マテウス・クーニャは何を言った?日本戦後のコメント・5本指ジェスチャー・田中碧への行動を整理
ワールドカップ2026のラウンド32で、日本代表はブラジル代表と対戦し、1-2で敗れました。
日本は前半に佐野海舟選手のゴールで先制しましたが、後半にカゼミーロ選手の同点弾を許し、さらに後半アディショナルタイムにガブリエウ・マルティネッリ選手に決勝点を奪われました。
試合後、ブラジル代表FWマテウス・クーニャ選手の行動が大きな話題になっています。
特に注目されたのは、5本の指を示すジェスチャーと、試合後のコメントです。一部では日本への挑発的な行為として受け取られていますが、一方で、落ち込む田中碧選手を慰めるような場面も報じられています。
そのため、クーニャ選手については、単純に「日本を侮辱した選手」と決めつけるのではなく、何を言ったのか、誰に向けたものだったのか、田中碧選手への行動とはどう違うのかを分けて見る必要がありそうです。
マテウス・クーニャが日本戦後に話題になった理由
マテウス・クーニャ選手が日本戦後に話題になった理由は、主に3つあります。
1つ目は、試合後に5本の指を示すジェスチャーをしたことです。
これは、ブラジル代表がワールドカップで5回優勝していることを示すものとして報じられています。
2つ目は、その際に「5回優勝している」「敬意を払え」という趣旨の言葉を発したと報じられていることです。
3つ目は、その一方で、試合後に落ち込む田中碧選手に寄り添うような行動も見せていたことです。
つまり、クーニャ選手は試合後に批判的にも好意的にも注目された状態になっています。
| 話題になった点 | 内容 | 受け止められ方 |
|---|---|---|
| 5本指ジェスチャー | ブラジルのW杯優勝5回を示すような行動 | 挑発的と受け取る声がある |
| 試合後コメント | ブラジル代表への敬意を求める趣旨の発言と報じられている | 塩貝健人選手の発言への反応とみられている |
| 塩貝健人選手への反応 | 試合前のブラジルに関する発言がブラジル側で話題に | 発言の一部が強く受け止められた可能性がある |
| 田中碧選手への行動 | 試合後に落ち込む田中選手を慰めるような場面 | 好意的な行動としても報じられている |
| SNS・海外メディアの反応 | 批判的な声と擁護する声の両方が出ている | 試合後の熱量も含めて話題化 |
日本対ブラジル戦は2-1でブラジルが勝利
まず、試合の流れを整理しておきます。
日本代表はラウンド32でブラジル代表と対戦しました。
前半29分、日本は佐野海舟選手がブラジルのミスを逃さず、右足のシュートで先制点を奪いました。
強豪ブラジル相手に日本が先に得点したことで、試合は大きく動きました。
しかし後半、ブラジルは攻撃の圧力を強め、56分にカゼミーロ選手がヘディングで同点ゴールを決めます。
その後も日本は粘りましたが、後半アディショナルタイムにガブリエウ・マルティネッリ選手が決勝点を決め、ブラジルが2-1で逆転勝利しました。
日本は惜しくもラウンド32で敗退。ブラジルはラウンド16へ進出しました。
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 前半29分 | 佐野海舟が先制ゴール。日本が1-0とリード |
| 後半56分 | カゼミーロが同点ゴール。ブラジルが1-1に追いつく |
| 後半アディショナルタイム | ガブリエウ・マルティネッリが決勝ゴール |
| 結果 | ブラジルが2-1で勝利 |
| 日本 | ラウンド32で敗退 |
| ブラジル | ラウンド16へ進出 |
ブラジル代表の強さや日本が勝てる可能性については、別記事「ブラジル代表は強い?日本代表は勝てるのか・ラウンド32の相手を初心者向けに整理【W杯2026】」で詳しく整理しています。
マテウス・クーニャの5本指ジェスチャーとは?
