2026年10月30日、予約・チケット販売サービス「JapanTicket」を運営する株式会社Japanticketが、不正アクセスによる顧客情報の漏えいを発表しました。
外部に流出したことが確認された個人情報は最大約26.4万件で、氏名やメールアドレス、電話番号、予約・注文内容などが含まれています。正確な対象件数や流出範囲については、引き続き調査が行われています。
今回の問題はJapanTicketを直接利用した人だけでなく、同社のシステムと連携する予約サイトの利用者にも関係しています。
実際に「ちいかわベーカリー」は顧客情報の漏えいを公表し、優先入場券の新規販売を一時停止しました。また、山梨県は2024年度の富士山吉田ルート通行予約者約7万件について、今回の漏えい対象に含まれるかを調査しています。
さらに10月31日には、「ちいかわラーメン豚」の渋谷店・心斎橋店でも、過去にJapanTicketを利用した予約者への影響を調査していることが明らかになりました。
一方、JapanTicketはクレジットカード番号について、下4桁を含めて今回の漏えい対象ではないと説明しています。
この記事では、JapanTicketで発生した情報漏えいの原因と対象範囲、ちいかわベーカリーのチケットへの影響、富士山予約やJapan Food Guideなどの関連サービス、対象者への通知方法、利用者が注意すべき点を整理します。
- JapanTicketで最大26.4万件の情報漏えい|ちいかわベーカリー・富士山予約は対象?
- どの予約サービスが対象なのか?ちいかわベーカリー・富士山・飲食店予約への影響
- ちいかわベーカリーの予約者は対象?購入済みのチケットは使えるのか
- 富士山吉田ルートの予約者約7万件は対象なのか?2024年度と2025・2026年度の違い
- Japan Food Guideでも予約情報が流出|飲食店の予約は現在も利用可能
- ちいかわラーメン豚も対象なのか?渋谷店・心斎橋店の予約者3,208人を調査
- 漏えいしたのは何の情報?クレジットカード番号やパスワードは対象なのか
- 不正アクセスはいつ発生した?10月28日の検知から30日の第1報まで
- 自分が情報漏えいの対象か確認する方法|メール通知は届くのか
- 利用者が注意すべきことは?予約確認を装った偽メール・SMSに注意
- JapanTicketの問い合わせ先は?対象確認・予約への影響を相談する方法
- まとめ|JapanTicketの情報漏えいは確認済み、関連サービスごとの対象範囲は調査中
JapanTicketで最大26.4万件の情報漏えい|ちいかわベーカリー・富士山予約は対象?
今回、不正アクセスを受けたのは、JapanTicketが利用している外部の分析ツールです。
JapanTicketの予約・チケット購入システム本体への不正アクセスが確認されたわけではありませんが、外部分析ツールに含まれていた顧客情報の一部が流出しました。
まず、10月31日時点で判明している内容をまとめます。
| 項目 | 確認できた内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社Japanticket |
| 対象サービス | JapanTicketおよび連携する予約サイト |
| 不正アクセス検知 | 2026年10月28日 |
| 公式発表 | 2026年10月30日・第1報 |
| 攻撃を受けたシステム | 外部分析ツール |
| 情報漏えい | 確認済み |
| 対象件数 | 最大約26.4万件・精査中 |
| 主な漏えい情報 | 氏名、メールアドレス、電話番号、予約・注文内容など |
| クレジットカード番号 | 下4桁を含め対象外 |
| ログインパスワード | 漏えいは確認されていない |
| JapanTicketの利用 | 通常どおり利用可能 |
| 二次被害 | 公式発表時点では確認されていない |
| 調査状況 | 流出時期・対象範囲を調査中 |
重要なのは、最大約26.4万件という数字が、26万4,000人の情報漏えいを確定したものではないという点です。
JapanTicketは、現時点で特定した対象を最大約26.4万件と説明していますが、今後の調査によって数字が変わる可能性があります。
また、今回影響が公表された施設やサービスごとに、情報漏えいの確認状況は異なっています。
