2026年11月5日、メジャーリーグのコロラド・ロッキーズからFA(フリーエージェント)となった菅野智之投手について、古巣・読売ジャイアンツへの復帰の可能性を伝える記事が公開され、注目を集めています。
菅野投手は2013年から2024年まで巨人でプレーし、2025年にメジャーリーグへ移籍しました。1年目はボルティモア・オリオールズで10勝、2026年はコロラド・ロッキーズで12勝を記録し、メジャー2年間で通算22勝を挙げています。
しかし、ロッキーズとの契約は1年だったため、2026年10月29日にFAとなりました。11月5日にはAERA DIGITALがメジャー契約の難航や巨人復帰の可能性を取り上げています。
「菅野智之は本当に巨人へ戻るのか?」「メジャーにはいつ移籍したのか?」「ロッキーズでの成績はどうだったのか?」「2027年もメジャーでプレーできるのか?」と気になっている人もいるでしょう。
また、菅野投手は元巨人監督の原辰徳さんの甥としても知られています。巨人では長年エースを務め、2024年には15勝3敗、防御率1.67という好成績を残してメジャーへ挑戦しました。
この記事では、菅野智之投手の簡単なプロフィールと原辰徳さんとの関係、巨人復帰が話題になっている理由、メジャー移籍までの経緯、オリオールズとロッキーズでの戦績、巨人時代の成績、2027年の所属先について、NPB・MLBの公式記録と報道をもとに整理します。
菅野智之は巨人に復帰する?メジャー2年間の成績と2027年の移籍先
2026年11月6日時点で、菅野智之投手の2027年シーズンの所属球団は決まっていません。
ロッキーズとの契約を終えてFAとなっており、メジャーリーグで新たな契約を結ぶ可能性と、日本球界へ復帰する可能性の両方が注目されています。
ただし、巨人への復帰が正式に決定したわけではなく、巨人が獲得を発表したという事実も確認できていません。
まずは、菅野投手の経歴と原辰徳さんとの関係から紹介します。
菅野智之のプロフィール|原辰徳の甥で巨人の元エース
菅野智之(すがの・ともゆき)投手は、神奈川県出身のプロ野球選手です。1989年10月11日生まれで、2026年11月6日時点では37歳になります。
東海大学付属相模高校から東海大学へ進学し、2012年のドラフト1位で読売ジャイアンツに入団しました。2013年から2024年まで12シーズンにわたって巨人でプレーし、通算136勝を挙げています。
右投げ右打ちの投手で、正確なコントロールと多彩な変化球を武器に、長年にわたり巨人の先発ローテーションを支えてきました。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 菅野智之(すがの・ともゆき) |
| 英語表記 | Tomoyuki Sugano |
| 生年月日 | 1989年10月11日 |
| 年齢 | 37歳(2026年11月6日時点) |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 身長 | 186cm(NPB登録時) |
| 投打 | 右投げ右打ち |
| ポジション | 投手 |
| 出身高校 | 東海大学付属相模高校 |
| 出身大学 | 東海大学 |
| ドラフト | 2012年・巨人1位指名 |
| NPB所属 | 読売ジャイアンツ(2013~2024年) |
| MLB所属 | オリオールズ(2025年)、ロッキーズ(2026年) |
| 主な受賞歴 | セ・リーグMVP3回、沢村賞2回 |
| 2027年の所属先 | 未定(2026年11月6日時点) |
菅野投手は巨人時代にセ・リーグMVPを3回、沢村賞を2回受賞しています。最多勝や最優秀防御率などのタイトルも獲得しており、日本を代表する先発投手の一人として活躍してきました。
メジャー移籍後も先発投手として登板を重ね、2025年と2026年には2年連続で2桁勝利を記録しています。
参考:NPB公式「菅野智之・個人年度別成績」
原辰徳との関係は?菅野智之は母方の甥
菅野智之投手は、元読売ジャイアンツ監督の原辰徳さんの甥です。
正確には、原辰徳さんが菅野投手の母方の叔父にあたります。
また、菅野投手の母方の祖父は、東海大学野球部や東海大学付属相模高校の野球部などで監督を務めた原貢さんです。
