デヴィ夫人は何をした?2件の暴行事件から罰金20万円の有罪判決まで時系列で整理

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2026年10月6日、デヴィ夫人ことデヴィ・スカルノ被告の暴行事件をめぐる裁判で、東京地裁が罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。

これは、9月8日に検察側が求めていた罰金20万円の求刑通りの判決です。

ただ、今回のニュースだけを見ると、

「デヴィ夫人は何をしたのか?」
「罰金20万円はどの事件に対する判決なのか?」
「本人が否定していた暴行について裁判所はどう判断したのか?」

など、分かりにくい点もあります。

実際には、2025年に別々の女性との間で起きた2件の暴行事件について裁判が行われていました。

デヴィ夫人は一部の行為について否定していましたが、東京地裁は被害者側の供述などを踏まえ、起訴された暴行を認定しました。

この記事では、最初の事件から書類送検、在宅起訴、初公判、罰金20万円の求刑、2026年10月6日の有罪判決までを時系列で分かりやすく整理します。

デヴィ夫人は何をした?2件の暴行事件を時系列で整理

デヴィ夫人の事件は2件

今回の裁判で問われている事件は1件ではありません。

2025年2月と10月に起きた、相手も場所も異なる2件の暴行事件です。(千葉日報)

時期場所相手起訴された内容
2025年2月13日東京都渋谷区の飲食店当時の女性従業員おしぼりやシャンパングラスなどを投げつけたとされる
2025年10月28日東京都渋谷区の動物病院当時の女性マネージャー胸や腹を殴り、すねを蹴るなどしたとされる

つまり、同じ女性との一連のトラブルではありません。

この2件が後に暴行罪として在宅起訴され、今回の有罪判決につながりました。


2025年2月13日|送別会で女性従業員とトラブル

最初の事件は2025年2月13日に起きました。

東京都渋谷区の飲食店で、デヴィ夫人の事務所を退職する女性従業員の送別会が開かれていました。

その席で女性と口論になり、デヴィ夫人がおしぼりやシャンパングラスなどを投げつけたとして、後に暴行罪で起訴されています。(日刊スポーツ)

当時の書類送検を伝えた報道によると、女性にけがはありませんでした。(スポーツニッポン)

なぜデヴィ夫人は怒ったのか?

その後の裁判では、口論になった理由も明らかになっています。

デヴィ夫人は当時、動物愛護や犬肉食への反対を訴える活動を行っていました。

送別会で女性から犬肉について「反対ではない」という趣旨の発言をされたことで腹を立てたと説明しています。(エキサイト)

デヴィ夫人は、おしぼりや箸などを投げたことについては認めています。

デヴィ夫人コメント抜粋
「瞬間湯沸かし機のようにカッとなってしまい、おしぼりを投げてしまった」

暴行罪に問われたデヴィ夫人が起訴内容おおむね認める ハイヒール、真珠のイヤリングで出廷 – 事件・事故 – 芸能 : 日刊スポーツ

一方、シャンパングラスについては、初公判でも記憶があいまいだとして明確には認めていません。(日刊スポーツ)

そのため、

「何も投げていない」
「起訴された行為をすべて認めている」

のどちらでもない点には注意が必要です。


2025年4月16日|1件目を暴行容疑で書類送検

警視庁は2025年4月16日、飲食店での出来事についてデヴィ夫人を暴行容疑で書類送検しました。

この時点では、捜査関係者への取材としてデヴィ夫人が容疑を否認していると報じられていました。(スポーツニッポン)

なお、書類送検は「逮捕」と同じ意味ではありません。

身柄を拘束せず、警察が事件の書類や証拠などを検察へ送る手続きです。

デヴィ夫人は今回の2件で逮捕されたわけではありません。


2025年10月28日|動物病院で2件目のトラブル

その約半年後、別の事件が起きます。

2025年10月28日深夜、東京都渋谷区の動物病院で、デヴィ夫人の愛犬が亡くなりました。

その際、当時マネージャーだった30代の女性の胸や腹を殴り、すねを蹴るなどしたとして、後に暴行罪で起訴されています。(オリコンニュース(ORICON NEWS))

1件目の女性従業員とは別の人物です。


デヴィ夫人側は「殴る蹴るはしていない」と反論

動物病院での事件については、デヴィ夫人側が当初から強く反論していました。

愛犬が動物病院で亡くなった当時、デヴィ夫人はその場にはいなかったようです。

後ほど動物病院に到着したら、愛犬が亡くなっている状況だったようです。

事務所側の説明では、愛犬が亡くなった状況を見て動揺したデヴィ夫人が獣医師に説明を求めようとしたところ、女性マネージャーから止められ、その腕を振り払ったとしています。(アメーバブログ(アメブロ))

