査と補償の有無
- アットコスメの情報漏えいに関する問い合わせ先
- まとめ|アットコスメ約300万人の情報漏えいは11月6日までに対象者へ通知予定
アットコスメで約300万人の情報漏えい|対象者・肌質や住所・通知メールはいつ届く?
株式会社アイスタイルは2026年11月2日、アットコスメへの第三者による不正アクセスにより、@cosme共通IDに登録されている会員情報の一部が外部に漏えいしたことを公表しました。
不正アクセスと情報漏えいを確認したのは10月28日(水)です。
運営会社は事実を確認した後、被害の拡大を防ぐための対応を進めるとともに、外部のセキュリティ専門会社と協力して原因や影響範囲を調査しています。
また、今回の事案については、すでに個人情報保護委員会へ報告しています。
まず、公式発表で確認できた主な情報を整理します。
| 確認項目 | 2026年11月2日の発表内容 |
|---|---|
| 対象サービス | @cosme(アットコスメ) |
| 運営会社 | 株式会社アイスタイル |
| 不正アクセス・漏えいの確認日 | 2026年10月28日 |
| 公式発表日 | 2026年11月2日 |
| 対象人数 | 約300万人 |
| 対象となった情報 | @cosme共通IDの会員情報の一部 |
| 漏えい項目 | 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、肌質、髪質など |
| ログインパスワード | 漏えい対象に含まれないと確認 |
| クレジットカード情報 | 漏えい対象に含まれないと確認 |
| 対象者への連絡 | 順次個別に実施 |
| 通知完了予定 | 2026年11月6日(金) |
| 二次被害 | 公表時点で確認されず |
| 原因・詳しい影響範囲 | 調査中 |
今回の発表で重要なのは、情報が漏えいしたこと自体は確認されていますが、約300万人の会員全員について、発表されたすべての項目が一律に漏えいしたと説明されているわけではない点です。
アットコスメに登録している情報の種類は、利用者によって異なります。氏名や住所を登録している人もいれば、肌質や髪質などの情報を登録していない人もいると考えられます。
そのため、自分のどの情報が対象になったのかについては、運営会社からの個別案内や今後の調査結果を確認する必要があります。
出典:株式会社アイスタイル「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」(2026年11月2日)
約300万人の対象者は誰?アットコスメ共通IDの登録情報が対象
今回の不正アクセスで対象となったのは、「@cosme共通ID」に登録されている会員情報の一部です。
@cosme共通IDは、アットコスメの各種サービスを利用するための会員IDです。
アットコスメは、化粧品の口コミやランキングを確認できる美容情報サイトとして知られていますが、公式通販の「@cosme SHOPPING」など、複数の関連サービスも展開しています。
そのため、アットコスメというサイト名を普段あまり意識していなくても、過去に会員登録していた可能性があります。
ただし、アットコスメのサービスを利用したことがある人全員の情報が漏えいしたと公表されたわけではありません。
今回の対象人数は約300万人であり、運営会社は対象者に対して順次個別に連絡すると説明しています。
アットコスメで買い物をした人も対象なのか?