原辰徳さんは巨人の選手として活躍したあと、監督としても長年チームを率いてきました。菅野投手も巨人入団後、叔父である原辰徳さんが監督を務めるチームでプレーしています。
原辰徳さんとの親族関係は、侍ジャパン公式サイトやMLB公式サイトでも紹介されています。
参考:侍ジャパン公式「トップチーム選手紹介/菅野智之」
2011年は日本ハムの指名を受けたが入団せず、翌年に巨人へ
菅野投手のプロ入りまでの経緯にも、原辰徳さんとの関係が深く関わっています。
2011年のドラフト会議では巨人への入団を希望していましたが、巨人と日本ハムが1位指名で競合し、抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得しました。
しかし、菅野投手は日本ハムへの入団を選ばず、翌年のドラフトを待つことになります。
そして2012年のドラフト会議で巨人から1位指名を受け、2013年にプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。
この経緯もあり、菅野投手は巨人との結び付きが強い選手として知られています。
ただし、こうした過去の関係があるからといって、今回も必ず巨人へ復帰すると決まっているわけではありません。
参考:日刊スポーツ「菅野智之、日本ハムが交渉権獲得し笑顔なし/ドラフト回顧録」(2026年10月21日)
菅野智之の巨人復帰が話題になっている理由
2026年11月5日、AERA DIGITALが「菅野智之、メジャー契約“難航”で巨人復帰の可能性 カギ握る『恩師の存在』」という記事を公開しました。
この報道では、菅野投手の2027年シーズンの所属先をめぐり、メジャーリーグでの新たな契約と巨人への復帰の可能性が話題になっています。
菅野投手は2026年10月29日にロッキーズからFAとなっており、11月6日時点では2027年の所属先が決まっていません。
2026年はロッキーズで12勝を挙げた一方、防御率は5.37で、シーズン終盤は勝ち星から遠ざかりました。
メジャー2年間で22勝を挙げた実績があるものの、年齢や投球内容などが新たな契約交渉でどのように評価されるのかが注目されています。
参考:AERA DIGITAL「菅野智之、メジャー契約“難航”で巨人復帰の可能性 カギ握る『恩師の存在』」(2026年11月5日)
巨人への復帰は正式に決まったのか?
2026年11月6日時点で、菅野投手の巨人復帰は正式に決定していません。
巨人が菅野投手の獲得を発表したという情報や、本人が2027年から日本球界へ復帰すると表明したという情報も確認できていません。
11月5日のAERA DIGITALの記事は、巨人復帰の可能性を取り上げた報道であり、正式な移籍決定を伝える発表ではありません。
また、ロッキーズとの契約が終了したことは確認されていますが、他のMLB球団から新たなオファーが届いているのか、巨人側と具体的な交渉が行われているのかについては、現時点で確かな情報がありません。
そのため、「巨人復帰へ」「巨人入り決定」といった確定的な表現ではなく、今後の選択肢の一つとして考える必要があります。
巨人は2027年から松井秀喜監督の新体制に
菅野投手の巨人復帰を考えるうえで、もう一つ注目したいのが球団の新体制です。
巨人は2026年10月、2027年シーズンに向けたコーチングスタッフを発表し、松井秀喜さんが監督を務める体制となりました。
ヘッドコーチには高橋由伸さんが就任し、投手部門では杉内俊哉投手チーフコーチや内海哲也投手コーチなどが引き続きチームを支えます。
菅野投手がかつて所属していた巨人とは監督やチームの状況が変わっているため、仮に復帰を検討する場合でも、新体制の補強方針や先発投手の構成などが関係すると考えられます。
ただし、松井監督が菅野投手の獲得を希望していると確認されたわけではありません。
巨人への復帰が実現するかどうかは、球団側の判断だけでなく、本人の希望やMLB球団との交渉状況などにも左右されます。
参考:BASEBALL KING「巨人、2027年のコーチングスタッフを発表」(2026年10月30日)
菅野を復活に導いた久保康生コーチとの関係も注目