出典:JapanTicket公式「お客様情報の漏えいについて(ご報告・第1報)」
どの予約サービスが対象なのか?ちいかわベーカリー・富士山・飲食店予約への影響
JapanTicketは、施設の入場券や飲食店の予約、体験サービスなどに利用される予約・チケット販売サービスです。
利用者が「JapanTicket」という名前を意識せずに、別の予約サイトからチケットを購入している場合もあります。
今回の情報漏えいでは、JapanTicketと連携する予約サイトを通じて予約・購入した人も対象に含まれるため、関連サービスごとの発表を確認する必要があります。
10月31日時点で、公式発表を確認できた主なサービスと影響は次のとおりです。
| サービス・施設 | 公表された影響 | 対象人数・件数 |
|---|---|---|
| JapanTicket | 顧客情報の漏えいを確認 | 全体で最大約26.4万件 |
| ちいかわベーカリー | 顧客情報の漏えいを公表。優先入場券の新規販売を停止 | 施設単独の件数は未公表 |
| 富士山吉田ルート通行予約 | 2024年度の予約情報が対象に含まれるか調査中 | 約7万件・調査中 |
| Japan Food Guide | 予約・注文した顧客情報の一部が流出 | 正確な件数を確認中 |
| ちいかわラーメン豚 | 渋谷店・心斎橋店の予約情報が対象に含まれるか調査中 | 予約者合計3,208人・漏えい件数は未確定 |
※上記は、2026年10月31日までに公式発表を確認できたサービスです。JapanTicketのすべての連携先を網羅した一覧ではありません。
また、各サービスが公表した予約者数を合計して、JapanTicket全体の最大約26.4万件に追加することはできません。
山梨県の約7万件や、ちいかわラーメン豚の3,208人は、今回の漏えい対象に含まれるかを調査している数字です。
現時点で確認できていないサービスについても、今後の調査によって影響が明らかになる可能性があります。
ちいかわベーカリーの予約者は対象?購入済みのチケットは使えるのか
ちいかわベーカリーは2026年10月30日、優先入場券の予約に利用しているJapanTicketの外部分析ツールが不正アクセスを受け、顧客の個人情報を含むデータが流出したことを公表しました。
今回の問題を受け、ちいかわベーカリーでは優先入場券の新規販売を一時停止しています。
ただし、すでに購入したチケットについては、引き続き利用できることが公式に案内されています。
購入済みの優先入場券は有効|QRコードの再発行は不要
ちいかわベーカリーの公式発表によると、今回の不正アクセスでは、チケット購入システム本体への侵入や、チケットデータの改ざん・削除は確認されていません。
そのため、すでに購入した優先入場券のQRコードは有効で、チケットの取り直しや再発行は必要ありません。
来店予定がある人は、これまでどおり購入時に発行されたQRコードを提示することで利用できます。
一方、今回の問題に便乗して、チケットの再発行や予約の確認を求める偽メールが届く可能性もあります。
公式発表では再発行手続きは不要とされているため、「QRコードが無効になった」「再発行のためにカード情報が必要」などの連絡には注意してください。
優先入場券の新規販売は一時停止|再開日時は未発表
ちいかわベーカリーでは、公式ホームページへのアクセスに問題はない一方、優先入場券の新規販売を一時停止しています。
販売を再開する際には、ちいかわベーカリーの公式ホームページや公式Xで案内する方針です。
10月31日時点では、今回の停止に伴う新たな販売再開日時は確認できていません。
なお、公式予約ページでは、東京の10月・11月分、大阪の10月・11月・12月分の優先入場券は完売と案内されています。
また、東京では15時以降にデジタル整理券を発行する運用や、ポップアップショップでのフリー入場についても案内されています。ただし、入場方法は店舗や時間帯によって異なるため、来店前に最新情報を確認してください。
予約情報の漏えいについて該当する利用者には、JapanTicketから順次メールで連絡すると説明されています。
出典:ちいかわベーカリー公式・不正アクセスに関するお知らせ、ちいかわベーカリー公式・予約案内
富士山吉田ルートの予約者約7万件は対象なのか?2024年度と2025・2026年度の違い
山梨県も2026年10月30日、富士山吉田ルートの通行予約システムに関する情報漏えいの可能性を発表しました。