今回の漏えい対象は、特定の商品を購入した人の注文情報ではなく、@cosme共通IDに登録されている会員情報の一部と説明されています。
したがって、@cosme SHOPPINGで買い物をした経験がある場合でも、今回の情報だけで必ず漏えい対象になったとは判断できません。
一方、通販を利用したことがなくても、@cosme共通IDに登録している場合は、対象となる可能性があります。
また、11月2日の公式発表では、購入した商品の名前、注文履歴、購入金額などが今回の漏えい項目として明記されているわけではありません。
購入履歴が漏えいしたと断定することも、共通IDに登録されている会員情報以外への影響がすべて否定されたと判断することも、現段階では避ける必要があります。
今後、影響範囲の調査によって新しい情報が公表された場合は、改めて確認が必要です。
すでに退会した人も対象?退会後に保管されている情報への影響
今回の公式発表では、現在すでにアットコスメを退会している人についても説明されています。
アイスタイルによると、不正アクセスが発生した時点で会員だった人は、その後に退会していても今回の対象となります。
退会後も一定期間保管されている情報については、同社のプライバシーポリシーに基づいて取り扱っており、対象者への連絡に使用するとしています。
つまり、10月28日の不正アクセス後に退会した場合でも、退会したことによって今回の情報漏えいの対象から外れるわけではありません。
一方、不正アクセスが確認される前にすでに退会していた人について、今回の公式発表だけですべて対象外だと断定することはできません。
過去の会員情報がどの範囲で保管されていたのか、どの時点の登録情報が今回の漏えい対象となったのかについては、個別の状況や今後の調査結果を確認する必要があります。
何が漏えいした?氏名・住所・生年月日・肌質・髪質まで対象
今回の情報漏えいでは、メールアドレスだけでなく、氏名や住所などの連絡先情報に加え、肌質や髪質といった美容に関する情報も対象となっています。
アイスタイルが11月2日に公表した漏えい項目は、次のとおりです。
- ユーザーID
- ニックネーム
- 氏名(漢字・カナ)
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 性別
- 生年月日
- 肌質
- 髪質
特に注意したいのが、氏名・住所・電話番号・生年月日といった複数の情報が組み合わさる可能性があることです。
これらの情報は、本人を装った連絡や、個人の属性に合わせた不審な勧誘などに悪用されるおそれがあります。
さらに、肌質や髪質の情報が含まれている場合、利用者の美容に関する関心や悩みに合わせたメールなどが送られてくる可能性も考えられます。
ただし、こうした悪用方法は、今回漏えいした情報の性質から考えられるリスクです。11月2日時点で、肌質や髪質の情報を利用した詐欺や不正利用が実際に確認されたという発表ではありません。
ユーザーIDはログインに使うIDなのか?
今回漏えいした情報の一つに「ユーザーID」があります。
しかし、アイスタイルは、このユーザーIDについて、会員登録時に自動で発番されるものであり、ログイン時に利用するものではないと説明しています。
そのため、ユーザーIDが漏えいしたという情報だけで、第三者がその番号を使ってアカウントにログインできると判断することはできません。
また、今回の公式発表では、ログイン時のパスワードは漏えい対象に含まれていないことが確認されています。
ただし、ログイン情報が対象外だったとしても、氏名やメールアドレスなどの個人情報が漏えいしたこと自体への注意は必要です。
ログインパスワードやクレジットカード情報は漏れた?
アットコスメの情報漏えいで、特に心配されるのがログインパスワードやクレジットカード情報への影響です。
結論として、アイスタイルは11月2日の公式発表で、ログイン時のパスワードとクレジットカード情報については、今回の漏えい対象に含まれていないことを確認したと説明しています。
そのため、今回の不正アクセスによってアットコスメのログインパスワードやカード番号が外部へ流出したとする情報は、公式発表の内容とは異なります。
また、今回の事案によってアットコスメのアカウントが大量に乗っ取られた、クレジットカードが不正利用されたといった被害も、11月2日時点の発表では確認されていません。
パスワードは変更した方がよい?
今回の公式発表では、すべての会員に対してパスワードの一斉変更を求める案内はありません。
ログインパスワードが今回の漏えい対象に含まれていないため、パスワードが流出したことを前提に慌てて変更する必要があるとはいえません。
ただし、ほかのサービスと同じパスワードを使い回している場合や、身に覚えのないログインなどがある場合は、一般的なセキュリティ対策としてパスワードを見直すことをおすすめします。
また、不審なメールのリンク先でパスワードを入力してしまった場合は、今回の漏えいとは別に、偽サイトへ情報を渡してしまった可能性があります。
その場合は、メール内のリンクを使わず、アットコスメの正規サイトを直接開いてパスワードを変更し、必要に応じて公式窓口へ相談してください。
アットコスメで買い物をした人のカード情報は大丈夫?