巨人復帰を考える際には、菅野投手と久保康生巡回投手コーチの関係も注目したいところです。
久保コーチは、菅野投手が2023年に4勝に終わったあと、投球フォームなどの改善を支えた人物として知られています。
菅野投手は2024年に15勝3敗、防御率1.67を記録し、復活を果たしました。この好成績は、翌年のメジャー移籍にもつながっています。
2026年5月のFull-Countの記事では、菅野投手がメジャー移籍後も久保コーチと投球フォームについて意見を交わしていることが紹介されています。
さらに、久保コーチは巨人の2027年のコーチングスタッフにも巡回投手コーチとして名を連ねています。
そのため、仮に菅野投手が巨人へ復帰した場合には、かつて復活を支えたコーチと再び同じチームで仕事をすることになります。
ただし、久保コーチが在籍していることを理由に、菅野投手の巨人復帰が決まると判断することはできません。本人や球団がどのように考えているのかについては、今後の情報が必要です。
参考:Full-Count「菅野智之が行き着いた理想フォームの終着点」(2026年5月22日)
菅野智之はいつからメジャーに移籍したのか?
菅野投手がメジャーリーグへ移籍したのは、2024年12月です。
巨人から海外FA権を行使し、ボルティモア・オリオールズと1年契約を結びました。実際にメジャーリーグの公式戦に出場したのは2025年シーズンからになります。
MLB公式記録によると、メジャーデビューは2025年3月30日(現地時間)のトロント・ブルージェイズ戦でした。
菅野投手がメジャーへ移籍するまでの主な経緯は、次のとおりです。
| 年月 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2011年10月 | 日本ハムがドラフト1位交渉権を獲得するも入団せず |
| 2012年10月 | 巨人からドラフト1位指名を受ける |
| 2013年 | 巨人でプロ野球デビュー |
| 2013~2024年 | 巨人で12シーズンプレー |
| 2020年オフ | ポスティングシステムでメジャー移籍を目指すも契約に至らず |
| 2024年 | 巨人で15勝3敗、防御率1.67を記録 |
| 2024年12月 | 海外FA権を行使し、オリオールズと1年契約 |
| 2025年3月30日 | メジャーリーグ公式戦デビュー(現地時間) |
| 2025年 | オリオールズで10勝10敗 |
| 2025年11月 | オリオールズからFAとなる |
| 2026年2月 | ロッキーズと1年契約 |
| 2026年 | ロッキーズで12勝12敗 |
| 2026年10月29日 | ロッキーズとの契約終了に伴いFAとなる |
2020年にもメジャー移籍を目指したが巨人に残留
菅野投手がメジャーリーグへの移籍を目指したのは、2024年が初めてではありません。
2020年のシーズン終了後にも、ポスティングシステムを利用してMLB球団との契約を目指しました。
しかし、交渉期間内に契約合意には至らず、2021年も巨人でプレーすることになります。
その後も巨人の先発投手として活躍しましたが、2023年は14試合の登板で4勝8敗、防御率3.36に終わりました。
ところが翌2024年には15勝3敗、防御率1.67と復活し、再びメジャーリーグへの挑戦を実現しています。
なお、2020年の挑戦はポスティングシステムでしたが、2024年の移籍は海外FA権を行使したものであり、移籍方法が異なります。
2024年12月にオリオールズと契約、35歳でメジャー挑戦
2024年12月16日(現地時間)、オリオールズは菅野投手との契約を発表しました。
契約期間は1年で、基本年俸は1300万ドルと報じられています。
菅野投手は35歳でメジャーリーグへ移籍し、2025年の開幕からオリオールズの先発ローテーションに入りました。
MLB公式記録では、2025年3月30日のブルージェイズ戦がメジャーデビューとなっています。
巨人では通算136勝を記録したベテラン投手でしたが、アメリカではメジャー1年目の新人として新たな挑戦を始めました。
参考:日刊スポーツ「菅野智之がオリオールズ入りで合意」(2024年12月17日)
菅野智之のメジャー2年間の戦績は?オリオールズとロッキーズを比較