今回もっとも注目されたのが、試合後にクーニャ選手が見せた5本指のジェスチャーです。
複数の報道では、このジェスチャーはブラジル代表がワールドカップで5回優勝していることを示すものとされています。
ブラジルは、ワールドカップ最多優勝国として知られるサッカー大国です。
そのため、5本の指を示す行為は、「ブラジルは5回優勝している国だ」という意味を持つものとして受け止められています。
報道によると、クーニャ選手はその場で「5回優勝している」「敬意を払え」という趣旨の言葉を発したとされています。
ただし、ここで注意したいのは、これが日本代表全体や日本のサポーター全体に向けたものだったのか、それとも特定の発言に対する反応だったのかという点です。
現時点の報道では、塩貝健人選手の試合前発言への反応だったとする見方が中心です。
クーニャは誰に向けて何を言ったのか
クーニャ選手の言動については、海外メディアと日本メディアの両方で報じられています。
報道ベースで整理すると、クーニャ選手は試合後、塩貝健人選手に向けて5本指のジェスチャーをしたとされています。
その際の言葉は、英語報道では「We have five. Respect.」という趣旨で伝えられています。
日本語にすると、「ブラジルは5回優勝している。敬意を払え」というような意味合いになります。
この言葉だけを見ると、かなり強い表現に感じる人もいると思います。
ただ、クーニャ選手本人は試合後の取材で、日本代表に対しては敬意を持っているという趣旨も説明しています。
そのうえで、塩貝選手の発言については、ブラジル代表の歴史やユニフォームへの敬意に関わるものとして受け止めたようです。
つまり、クーニャ選手の行動は「日本全体を侮辱した」というよりも、塩貝選手の発言に対して反応したものとして報じられている、という整理が自然です。
マテウス・クーニャ本人は何とコメントした?
マテウス・クーニャ選手の5本指ジェスチャーについては、本人の説明も報じられています。
Qolyが紹介した『Globo』の報道によると、クーニャ選手はまず、日本代表については敬意を持っていたという趣旨を話しています。
日本代表との試合が難しいものになること、日本サッカーが世界の中で成長していることについて、ブラジル側でも話していたようです。
そのため、クーニャ選手のコメントだけを見ると、「日本代表そのものを見下していた」というよりも、塩貝健人選手の発言に反応したという文脈が強そうです。
以下コメント
マテウス・クーニャ「僕らは常に日本代表をリスペクトしてきた。
https://x.com/Qoly_Live/status/2071737836639060030?s=20
彼らとの試合がどれだけ難しい試合か、世界のサッカー界で彼らがどれだけ成長したかを誇りを持って語り合ってきた。(日本は)最高のサッカーをするチームのひとつ。
それ(塩貝の発言)について多くの人が話題にしていたし、友人からも送られてきた。
残念ながら、あの選手は我々に対してあのような発言をして、ブラジル代表をあまり理解していないことを露呈した。
僕らは常に謙虚であろうとしている。誰よりも優れていたいとは思わないが、我々よりも優れた者は決して存在しないということを、彼らに思い出させるのはいいこと。
だから、彼に分からせるのはいいことだった。彼も次はもう少し冷静になって、相手が誰なのかを理解してくれるといいね。
自分の意図は、ネットミームになることじゃなかった。彼を挑発したかったんだ。
なぜなら、このユニフォームがどれほど歴史的なものか、これを着るために自分たちがどれほど必死に闘ってきたか、それを僕らは感じているし、知っているからね。
だから、ブラジル人ではない人間にあのように発言されるとなおさら傷つく。内部からの批判なら受け入れられるけど、外部からなら、僕らは団結して、誰とでも闘う」
ただ、試合後の熱が残る場面だったこともあり、日本のファンから批判的な声が出たのも自然な流れといえます。
一方で、試合後には田中碧選手を慰めるような行動も報じられているため、クーニャ選手の行動は、5本指ジェスチャーと田中選手への対応を分けて見る必要があります。
塩貝健人の発言への反応だった?報道内容を整理
今回の件を理解するうえで重要なのが、塩貝健人選手の試合前発言です。
塩貝選手は、ブラジル代表について「昔は強かったけど、今はどうなんでしょうね」という趣旨の発言をしたと報じられています。
また、ネイマール選手についても、以前ほどの怖さはないという意味に受け取られるような発言が報じられました。
ただし、この発言についても、日本語でのニュアンスと、ブラジル側で拡散された受け止め方には差があった可能性があります。
日刊スポーツでは、塩貝選手の発言がブラジル国内で誇張され、「昔は強かった」という部分だけが独り歩きしていると伝えています。
そのため、クーニャ選手の反応も、単に日本を煽ったというより、ブラジル側で強く受け止められた塩貝選手の発言へのリアクションだったと見るのがよさそうです。
もちろん、試合後に敗れた相手へ向けて強い言葉やジェスチャーを見せたことについては、批判的な声が出るのも自然です。
一方で、ブラジル代表の選手側からすれば、5回のW杯優勝を誇る国のプライドを守る反応だったとも考えられます。
このあたりは、どちらか一方を完全に正しいと決めつけるより、発言の経緯と試合後の感情が重なった出来事として見る必要がありそうです。
塩貝健人は試合前に何と言った?ブラジルで話題になった発言を整理
クーニャ選手の5本指ジェスチャーを理解するうえで、塩貝健人選手の試合前コメントも整理しておく必要があります。