今回の発表では、クレジットカード情報は漏えい対象に含まれていないとされています。
そのため、@cosme SHOPPINGで過去にカード決済を利用した人についても、今回の発表だけでカード番号が漏えいしたと判断する必要はありません。
一方、不審なメールやSMSから誘導された偽サイトでカード番号を入力してしまった場合は別です。
カード情報を入力した覚えがある場合は、速やかにカード発行会社の公式窓口へ連絡し、利用停止や再発行が必要か相談してください。
また、身に覚えのない請求がないか、カードの利用明細を確認することも重要です。
対象者への通知メールはいつ届く?11月6日までに連絡予定
アイスタイルは、今回の情報漏えいの対象となる約300万人に対して、同社が把握している連絡先を通じて順次個別に案内すると説明しています。
対象者が多数に及ぶため、すべての人への連絡が完了するまでには一定の時間がかかる見込みです。
公式発表では、2026年11月6日(金)までに通知を完了する予定とされています。
また、通知メールについては「cosme.net」ドメインから送信すると説明されています。
ただし、11月6日は現時点の完了予定日であり、実際にすべての対象者への通知が完了したと確認された日ではありません。
通知メールが届かない場合は対象外なのか?
11月2日時点では、対象者への連絡が始まったばかりです。
そのため、現時点で通知メールが届いていないからといって、自分が情報漏えいの対象外だったと判断することはできません。
まずは、普段使っているメールアドレスの受信ボックスに加えて、迷惑メールフォルダーや受信設定を確認してください。
また、過去に登録していたメールアドレスを現在は使用していない場合や、登録情報を変更した場合などは、通知を確認できない可能性も考えられます。
通知予定日を過ぎても案内が届かず、不安な点がある場合は、記事後半で紹介するアイスタイルの専用窓口へ確認してください。
なお、今回の公式発表では、メールアドレスを入力するだけで自分が対象者かどうかを確認できる専用検索ページは案内されていません。
「cosme.net」からのメールなら必ず本物?
アイスタイルは案内メールを「cosme.net」ドメインから送信するとしていますが、差出人の表示だけで本物のメールだと判断することはおすすめできません。
詐欺メールでは、企業名やメールアドレスを正規のものに似せて表示する場合があります。
今回の情報漏えいに便乗した偽の案内が届く可能性もあるため、メールの内容に不審な点がある場合は、リンクを開かず、アットコスメの公式サイトからお知らせを確認してください。
アイスタイルは、今回の案内メールでパスワードやクレジットカード情報の入力を求めることはないと明記しています。
本人確認や情報漏えいへの対応を理由にパスワードやカード番号の入力を要求するメールには、特に注意が必要です。
不審メール・SMS・電話が届いた場合は?情報漏えい後の注意点
今回漏えいした会員情報には、メールアドレスや電話番号、住所などが含まれています。
そのため、運営会社は、アットコスメを装ったメールやSMS、電話などが届く可能性があるとして、利用者に注意を呼びかけています。
例えば、今回の情報漏えいに便乗して、本人確認やアカウントの再登録、補償手続きなどを装う不審な連絡が行われる可能性が考えられます。
ただし、これらは一般的に想定されるなりすましの例です。11月2日時点で、今回の漏えい情報を悪用した具体的な詐欺被害が発生したと確認されたわけではありません。
不審な連絡が届いた場合は、次の点に注意してください。
- メールやSMSに記載された不審なURLを開かない
- 本人確認を理由にパスワードや認証コードを入力しない
- クレジットカード番号やセキュリティコードを伝えない
- アットコスメの公式サイトやアプリを自分で開いて情報を確認する
- 身に覚えのない請求やログインがあれば、関係する公式窓口へ相談する