菅野投手は2025年にオリオールズ、2026年にロッキーズでプレーしました。
MLB公式記録によると、2年間で59試合に登板し、22勝22敗、防御率5.00を記録しています。登板した59試合はすべて先発で、投球回は合計311回1/3に達しました。
年度別成績を比較すると、次のようになります。
| 項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 所属球団 | オリオールズ | ロッキーズ |
| 登板数 | 30試合 | 29試合 |
| 先発数 | 30試合 | 29試合 |
| 勝利 | 10勝 | 12勝 |
| 敗戦 | 10敗 | 12敗 |
| 防御率 | 4.64 | 5.37 |
| 投球回 | 157回 | 154回1/3 |
| 奪三振 | 106 | 96 |
| 被本塁打 | 33本 | 33本 |
| 与四球 | 36 | 36 |
| WHIP | 1.33 | 1.32 |
※WHIPは、投球回あたりに許した安打と四球の数を示す指標です。一般的には数値が低いほど走者を出しにくいことを表します。
菅野投手はメジャー2年間でいずれも2桁勝利を記録しましたが、防御率は2025年の4.64から2026年には5.37へ悪化しています。
一方、2年続けて150回以上を投げている点は、先発投手としての実績を評価するうえで重要な数字です。
出典:MLB公式「菅野智之・年度別投手成績」
2025年はオリオールズで10勝10敗、防御率4.64
メジャー1年目の2025年、菅野投手はオリオールズで30試合に先発し、10勝10敗、防御率4.64を記録しました。
投球回は157回、奪三振は106で、1年を通じて先発ローテーションの一角を担いました。
35歳でメジャーに挑戦し、初年度から2桁勝利を挙げたことは大きな実績といえます。
一方、被本塁打は33本に達し、アメリカン・リーグで最多となりました。
MLB公式サイトでは、菅野投手の持ち味として多彩な球種と制球力が紹介されています。四球を比較的少なく抑える一方で、本塁打を許す場面が多かったことが特徴です。
2025年のシーズン終了後は1年契約を終えてFAとなり、新たな所属先を探すことになりました。
2026年はロッキーズで12勝12敗、防御率5.37
2026年2月、菅野投手はコロラド・ロッキーズと1年契約を結びました。
ロッキーズでの2026年シーズンは29試合に先発し、12勝12敗、防御率5.37という成績でした。
勝利数は前年の10勝を上回り、メジャー2年目も2桁勝利を記録しています。
ただし、防御率は5点台となり、奪三振は96、被本塁打は33本でした。
シーズン終盤には勝ち星を挙げられない試合が続き、最後の7登板は0勝6敗、防御率7.57という成績でした。
一方で、154回1/3を投げ、2年連続で150回以上の投球回を記録しています。
12勝という勝利数は前年を上回ったものの、防御率やシーズン終盤の投球内容には課題が残ったという見方ができます。
こうした数字が2027年の契約交渉でどのように評価されるのかが、今後の注目点です。
ロッキーズで防御率が悪化した理由は?本拠地の特徴も関係する
2026年の菅野投手は、2025年より勝利数を増やした一方、防御率は悪化しました。
その背景を考える際に知っておきたいのが、ロッキーズの本拠地「クアーズ・フィールド」の特徴です。
コロラド州デンバーにあるクアーズ・フィールドは、標高約1600メートルの高地に位置しています。空気が薄く、打球が飛びやすいことから、一般的に打者有利の球場として知られています。
ただし、菅野投手の2026年の防御率5.37が、すべて本拠地の環境によって生じたと判断することはできません。
実際には、対戦相手や球種の使い方、投球内容、シーズンを通じたコンディションなど、複数の要素が関係します。
また、菅野投手は2025年のオリオールズ時代にも33本の本塁打を許しているため、被本塁打の多さをロッキーズへの移籍だけで説明することもできません。
一方、2026年も先発29試合、154回1/3を投げた実績があるため、防御率だけでメジャーでは通用しなかったと結論づけるのも適切ではありません。
今後の契約を考えるうえでは、勝利数だけでなく、防御率、投球回、被本塁打、年齢などを総合的に見る必要があります。