報道によると、塩貝選手はブラジル代表の印象を問われた際、昔ほどの強いイメージは薄くなったという趣旨の発言をしていました。
また、フランスやアルゼンチンには強いイメージがある一方で、ブラジルについては最近あまり聞かないという趣旨の発言も報じられています。
さらに、ネイマール選手についても、以前ほどの怖さはないという意味に受け取られるコメントをしたとされています。
「ブラジル代表の印象は?」という質問に、塩貝選手は「ネイマール」と一言だけ回答しました。
この発言がブラジル国内で広まり、一部では「ブラジルを軽視した」「ネイマールを挑発した」と受け止められたようです。
スポーツナビでは、塩貝選手の発言について、ブラジルのSNS上で原文より強いニュアンスで流通している面があることや、塩貝選手自身はブラジルの強さも認めていたことが紹介されています。
さらに塩貝選手は続けて「昔は強かったと思いますが、今はどうなんですかね。けど、強いことに変わりはないと思いますし、ラウンド32でというところはあると思いますけど、ブラジルを倒して勢いよく行きたい」と語ったこともブラジルで広がってしまったようです。
実際、塩貝選手はブラジルを倒せば日本が勢いに乗れるという趣旨も話しており、完全に相手を見下していたというより、若いストライカーとしての自信や意気込みが強く出た発言だったとも考えられます。
一方で、ワールドカップで5回優勝しているブラジル代表の選手やファンからすれば、「昔ほど強くない」「最近あまり聞かない」という言葉は、かなり刺激的に受け取られても不思議ではありません。
そのため、クーニャ選手の5本指ジェスチャーは、塩貝選手の発言に対して、ブラジル代表の歴史やプライドを示す形で反応したものと報じられています。
今回の件は、塩貝選手の発言、ブラジル側での受け止め方、そして試合後のクーニャ選手の反応が重なって話題になったものと見るのが自然です。
田中碧への行動は?試合後に慰める場面も話題に
今回の記事で特に分けて考えたいのが、田中碧選手への行動です。
5本指ジェスチャーは、塩貝健人選手の発言への反応として報じられています。
一方で、田中碧選手への行動は意味合いがまったく違います。
試合後、田中選手はブラジルの決勝点につながる場面に関わったこともあり、非常に落ち込んだ様子を見せていました。
その田中選手に対して、クーニャ選手が寄り添い、抱きしめるように慰める場面が報じられています。
この場面については、批判的というよりも、スポーツマンシップを感じる行動として好意的に受け止める声もあります。
つまり、クーニャ選手は一方で挑発的と受け取られる行為を見せた一方で、別の場面では相手選手を気遣うような行動もしていたということです。
ここを混同してしまうと、「クーニャは日本を侮辱した選手」といった単純な見方になってしまいます。
実際には、塩貝選手への反応と、田中選手への行動は別の文脈で見るべきでしょう。
塩貝の試合後のコメントは?
以下には塩貝選手の試合後の自身の発言にも言及しています。以下に引用します。
塩貝健人コメント
https://x.com/RBcleay/status/2071732235972263982?s=20
「ブラジルが弱いと言いたかったわけではありません。
ただ、ネイマールのゴールは過去のものであり、今のブラジルを評価する上では、もはや重要ではないと言いたかっただけです。
でも、ここまで大きな話になってしまった以上、今となっては自分にできることは何もないと思っています。」
マテウス・クーニャとはどんな選手?
マテウス・クーニャ選手は、ブラジル代表のFWです。
クラブではマンチェスター・ユナイテッドに所属しており、前線でプレーする攻撃的な選手として知られています。
ポジションは主にフォワードですが、センターフォワードだけでなく、セカンドトップやサイド寄りの位置でもプレーできるタイプです。
スピードや推進力があり、ボールを持って前に運ぶ力、ゴール前での積極性が特徴とされています。
また、ブラジル代表では今大会で攻撃陣の一角を担っており、日本戦でも先発メンバーに名を連ねました。
ブラジル代表の注目選手については、別記事「ブラジル代表の注目選手は誰?日本代表が警戒すべき選手と今大会成績を整理【W杯2026】」でもまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | マテウス・クーニャ |
| 国籍 | ブラジル |
| ポジション | FW、攻撃的なポジション |
| 所属クラブ | マンチェスター・ユナイテッド |
| 所属クラブでの背番号 | 10番 |
| ブラジル代表での役割 | 前線の攻撃を担う選手 |
| 今大会の成績 | グループステージで3得点と報じられている |
| 日本戦後に話題になった理由 | 5本指ジェスチャー、試合後コメント、田中碧への行動 |
クーニャの日本戦でのプレーと今大会成績
クーニャ選手は、日本戦でブラジル代表の前線の一角として先発しました。
前半は日本がコンパクトな守備で対応し、ブラジルは思うように攻撃を作れない時間帯もありました。
その中でクーニャ選手もシュートを放つ場面がありましたが、日本の守備と鈴木彩艶選手の対応もあり、得点にはつながりませんでした。
今大会全体では、クーニャ選手はグループステージで得点を重ねており、ブラジル攻撃陣の中でも存在感を示していた選手です。
そのため、日本戦後に話題になったのは、単に試合後の行動だけではありません。
今大会で好調なブラジル代表FWが、日本戦後に感情を強く出したことも、注目が集まった理由の一つといえそうです。
日本戦後のコメントはどう受け止めればいい?