また、不審なメールのリンクを開いた場合と、実際にパスワードやカード情報を入力した場合では、必要な対応が異なります。
リンクを開いただけであれば、まずそれ以上の操作を中止し、不審なファイルをダウンロードした場合は開かないようにしてください。
パスワードを入力した場合は正規サイトから変更し、クレジットカード情報を入力した場合はカード発行会社へ連絡するなど、入力した情報に応じて対応する必要があります。
さらに、氏名や生年月日などを相手が知っていたとしても、それだけで正規のアットコスメ担当者だと判断しないことが重要です。
2026年9月の1万997人の情報漏えいとは別?過去の事案との違い
アットコスメでは、今回の約300万人の情報漏えいより前にも、2026年9月に個人情報の漏えいの可能性が公表されていました。
この事案では、9月2日に従業員が個人情報を含むファイルを外部ファイル転送サービスで受け渡す際、公開設定に不備があったことが原因です。
ダウンロード用のURLを知っていれば誰でもアクセスできる状態が約20分間続きましたが、同日14時40分までにファイルは削除されています。
対象となったのは10,997人で、情報はメールアドレス、メールマガジンの配信設定状況、登録時に発番されるユーザーIDでした。
この9月の事案では、氏名や住所、電話番号、ログインパスワード、クレジットカード情報などは対象に含まれていないと説明されています。
一方、今回の11月2日発表では、第三者による不正アクセスによって約300万人の会員情報が漏えいし、氏名や住所、肌質、髪質なども対象となっています。
両方の違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | 9月の事案 | 今回の事案 |
|---|---|---|
| 発表日 | 2026年9月16日 | 2026年11月2日 |
| 発生・確認日 | 9月2日 | 10月28日 |
| 対象人数 | 10,997人 | 約300万人 |
| 確認された問題 | ファイル転送サービスの公開設定不備 | 第三者による不正アクセス |
| 主な対象情報 | メールアドレス、配信設定、ユーザーID | 氏名、住所、電話番号、メール、生年月日、肌質、髪質など |
| パスワード・カード情報 | 対象外 | 対象外と確認 |
| 個別通知 | 対象者へ案内済み | 11月6日までに完了予定 |
このように、9月の事案はファイルの公開設定ミスによるもので、今回は第三者による不正アクセスです。
原因として公表されている内容や対象人数、漏えい情報の種類が異なります。
そのため、9月の10,997人が今回の約300万人に追加された人数なのか、両方の対象者に重複があるのかについて、単純に計算することはできません。
また、今回の公式発表では、9月の設定ミスと10月28日に確認された不正アクセスに因果関係があったとは説明されていません。
参考:株式会社アイスタイル「@cosmeご登録の個人情報の漏えいの可能性に関するお知らせとお詫び」(2026年9月16日)
10月のCuenote FC不正アクセスとの関係は?メール配信システムの問題も公表
アットコスメでは、2026年10月23日にも、外部メール配信サービスへの不正アクセスについてお知らせを公表しています。
この問題で対象となったのは、ユミルリンク株式会社が運営するメール配信サービス「Cuenote FC」です。
アイスタイルは、一部のメール配信にCuenote FCを利用しており、同サービスで不正アクセスによる情報の持ち出しが発生したことを受け、自社の利用環境についても調査を進めていました。
公式発表によると、10月18日から20日にかけてメール配信システムが一時停止し、10月21日には自社の利用環境で不審な外部アクセスの形跡が確認されたと連絡を受けています。
そのため、アイスタイルは10月22日からCuenote FCの利用を順次停止する対応を行っています。
今回の約300万人の漏えいと同じ不正アクセスなのか?