メジャー2年間の通算成績は22勝22敗
菅野投手のMLBでの2年間の通算成績をまとめると、次のようになります。
| 項目 | MLB通算成績(2025~2026年) |
|---|---|
| 登板数 | 59試合 |
| 先発数 | 59試合 |
| 勝利 | 22勝 |
| 敗戦 | 22敗 |
| 防御率 | 5.00 |
| 投球回 | 311回1/3 |
| 奪三振 | 202 |
| 被本塁打 | 66本 |
| WHIP | 1.32 |
菅野投手は2025年からの2年間で59試合に先発し、合計22勝を挙げています。
防御率5.00や被本塁打66本という数字には課題がありますが、2年間で311回1/3を投げたことも重要な実績です。
2027年の契約交渉では、先発投手としての経験やイニング数が評価される可能性がある一方、年齢や失点に関する数字がどのように判断されるかも注目されます。
菅野智之の巨人時代の成績は?12年間で136勝を記録
菅野投手は2013年から2024年まで、読売ジャイアンツで12シーズンにわたってプレーしました。
NPB公式記録による通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2.43です。
通算1857回を投げ、1585奪三振を記録しています。
巨人では長年エースとして活躍し、セ・リーグMVPを3回、沢村賞を2回受賞しました。
| 項目 | 巨人時代の通算成績 |
|---|---|
| 在籍期間 | 2013~2024年 |
| 登板数 | 276試合 |
| 勝利 | 136勝 |
| 敗戦 | 74敗 |
| 防御率 | 2.43 |
| 投球回 | 1857回 |
| 奪三振 | 1585 |
| 完投 | 42 |
| 完封勝利 | 22 |
| セ・リーグMVP | 3回 |
| 沢村賞 | 2回 |
特に2017年は17勝5敗、防御率1.59、2018年は15勝8敗、防御率2.14を記録し、2年連続で沢村賞を受賞しました。
また、2020年には14勝2敗、防御率1.97という成績を残しています。
こうした長年の実績があるため、巨人ファンにとって菅野投手は、原辰徳さんの甥というだけでなく、チームを代表するエースとして知られる存在です。
2024年は15勝3敗、防御率1.67でMVPを獲得
菅野投手がメジャー移籍を実現するきっかけとなったのが、2024年の好成績です。
この年は24試合に登板し、15勝3敗、防御率1.67を記録しました。
前年の2023年は4勝8敗でしたが、2024年には勝利数を大幅に増やし、巨人のリーグ優勝に貢献しています。
最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、セ・リーグMVPにも選ばれました。MVP受賞は2020年以来4年ぶり、通算3度目でした。
この復活劇を支えた人物の一人が、巨人の久保康生巡回投手コーチです。
菅野投手は2024年の好成績を経て、35歳でメジャーリーグへ挑戦しました。
参考:NPB公式「2024年度MVP・新人王 受賞選手発表」
巨人最後の2024年とメジャー2年間の成績を比較
菅野投手が巨人でプレーした最後の2024年と、メジャー移籍後の2025年、2026年の成績を比較してみます。
| 年度 | 所属球団 | 勝敗 | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 巨人(NPB) | 15勝3敗 | 1.67 |
| 2025年 | オリオールズ(MLB) | 10勝10敗 | 4.64 |
| 2026年 | ロッキーズ(MLB) | 12勝12敗 | 5.37 |
日本とアメリカでは、対戦する打者や本拠地、試合環境などが異なるため、防御率をそのまま比較して実力が低下したと判断することはできません。
ただし、メジャー移籍後は防御率が4点台から5点台になっている一方、2年連続で2桁勝利を記録していることが分かります。
2027年の所属先を考える場合には、巨人時代の実績だけでなく、メジャー2年間の投球内容も重要な判断材料になるでしょう。
菅野智之はなぜロッキーズからFAになったのか?