今回影響を調査しているのは、2024年度(令和6年度)の富士山吉田ルート通行予約システムです。
山梨県によると、当時の予約システム業務を受託していたJapanTicketから、外部分析ツールへの不正アクセスと顧客情報の漏えいについて報告を受けました。
そのうえで、2024年度に予約システムを利用した約7万件の情報が、今回の最大約26.4万件の漏えい対象に含まれているかを調べています。
| 利用した年度 | 今回の情報漏えいとの関係 |
|---|---|
| 2024年度(令和6年度) | 約7万件について対象に含まれるか調査中 |
| 2025年度(令和7年度) | 今回の事案では対象外 |
| 2026年度(令和8年度) | 今回の事案では対象外 |
重要なのは、2024年度に富士山吉田ルートを予約した約7万人全員の情報が漏えいしたと確定したわけではないということです。
山梨県は、約7万件の予約情報が今回の流出データに含まれるかどうかを調査している段階です。
一方、2025年度と2026年度の予約システム利用者情報については、今回の事案の対象外だと明記しています。
そのため、2025年や2026年に吉田ルートを予約したという理由だけで、今回の情報漏えいの対象になったと考える必要はありません。
富士山予約で漏えいした可能性のある情報
山梨県が公表した、漏えいの可能性がある情報は次のとおりです。
- 氏名・フリガナ
- メールアドレス
- 電話番号
- 国・地域
- 予約した利用日
- 予約人数
- 日帰り・宿泊の別
- 予約時の備考欄に記入した内容
クレジットカード番号は今回の漏えい対象ではなく、ログインパスワードの漏えいも現時点では確認されていません。
氏名や連絡先だけでなく、登山日や予約人数なども対象となる可能性があるため、2024年度に予約した人は、今後の調査結果に注意したいところです。
山梨県は、新たに漏えいの事実が判明した場合には公式ホームページで知らせる方針です。
出典:山梨県公式・令和6年度富士山吉田ルート通行予約システムに係る情報漏洩の可能性について
Japan Food Guideでも予約情報が流出|飲食店の予約は現在も利用可能
飲食店や食体験の予約サービス「Japan Food Guide」でも、今回の情報漏えいによる影響が公表されています。
同サービスを運営する株式会社CS-Cは10月30日、JapanTicketを通じて予約・注文した顧客の個人情報の一部が社外へ流出したとの報告を受けたことを明らかにしました。
Japan Food Guideが公表した対象期間は、2026年9月15日以前に同サービスを通じて予約・注文した利用者です。
漏えいした情報には、氏名、氏名カナ、メールアドレス、電話番号、予約・注文内容、備考欄に記載された内容などが含まれます。
ただし、正確な対象件数については、JapanTicketに対して対象者リストの提示を求めている段階です。
予約の受付や関連サービスは通常どおり継続
今回の不正アクセスを受けても、Japan Food Guideの予約受付や関連サービスは通常どおり利用できると案内されています。
不正アクセスを受けた経路はすでに遮断されており、ほかのシステムへの侵入やデータの改ざん・削除は確認されていません。
CS-CはJapanTicketに対して、正確な対象件数の特定や調査報告書の提出、利用者への周知と相談体制の整備などを求めています。
なお、Japan Food Guideが示す「2026年9月15日以前の予約・注文」という対象期間と、JapanTicketが調査している情報の持ち出し時期は、区別して考える必要があります。
JapanTicketは、2026年9月15日以前に情報が持ち出された可能性がある一方、9月16日以降に持ち出されたことを示す記録は確認されていないと説明しています。
この説明だけで、すべての連携サービスについて「9月15日以前の予約だけが対象」と確定したわけではありません。
出典:株式会社CS-C公式・提携先Japanticketにおける不正アクセスと情報漏えいについて
ちいかわラーメン豚も対象なのか?渋谷店・心斎橋店の予約者3,208人を調査
2026年10月31日には、パルコが運営する公式サイト「PARCO CAFE」でも、JapanTicketの不正アクセスに関するお知らせが公開されました。