11月2日の公式発表では、約300万人の会員情報の漏えいについて、Cuenote FCへの不正アクセスが原因だったとは説明されていません。
したがって、今回の約300万人の情報漏えいと、10月に公表されたCuenote FCの不正アクセスを同一の事件として扱うことはできません。
また、Cuenote FCの事案では、同システム内でクレジットカード情報を保持・送信していないため、カード情報が流出するおそれはないと説明されていました。
一方、今回の11月2日の発表でもクレジットカード情報は漏えい対象外と確認されていますが、両者を同じ理由によるものと説明することはできません。
現時点では、それぞれの公式発表で確認されている事実を分けて理解する必要があります。
参考:@cosme公式「メール配信システム『Cuenote FC』への不正アクセスについて」(2026年10月23日)
不正アクセスの原因は何?サービス停止や通販への影響は?
アイスタイルは11月2日の発表で、第三者による不正アクセスを受けたことと、会員情報の一部が漏えいしたことを確認しています。
一方、どのような方法で不正アクセスが行われたのか、具体的にどのシステムが侵入を受けたのかについては、詳しい情報を公表していません。
現在は外部のセキュリティ専門会社と協力し、原因と影響範囲の調査を進めている段階です。
そのため、今回の不正アクセスが、パスワードの流出、システムの脆弱性、外部委託先への攻撃など、どのような経路で発生したのかを断定することはできません。
アットコスメや公式通販は停止している?
11月2日の公式発表では、不正アクセスへの対応を進めていることが説明されていますが、@cosmeのすべてのサービスや公式通販を全面停止したという発表はありません。
一方、今回の不正アクセスが各種サービスの動作にどの程度影響しているかについて、詳しい一覧が公表されているわけでもありません。
そのため、現在もすべてのサービスが通常どおり利用できると保証されたわけではなく、逆に、今回の事件によって通販や店舗での買い物が全面的に停止したと判断することもできません。
サイトやアプリを利用できない場合は、公式のお知らせを確認するとともに、今回の不正アクセスによる制限なのか、別のメンテナンスや不具合なのかを区別する必要があります。
また、今回の発表には、アットコスメのポイントが消失した、注文済みの商品が自動的にキャンセルされたといった内容は含まれていません。
注文や配送に関する問題が発生している場合は、個別に公式通販の案内を確認してください。
二次被害は確認されている?今後の調査と補償の有無
アイスタイルは11月2日の公式発表で、同社が把握している範囲では、今回の情報漏えいに起因する個人情報の不正利用や二次被害は確認されていないと説明しています。
ただし、これは11月2日の公表時点における確認状況です。
今後も不正利用が発生しないことを保証するものではありません。
特に、今回の対象情報には氏名や住所、メールアドレス、電話番号などが含まれるため、不審な連絡には継続して注意する必要があります。
補償や見舞金の支給はある?
11月2日の公式発表では、今回の情報漏えいについて、対象者全員に対する見舞金や補償金の支給を決定したという案内は確認できませんでした。
一方、今後の調査や具体的な被害の確認によって、新たな対応が公表される可能性はあります。
そのため、現時点で補償が必ず行われると断定することも、今後一切行われないと判断することもできません。
また、情報漏えいの補償を装ったメールや電話で、銀行口座やクレジットカード情報の入力を求められた場合は注意が必要です。
公式発表にない補償手続きを案内する不審な連絡には応じず、運営会社の正規窓口へ確認してください。
アットコスメの情報漏えいに関する問い合わせ先
今回の不正アクセスと情報漏えいについて、アイスタイルは専用の問い合わせ窓口を設けています。
対象者への通知が届かない場合や、自分の登録情報への影響について不安がある場合は、公式発表に記載された窓口へ問い合わせることができます。
株式会社アイスタイル(アットコスメ)
不正アクセス対応お問い合わせ窓口
メールアドレス:security-support@cosme.net
受付時間:10:00~18:00
土曜日・日曜日・祝日を除く
公式案内:@cosme「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」
アイスタイルは、問い合わせが集中した場合には返信までに時間がかかる可能性があると説明しています。
また、通常のアットコスメ各種サービスのお問い合わせフォームから連絡した場合でも、今回の専用窓口から返信することがあると案内しています。