クーニャ選手のコメントやジェスチャーについては、見る人によって受け止め方が分かれます。
日本側から見ると、敗戦直後に5本指を見せられたことで、挑発的に感じた人も多いと思います。
特に、日本代表があと少しでブラジルを追い詰めていた試合だっただけに、悔しさと重なって強く印象に残った面もあるでしょう。
一方で、ブラジル側から見ると、塩貝健人選手の発言が自国代表へのリスペクトを欠くものとして受け止められ、その反応としてクーニャ選手が感情を出したという見方もできます。
本人も、日本代表への敬意を否定しているわけではなく、ブラジル代表の歴史やユニフォームへの敬意を求める趣旨を説明しています。
そのため、今回の件は「クーニャが日本を一方的に侮辱した」と断定するよりも、試合前の発言、ブラジル側での受け止め方、試合後の感情が重なって起きた出来事として整理するのがよさそうです。
また、田中碧選手を慰めた行動も同時に報じられていることを考えると、クーニャ選手を単純に悪者扱いするのは少し乱暴かもしれません。
挑発的と受け取られる行為はあったものの、別の場面では相手選手への気遣いも見せていた。
この両面を分けて見ることが、今回の話題を冷静に理解するポイントだと思います。
マテウス・クーニャの話題は日本対ブラジル戦の熱量を象徴するもの
日本対ブラジル戦は、単なるラウンド32の一試合ではありませんでした。
日本は佐野海舟選手のゴールでブラジルから先制し、試合終盤まで勝利の可能性を感じさせました。
しかし、ブラジルは後半に追いつき、最後はアディショナルタイムの決勝点で勝ち切りました。
その劇的な展開があったからこそ、試合後のクーニャ選手の行動にも大きな注目が集まったのだと思います。
5本指ジェスチャーやコメントは、挑発的と受け取られても仕方ない部分があります。
一方で、田中碧選手に寄り添った場面を見ると、クーニャ選手の行動をすべて悪意として片付けるのも適切ではなさそうです。
今回の話題は、ブラジル代表のプライド、日本代表の悔しさ、試合前発言の受け止め方、そして試合後のスポーツマンシップが重なったものといえるでしょう。
日本代表とブラジル代表の過去対戦成績については、別記事「日本代表はブラジルに勝ったことある?過去対戦成績・W杯での対戦を整理【W杯2026】」で整理しています。
マテウス・クーニャ選手は、日本戦後に5本指ジェスチャーやコメントで大きな注目を集めました。
その行動は、ブラジルのワールドカップ優勝5回を示すものとして報じられており、塩貝健人選手の発言への反応だった可能性があります。
一方で、試合後に落ち込む田中碧選手を慰めるような行動も報じられており、単純に「日本を侮辱した選手」と決めつけるのではなく、発言・ジェスチャー・田中選手への行動を分けて見る必要がありそうです。
日本代表は惜しくもラウンド32で敗退しましたが、ブラジルを最後まで追い詰めた試合内容は、多くのサッカーファンに強い印象を残しました。
その熱量の中で起きたクーニャ選手の言動も、今回の日本対ブラジル戦を象徴する出来事の一つとして語られていきそうです。
参考情報・出典
- Reuters:日本対ブラジル戦の試合結果、得点者、ブラジルの次戦情報
- AP News:日本対ブラジル戦の試合結果、試合展開、得点者
- ge:マテウス・クーニャの5本指ジェスチャーと本人コメント
- サッカーダイジェスト:クーニャの発言、塩貝健人選手の発言への反応、田中碧選手への行動
- ゲキサカ:クーニャのジェスチャー、SNS投稿、田中碧選手に寄り添う場面
- Goal:日本戦後のクーニャの行動と田中碧選手を慰める場面
- The Sun:海外メディアでの受け止め方、批判的・好意的な反応
- Manchester United公式サイト:マテウス・クーニャの所属クラブ、ポジション、プロフィール
- 日刊スポーツ:塩貝健人選手の発言がブラジル国内で拡散された経緯
- FIFA公式サイト、JFA公式サイト:試合データや代表情報の確認用

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