今回新たに影響の可能性が明らかになったのは、「ちいかわラーメン豚」の渋谷店と心斎橋店です。
両店舗では過去に予約サービスとしてJapanTicketを利用していましたが、現在はどちらもJapanTicketでのチケット販売を行っていません。
ただし、過去の予約者情報が今回の漏えい対象に含まれるかについては、調査が続いています。
| 店舗 | JapanTicketの利用期間 |
|---|---|
| ちいかわラーメン豚 渋谷店 | 2025年9月~2026年9月中旬ごろ |
| ちいかわラーメン豚 心斎橋店 | 2025年9月~2026年9月末ごろ |
パルコによると、両店舗の予約者数は、キャンセルされた予約を含めて合計3,208人です。
ただし、この3,208人全員の個人情報が漏えいしたと確定したわけではありません。
実際に漏えい対象となった人数については、JapanTicketに確認を依頼している段階です。
また、ちいかわラーメン豚については、今回の件で店舗そのものが営業を停止したと発表されているわけではありません。
JapanTicketでのチケット販売が現在行われていないという事実と、店舗の営業状況は分けて考える必要があります。
今回の発表は、ちいかわベーカリーとは別のサービスに関するものですが、原因となった不正アクセスは同じJapanTicketの外部分析ツールへの攻撃です。
出典:PARCO CAFE公式・JapanTicketの不正アクセスに伴う情報漏えいの可能性について(2026年10月31日)
漏えいしたのは何の情報?クレジットカード番号やパスワードは対象なのか
JapanTicketの公式第1報では、外部に漏えいした情報と、漏えいした可能性のある情報について説明されています。
今回の対象には、連絡先だけでなく、予約・注文内容や備考欄の記載内容も含まれています。
| 情報の種類 | 公式発表での扱い |
|---|---|
| 氏名・フリガナ | 漏えいした情報・可能性のある情報に含まれる |
| メールアドレス | 対象に含まれる |
| 電話番号 | 対象に含まれる |
| 国・地域 | 対象に含まれる |
| 予約・注文内容 | 対象に含まれる |
| 備考欄の記載内容 | 対象に含まれる |
| クレジットカード番号 | 下4桁を含め対象外 |
| ログインパスワード | 漏えいは現時点で確認されていない |
クレジットカード番号は下4桁も対象外
JapanTicketは、今回の情報漏えいについて、クレジットカード番号は対象に含まれないと明記しています。
同社は利用確認用としてカード番号の下4桁を保有していますが、その下4桁についても今回の漏えい対象ではないと説明しています。
また、クレジットカード番号の全桁は保有していないとしています。
そのため、今回の発表だけを理由に、すべての利用者がクレジットカードを再発行しなければならないと案内されているわけではありません。
ただし、今回の事案とは別に身に覚えのない請求があった場合は、カード会社に確認する必要があります。
ログインパスワードの漏えいも確認されていない
ログインパスワードについても、JapanTicketは10月30日時点で漏えいを確認していないと説明しています。
ただし、これは現在までに確認された調査結果であり、今後の調査によって新たな情報が判明する可能性はあります。
現時点では、今回の情報漏えいを理由として、すべての利用者に一律のパスワード変更が求められているわけではありません。
一方、不審なログイン通知が届いた場合や、偽サイトにパスワードを入力してしまった場合には、今回の公式発表とは別に、速やかな変更などの対応が必要になります。
不正アクセスはいつ発生した?10月28日の検知から30日の第1報まで
JapanTicketが不正アクセスを検知したのは、2026年10月28日です。
同社は同日中に不正アクセスの経路を遮断し、10月30日に情報漏えいを公表しました。
その後、山梨県や関連サービスの運営会社からも、利用者への影響に関する発表が相次いでいます。
| 日付 | 確認された出来事 |
|---|---|
| 10月28日 | JapanTicketが外部分析ツールへの不正アクセスを検知。同日中に経路を遮断 |
| 10月30日 | JapanTicketが情報漏えいの第1報を公表 |
| 10月30日 | 山梨県が富士山吉田ルート予約者への影響を発表 |