菅野投手が2026年10月29日にFAとなったのは、ロッキーズとの契約期間が1年だったためです。
MLB公式サイトの選手履歴でも、2026年10月29日にFAとなったことが確認できます。
今回FAになったことは、シーズン途中で球団から戦力外通告を受けたという意味ではありません。
菅野投手は2026年2月にロッキーズと1年契約を結んでおり、シーズン終了後に新たな契約先を探す立場となっています。
ただし、ロッキーズが菅野投手との再契約を検討しているのか、ほかのMLB球団が獲得に動いているのかについては、現時点で確認できる情報が限られています。
2025年と2026年の年俸はいくらだったのか?
菅野投手が2024年12月にオリオールズと結んだ契約は1年1300万ドルでした。
その後、2026年2月にロッキーズと結んだ契約は、基本年俸510万ドルの1年契約と報じられています。
2年間の契約を比較すると、次のようになります。
| 項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 所属球団 | オリオールズ | ロッキーズ |
| 契約期間 | 1年 | 1年 |
| 基本年俸 | 1300万ドル | 510万ドル |
| 出来高 | 一部条件あり | 出来高あり |
| 契約終了後 | FA | FA |
基本年俸は、2025年の1300万ドルから2026年には510万ドルへと790万ドル減少しています。
ただし、年俸の違いだけで菅野投手への評価が一律に下がったと判断することはできません。契約時期や球団側の補強方針、出来高などの条件も関係します。
また、2027年にどの程度の年俸が提示されるのかについては、まだ明らかになっていません。
参考:日刊スポーツ「ロッキーズ菅野智之の契約詳細」(2026年2月11日)
メジャー契約は本当に難航しているのか?
11月5日のAERA DIGITALの記事では、菅野投手のメジャー契約が難航する可能性と巨人復帰が取り上げられています。
ただし、2026年11月6日時点では、菅野投手がFAとなってから約1週間しか経過していません。
そのため、11月上旬に新たな契約が決まっていないことだけで、メジャー残留が難しくなったと断定することはできません。
実際、2025年のシーズン終了後も菅野投手はFAとなりましたが、ロッキーズとの契約が決まったのは2026年2月でした。
一方、2027年には38歳になることや、2026年の防御率5.37、被本塁打33本といった数字が、契約交渉に影響する可能性はあります。
また、メジャー2年間で59試合に先発し、311回1/3を投げた実績は、先発投手の補強を検討する球団にとって評価材料になることも考えられます。
今後、MLB球団から具体的な獲得情報が出るのか、巨人を含むNPB球団が動くのかによって、状況は変わっていくでしょう。
菅野智之が巨人に復帰する可能性はあるのか?
菅野投手が2027年に巨人へ復帰する可能性は、現時点で否定できません。
2013年から2024年まで巨人一筋でプレーし、通算136勝を挙げた実績があるため、古巣への復帰は考えられる選択肢の一つです。
また、2027年からは松井秀喜監督の新体制となり、かつて菅野投手の復活を支えた久保康生コーチも在籍します。
ただし、巨人との関係が深いことや、過去に実績があることだけで復帰が決まるわけではありません。
本人がメジャーでの挑戦を続けたいと考えている場合や、MLB球団から契約の提案があった場合には、アメリカでプレーを続ける選択も考えられます。
巨人が獲得する可能性は?先発投手の補強方針が重要
巨人への復帰が実現するかどうかは、球団側の補強方針にも左右されます。
菅野投手は巨人で長年エースを務め、メジャーでも2年続けて2桁勝利を記録しました。
経験豊富な先発投手を必要とする場合、こうした実績が評価材料になる可能性はあります。
一方、2027年の巨人は松井秀喜監督の新体制となります。若手投手の育成や現在の先発投手陣の構成、ほかの補強候補との兼ね合いなども重要になるでしょう。
ただし、現時点で巨人が菅野投手の獲得に向けて正式に交渉を始めたという情報は確認できません。
そのため、菅野投手が復帰すれば必ず先発ローテーションに入る、巨人が獲得を最優先しているといった判断はできません。
菅野本人は日本球界復帰について何を語っているのか?