そのため、公式からの返信を受信できるよう、「cosme.net」ドメインのメールが迷惑メールフォルダーなどに振り分けられていないか確認してください。
なお、2026年9月の10,997人の情報漏えいでは別の問い合わせ先が案内されていましたが、今回の約300万人の不正アクセスに関する問い合わせ先は「security-support@cosme.net」です。
過去のお知らせに記載された窓口と混同しないよう注意してください。
まとめ|アットコスメ約300万人の情報漏えいは11月6日までに対象者へ通知予定
2026年11月2日、株式会社アイスタイルは、美容情報サイト「@cosme(アットコスメ)」への第三者による不正アクセスで、約300万人の会員情報が外部に漏えいしたと公表しました。
対象となったのは「@cosme共通ID」に登録されている会員情報の一部で、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、肌質、髪質などが含まれています。
一方、ログインパスワードとクレジットカード情報は、今回の漏えい対象に含まれていないことが確認されています。
また、不正アクセス時点で会員だった人は、その後に退会していても対象となります。
対象者には順次個別に連絡しており、通知完了の予定日は11月6日(金)です。
そのため、11月2日時点で通知メールが届いていない場合でも、対象外だったと断定することはできません。
今回の不正アクセスについては、外部のセキュリティ専門会社と協力して原因や影響範囲の調査が続いています。
11月2日の公式発表では、今回の情報漏えいに起因する不正利用や二次被害は確認されていませんが、今後も不審なメールやSMS、電話には注意が必要です。
また、アットコスメでは2026年9月にも10,997人の情報漏えいの可能性が公表され、10月にはCuenote FCへの不正アクセスが報告されています。これらと今回の約300万人の情報漏えいを同じ事件として扱うことはできません。
今後は、約300万人の対象範囲の確定、原因調査の結果、11月6日の個別通知完了状況、二次被害の有無、再発防止策について、アイスタイルの公式発表を確認することが重要です。
自分が対象になっているか不安な場合は、アットコスメの公式サイトで最新のお知らせを確認し、必要に応じて専用窓口へ問い合わせてください。
主な参考資料と確認日
情報確認日:2026年11月2日。株式会社アイスタイルおよびアットコスメが同日に公表した「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」を中心に、2026年9月16日の会員情報漏えいの可能性に関する発表、10月23日のメール配信システム「Cuenote FC」への不正アクセスに関する発表、セキュリティ専門メディアなどの報道を照合しました。
今回の公式発表では、@cosme共通IDに登録された約300万人の会員情報の一部が外部に漏えいしたとされています。一方、発表されたすべての情報項目が対象者全員について一律に漏えいしたとは説明されていません。
ログイン時のパスワードとクレジットカード情報は、11月2日時点で漏えい対象に含まれないことが確認されています。また、同日時点で今回の情報漏えいに起因する不正利用や二次被害は確認されていません。
不正アクセスの詳しい原因、個別の影響範囲、11月6日までの通知完了状況、補償の有無、再発防止策の詳細などについては、今後の公式発表によって内容が変わる可能性があります。
2026年9月の10,997人の事案および10月のCuenote FCへの不正アクセスについては、今回の約300万人の漏えいとの因果関係が公式に確認されていないため、別の公表事案として整理しています。
- 株式会社アイスタイル「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」(2026年11月2日)
- @cosme公式「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」(2026年11月2日)
- @cosme SHOPPING公式「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて」(2026年11月2日)
- 株式会社アイスタイル「@cosmeご登録の個人情報の漏えいの可能性に関するお知らせとお詫び」(2026年9月16日)
- @cosme公式「メール配信システム『Cuenote FC』への不正アクセスについて」(2026年10月23日)
- セキュリティ対策Lab「@cosme、約300万人の個人情報漏えいを確認」(2026年11月2日)

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