| 10月30日 | Japan Food Guideの運営会社が顧客情報の流出を発表 |
| 10月30日 | ちいかわベーカリーが情報漏えいと優先入場券の販売停止を発表 |
| 10月31日 | ちいかわラーメン豚の渋谷店・心斎橋店について、予約者への影響を調査していることが公表される |
不正アクセスを受けたのは外部分析ツール
今回の問題は、JapanTicketが利用していた外部分析ツールへの不正アクセスによって発生しました。
JapanTicketは、不正アクセス経路の遮断後に新たな侵入は確認されていないと説明しています。
また、当該ツールを通じたほかのシステムへの不正アクセスや、データの改ざん・削除、今回の問題による二次被害についても、10月30日時点では確認されていません。
そのため、JapanTicket本体のサービスは通常どおり利用できると案内されています。
ただし、ちいかわベーカリーのように、連携する施設側の判断で一部の販売機能が停止している例もあります。JapanTicket本体が利用可能であることと、すべての連携サービスが通常営業していることは同じではありません。
情報が持ち出された時期や攻撃の詳しい原因は調査中
JapanTicketは、2026年9月15日以前に情報が持ち出された可能性があると説明しています。
一方、9月16日以降に情報が持ち出されたことを示す記録は、現時点では確認されていません。
ただし、正確な持ち出し時期や対象範囲については調査中です。
そのため、10月28日に不正アクセスを検知したからといって、情報の持ち出しもその日に始まったと断定することはできません。
また、攻撃を受けた外部分析ツールの製品名や、具体的にどのような脆弱性が利用されたのかについても、今回確認した公式第1報では明らかになっていません。
JapanTicketは個人情報保護委員会への報告と警察への連絡を行い、予約サイトの運営会社や施設とも連携して対応を進めています。
出典:JapanTicket公式・2026年10月30日の第1報
自分が情報漏えいの対象か確認する方法|メール通知は届くのか
JapanTicketの情報漏えいを知り、自分が対象になっていないか気になっている人もいるでしょう。
今回の対象には、JapanTicketを直接利用した人だけでなく、提携する予約サイトを通じて予約・購入した人も含まれます。
そのため、過去に利用した予約サイトや施設の名前を確認することが重要です。
利用した予約サービスごとに対象状況を確認する
まず、過去の予約確認メールやチケット購入履歴を確認し、JapanTicketを利用したことがあるか調べてください。
ただし、予約確認メールの送信元にJapanTicketの名前がなかったとしても、連携サービス経由でシステムを利用している可能性があります。
現時点で影響の公表が確認できたサービスについては、それぞれ次の点を確認する必要があります。
- ちいかわベーカリー:優先入場券の予約・購入履歴と公式の通知案内
- 富士山吉田ルート:2024年度に通行予約を利用したか
- Japan Food Guide:2026年9月15日以前に予約・注文したか
- ちいかわラーメン豚:渋谷店・心斎橋店で、過去にJapanTicketを利用して予約したか
ただし、これらの条件に当てはまることだけで、本人の情報漏えいが確定するわけではありません。
富士山吉田ルートやちいかわラーメン豚では、予約情報が実際の漏えい対象に含まれているかを調査している段階です。
対象者の確定や通知方法については、各サービスの公式発表を確認する必要があります。
対象者へのメールはどのように送られるのか
JapanTicketは10月30日の第1報で、対象となる利用者への案内方法について、予約サイトの運営会社や施設と連携して検討すると説明しています。
一方、ちいかわベーカリーは、該当する利用者にJapanTicketから個別に順次メールで連絡すると案内しています。
このように、通知方法に関する発表内容はサービスによって異なります。
現時点では、JapanTicketを利用したすべての人への一斉通知が完了したことや、通知が届かない人は対象外であることを確認できていません。
そのため、メールが届いていないという理由だけで、情報漏えいの対象外と断定することはできません。
不安な場合は、後述するJapanTicketの専用窓口へ確認してください。