菅野投手は2026年1月、オリオールズからFAとなっていた時期に、テレビ朝日系「報道ステーション」のインタビューで日本球界への復帰を考えていないことを明らかにしていました。
当時はメジャーでの挑戦を続ける意思を示し、MLB球団からのオファーを待っている状況を説明しています。
その後、2026年2月にロッキーズと契約し、メジャー2年目のシーズンを迎えました。
また、2026年6月の日刊スポーツのインタビューでは、現役を続けることへの思いについて語り、体が続く限りプレーを続けたいという考えを示しています。
ただし、これらは2026年1月と6月の発言です。
2026年11月のFAとなった現在も、日本球界復帰について同じ考えなのかは確認できていません。
現時点では、本人が2027年の所属先について、巨人復帰やメジャー残留のどちらかを正式に選択したという情報はありません。
参考:日刊スポーツ「菅野智之、日本球界復帰は否定」(2026年1月24日)
参考:日刊スポーツ「菅野智之が語る現在、過去、未来」(2026年6月8日)
菅野智之は2027年にどの球団でプレーするのか?
菅野投手は2026年10月29日にFAとなり、2027年の所属球団を探す立場になっています。
現時点で考えられる主な選択肢は、メジャーリーグで新たな契約を結ぶことと、日本球界へ復帰することです。
ただし、どちらの道を選ぶのかについて、本人や関係球団から正式な発表はありません。
メジャー残留の可能性は?先発投手としての実績が評価材料に
メジャーリーグでの残留を目指す場合、菅野投手には2年間で59試合に先発し、22勝を挙げた実績があります。
特に、2025年と2026年にそれぞれ150回以上を投げていることは、先発投手としての経験を示す数字です。
一方、2026年は防御率5.37、被本塁打33本という成績だったため、失点を抑える能力がどのように評価されるのかは気になるところです。
また、菅野投手は2027年シーズンの開幕時点で37歳、同年10月には38歳になります。年齢も契約期間や条件を考えるうえで重要な要素になるでしょう。
ただし、これらの数字から具体的な契約球団や年俸を予測することはできません。
どのMLB球団が先発投手の補強を必要としているのか、実際に菅野投手へオファーがあるのかについては、今後の動きを確認する必要があります。
日本球界に復帰する場合は巨人が有力候補なのか?
日本球界へ復帰する場合、長年所属した巨人は自然に名前が挙がる球団です。
菅野投手は2013年から2024年まで巨人でプレーし、通算136勝を記録しました。さらに、原辰徳さんとの親族関係や、久保康生コーチとのつながりもあります。
ただし、巨人が最有力候補であると公式に発表されたわけではなく、他のNPB球団を含めた具体的な獲得状況も明らかになっていません。
また、2026年1月には菅野投手自身が日本球界への復帰を考えていないと発言していたため、今後の本人の意向も重要です。
巨人復帰は考えられる選択肢ですが、現時点ではメジャー残留と日本球界復帰のどちらが実現するのか判断できません。
まとめ|菅野智之の巨人復帰は未決定、メジャー2年間で22勝を記録
2026年11月5日、AERA DIGITALが菅野智之投手の巨人復帰の可能性を取り上げたことで、2027年の所属先に注目が集まっています。
菅野投手は2013年から2024年まで巨人でプレーし、通算136勝を記録しました。元巨人監督の原辰徳さんは母方の叔父にあたり、菅野投手は原辰徳さんが監督を務める巨人でも長年プレーしています。
2024年には15勝3敗、防御率1.67を記録し、海外FA権を行使してメジャーリーグへ移籍しました。
2025年はオリオールズで10勝10敗、防御率4.64。2026年はロッキーズで12勝12敗、防御率5.37という成績で、メジャー2年間の通算成績は22勝22敗、防御率5.00です。
一方、ロッキーズとの契約は1年だったため、2026年10月29日にFAとなっています。
菅野投手はメジャーで2年続けて2桁勝利を記録しましたが、2026年は防御率5点台、被本塁打33本という成績でした。
37歳という年齢も含め、こうした数字が2027年の契約交渉にどう影響するのかが注目されます。
また、巨人は2027年から松井秀喜監督の新体制となり、かつて菅野投手の復活を支えた久保康生コーチも引き続き在籍します。
ただし、2026年11月6日時点で菅野投手の巨人復帰は正式に決まっておらず、MLB球団との新たな契約も発表されていません。
2026年1月には日本球界復帰を否定していた菅野投手が、今回のFAを受けてどのような決断をするのかも重要です。
今後は、MLB球団からの具体的なオファーや、巨人を含むNPB球団の獲得に関する公式発表、菅野投手本人の発言などを確認していく必要があります。
主な参考資料と確認日
情報確認日:2026年11月6日。NPB・MLBの公式記録、侍ジャパン公式サイト、2026年11月5日のAERA DIGITALの報道見出し、巨人の2027年新体制に関する報道、菅野智之投手の過去のインタビューなどを確認しました。
菅野投手は1989年10月11日生まれで、原辰徳さんは母方の叔父にあたります。巨人には2013年から2024年まで在籍し、NPB通算136勝74敗、防御率2.43を記録しています。2024年オフには海外FA権を行使し、オリオールズと契約しました。
MLB公式記録によると、2025年はオリオールズで10勝10敗、防御率4.64、2026年はロッキーズで12勝12敗、防御率5.37を記録しています。メジャー2年間の通算成績は22勝22敗、防御率5.00です。
2026年10月29日にロッキーズからFAとなったことは、MLB公式の選手履歴で確認できます。ただし、2027年の所属先は未定であり、巨人復帰やメジャー残留が正式に決定したという発表は確認できていません。
AERA DIGITALの2026年11月5日付報道については、記事タイトルと公開日時を確認しましたが、配信先の本文全体は取得できていません。そのため、同記事が紹介した関係者の証言や交渉状況について、本文の未確認部分を事実として補っていません。
巨人の2027年新体制では松井秀喜さんが監督を務め、久保康生さんが巡回投手コーチとして在籍することが発表されています。ただし、球団が菅野投手の獲得を決めたことや、正式に交渉を始めたことを意味するものではありません。
2026年1月に菅野投手が日本球界復帰を考えていないと説明したことは確認できますが、2026年11月時点でも同じ意向なのかは明らかになっていません。今後の契約交渉や本人・球団の公式発表によって状況が変わる可能性があります。
- NPB公式「菅野智之(読売ジャイアンツ)個人年度別成績」
- MLB公式「菅野智之・プロフィール、年度別成績、移籍履歴」
- 侍ジャパン公式「トップチーム選手紹介/菅野智之」(2015年10月22日)
- NPB公式「2024年度MVP・新人王 受賞選手発表」(2024年11月26日)
- NPB公式「2024年度フリーエージェント宣言選手」
- MLB公式「菅野智之、ロッキーズと1年契約で合意」(2026年2月10日)
- AERA DIGITAL「菅野智之、メジャー契約“難航”で巨人復帰の可能性 カギ握る『恩師の存在』」(2026年11月5日)
- BASEBALL KING「巨人、2027年のコーチングスタッフを発表」(2026年10月30日)
- Full-Count「菅野智之が行き着いた理想フォームの終着点」(2026年5月22日)
- 日刊スポーツ「菅野智之、日本球界復帰は否定」(2026年1月24日)
- 日刊スポーツ「菅野智之が語る現在、過去、未来」(2026年6月8日)
- 日刊スポーツ「ロッキーズ菅野智之の契約詳細」(2026年2月11日)


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