利用者が注意すべきことは?予約確認を装った偽メール・SMSに注意
今回の情報漏えいでは、氏名や連絡先だけでなく、予約・注文内容なども対象となっています。
こうした情報が悪用された場合、実際の予約内容を知っているように見せかけた偽メールや電話が届く可能性があります。
JapanTicketも、同社や予約サイト、予約先の施設を装った不審なメール・SMS・電話に注意するよう呼びかけています。
ただし、10月30日の公式発表時点では、今回の問題に起因する二次被害は確認されていません。以下は今後の被害を防ぐための注意点です。
| 不審な連絡の例 | 注意したいこと |
|---|---|
| 予約情報の確認が必要 | メールやSMSのリンクからパスワードを入力しない |
| チケットのQRコードを再発行する | ちいかわベーカリーは再発行不要と案内 |
| 予約を維持するために追加料金が必要 | 正規の予約サイト・施設へ直接確認する |
| 情報漏えいの補償金を受け取れる | 口座情報やカード情報を安易に入力しない |
| 予約日や注文内容を知っている | 情報を知っているだけで正規の担当者とは限らない |
今回の事件では、カード情報が漏えい対象に含まれないと説明されています。
しかし、第三者が予約情報などを利用し、別の偽サイトでカード番号やパスワードを入力させようとする可能性はあります。
JapanTicketは、今回の件に関して、クレジットカード番号やパスワードの入力・提供を利用者に求めることはないと明記しています。
不審なメールやSMSが届いた場合は、記載されたリンクや添付ファイルを開かず、公式ホームページを自分で検索して確認してください。
また、心当たりのない予約変更や請求、ログイン通知などが届いていないか、必要に応じて確認することも大切です。
不審なサイトに情報を入力してしまった場合
もし予約確認やチケット再発行を装ったサイトにアクセスし、パスワードやカード情報を入力してしまった場合は、入力した情報に応じた対処が必要です。
パスワードを入力した場合は、正規のサービスから速やかに変更し、同じパスワードを使い回しているサービスについても確認してください。
クレジットカード番号を入力した場合は、カード会社に連絡し、不正利用の有無や利用停止・再発行の必要性を相談してください。
また、身に覚えのない請求や金銭的な被害が発生した場合は、関連する記録を保存し、警察や消費生活センターなどに相談することも検討してください。
これらは、今回のJapanTicketの情報漏えいとは別に、偽サイトなどで追加の情報を入力してしまった場合の対応です。
JapanTicketの問い合わせ先は?対象確認・予約への影響を相談する方法
JapanTicketは、今回の情報漏えいについて、個人利用者向けの専用問い合わせ窓口を設けています。
情報漏えいの対象となったか確認したい場合や、不審な連絡が届いた場合などは、以下の窓口で相談できます。
| 問い合わせ先 | 連絡先 |
|---|---|
| JapanTicket・個人利用者向け | privacy@japanticket.com |
| JapanTicket・取引先企業向け | info@japanticket.com |
| Japan Food Guide運営会社CS-C | 03-5730-1110(平日9:15~18:15) |
| 山梨県・富士山観光振興グループ | 055-223-1315 |
JapanTicketはメールで随時問い合わせを受け付け、順次対応するとしています。
また、ちいかわベーカリーは今回の問題について、店頭では質問に回答できないため、JapanTicketの専用窓口に連絡するよう案内しています。
対象となった可能性があるサービス名や利用時期などを整理したうえで問い合わせると、状況を説明しやすくなります。
ただし、問い合わせ時に必要な個人情報については、公式窓口の案内に従い、不要な情報を送信しないよう注意してください。
各窓口の最新情報は、JapanTicketや関連事業者の公式発表をご確認ください。
まとめ|JapanTicketの情報漏えいは確認済み、関連サービスごとの対象範囲は調査中
2026年10月30日、JapanTicketは外部分析ツールへの不正アクセスによって、顧客情報が外部に漏えいしたことを発表しました。
現時点で特定された対象は最大約26.4万件で、氏名、メールアドレス、電話番号、予約・注文内容などが含まれます。クレジットカード番号は下4桁を含めて対象外で、ログインパスワードの漏えいも確認されていません。
今回の問題では、JapanTicketを直接利用した人だけでなく、連携する予約サイトを利用した人にも影響が及んでいます。
ちいかわベーカリーでは顧客情報の漏えいが公表され、優先入場券の新規販売が一時停止しています。ただし、購入済みのチケットは引き続き有効で、QRコードの再発行も不要です。
山梨県では、2024年度の富士山吉田ルート通行予約者約7万件が今回の漏えい対象に含まれるかを調査しています。一方、2025年度と2026年度の利用者情報は今回の事案の対象外と説明しています。
また、Japan Food Guideでは一部の予約・注文情報が流出したことが確認されており、10月31日にはちいかわラーメン豚の渋谷店・心斎橋店でも、予約者への影響を調査していることが明らかになりました。
今回の情報漏えいについて、JapanTicketは10月28日に不正アクセスを検知し、同日中に侵入経路を遮断しています。
ただし、正確な情報の持ち出し時期や流出範囲、関連サービスごとの対象人数については、引き続き調査中です。
現時点では、すべての予約利用者が情報漏えいの対象になったと判断することはできません。
過去にJapanTicketや関連する予約サービスを利用した人は、各事業者の公式発表を確認し、不審なメール・SMS・電話には注意してください。
今後は、最大約26.4万件という対象件数の訂正、各サービスの対象者確定、個別通知、ちいかわベーカリーの優先入場券販売再開などが、重要な更新ポイントになります。
新たな公式発表があった場合には、今回の記事でも引き続き整理する必要があります。
主な参考資料と確認日
情報確認日:2026年10月31日。株式会社Japanticketの2026年10月30日付第1報、山梨県、ちいかわベーカリー、株式会社CS-C、PARCO CAFEの公式発表を確認しました。
JapanTicket全体の情報漏えいは確認されていますが、対象件数の最大約26.4万件は精査中の数字です。26万4,000人の異なる利用者の情報が漏えいしたと確定したものではありません。
山梨県が公表した約7万件は、2024年度の富士山吉田ルート通行予約情報が今回の漏えい対象に含まれるかを調査している数字です。2025年度・2026年度の予約システム利用者情報は今回の対象外とされています。
ちいかわラーメン豚の3,208人についても、渋谷店・心斎橋店の予約者数であり、情報漏えいが確定した人数ではありません。キャンセルされた予約も含まれています。
Japan Food Guideは、一部顧客情報の流出を公表していますが、正確な件数は確認中です。また、2026年9月15日以前の予約・注文利用者を対象として案内しています。この期間をJapanTicketのすべての連携先に当てはめることはできません。
クレジットカード番号は下4桁を含めて今回の漏えい対象外であり、ログインパスワードの漏えいも現時点では確認されていません。
ちいかわベーカリーでは、既存の優先入場券のQRコードは有効ですが、新規販売は一時停止しています。販売再開の日時については、10月31日時点で新たな公式発表を確認できていません。
不正アクセスの詳しい原因、情報が持ち出された正確な時期、すべての関連サービスにおける対象範囲、補償の有無や詳細については、今回確認した公式資料だけでは確定できません。今後の続報で変更される可能性があります。
- JapanTicket公式|外部分析ツールへの不正アクセスによるお客様情報の漏えいについて(第1報・2026年10月30日)
- ちいかわベーカリー公式|Japanticketにおける不正アクセスに関するご報告(2026年10月30日)
- ちいかわベーカリー公式|優先入場券・予約に関する案内
- 東急プラザ表参道「オモカド」|ちいかわベーカリーの不正アクセスに関するお知らせ(2026年10月30日)
- 山梨県|令和6年度富士山吉田ルート通行予約システムに係る情報漏洩の可能性について(2026年10月30日)
- 株式会社CS-C|提携先Japanticketにおける不正アクセスおよび個人情報漏えいに関するお知らせ(2026年10月30日)
- PARCO CAFE|ちいかわラーメン豚の予約者に関する不正アクセスの案内(2026年10月31日)

コメント