ただ報道されているのを見ると、その仲裁に入った女性マネージャーの胸当たりを殴ったり、女性マネージャーの足を蹴ったりして怪我を負わせたと報道されています。

一方、デヴィ夫人は

「殴る」
「蹴る」

といった暴行は行っていないと否定していました。(アメーバブログ(アメブロ))

この点については、後の初公判でも起訴内容を全面的に認めたわけではありません。


2026年1月23日|傷害容疑で2度目の書類送検

警視庁は2026年1月23日、動物病院での事件についてデヴィ夫人を傷害容疑で書類送検しました。

当時は、元マネージャーの女性に殴る蹴るなどして軽傷を負わせた疑いと報じられています。(オリコンニュース(ORICON NEWS))

これがデヴィ夫人にとって2件目の書類送検となりました。


「傷害容疑」なのに「暴行罪」で起訴されたのはなぜなのか?

ここは少し分かりにくい部分です。

2026年1月の書類送検時には「傷害容疑」と報じられていました。

しかし、その後東京地検が実際に起訴した際には、2件とも「暴行罪」とされています。(千葉日報)

つまり、

警察から検察へ送られた段階
傷害容疑
↓
検察が起訴した段階
暴行罪

となっています。

なぜ傷害罪ではなく暴行罪で起訴したのかについて、東京地検から具体的な判断理由は明らかにされていません。


2026年3月30日|2件とも暴行罪で在宅起訴

東京地検は2026年3月30日、デヴィ夫人を2件の暴行罪で在宅起訴しました。(千葉日報)

対象となったのは、

2025年2月の飲食店での事件
2025年10月の動物病院での事件

です。

「在宅起訴」とは、身柄を拘束されない状態で起訴され、裁判を受けることです。

そのため、デヴィ夫人が逮捕・勾留された状態で裁判を受けているわけではありません。


2026年6月23日|初公判で起訴内容をおおむね認める

2026年6月23日、東京地裁で初公判が開かれました。

ここでデヴィ夫人側の姿勢に大きな変化が見られます。

弁護人は、

「記憶はあいまいだが積極的に否認する趣旨ではない」

と述べ、起訴内容をおおむね認めました。(テレ朝NEWS)

デヴィ夫人自身も、自分には「瞬間湯沸かし器」のようなところがあると述べ、自制心を持たなければならないとして反省を示しています。(テレ朝NEWS)


「最初は否認していたのに裁判では認めた」とはどういうことなのか?

ここも今回の事件で分かりにくいポイントです。

確かに、最初の書類送検時や動物病院事件の直後には、デヴィ夫人側は暴行について否定する説明をしていました。

一方、初公判では弁護側が起訴内容をおおむね認めています。

ただし、すべての行為を全面的に認めたわけではありません。

1件目については、おしぼりなどを投げたことを認めながら、シャンパングラスについては記憶があいまいだと説明。

2件目についても、女性を押したり手を振り払ったりした可能性には触れていますが、起訴内容にある殴る・蹴るという具体的な行為については一部否定しています。(日刊スポーツ)

そのため、

「当初は否認していたが、裁判ですべて認めた」

と表現するのは正確ではありません。

「裁判では起訴内容をおおむね認めたものの、個々の行為については一部否定している」

という整理が分かりやすいでしょう。


裁判では「約9000万円の損失」も主張

初公判では、事件によってデヴィ夫人の芸能活動に大きな影響が出たことも明らかになりました。

弁護側は、テレビ番組やイベントの出演キャンセル、違約金などにより、約9000万円の経済的損失が生じたと主張しています。(日刊スポーツ)

これは、

「すでに大きな社会的制裁を受けている」

という量刑上の事情として弁護側が示したものです。

ただし、

「9000万円の損失があったため、検察の求刑が20万円になった」

と確認されているわけではありません。


2026年9月8日|検察が罰金20万円を求刑

そして2026年9月8日、東京地裁で裁判が開かれ、検察側がデヴィ夫人に罰金20万円を求刑しました。(テレ朝NEWS)

この求刑によって、2025年から続いていた2件の事件が再び大きく報じられました。

その後、2026年10月6日に東京地裁が求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しています。

新たな暴行事件が起きたわけではありません。

2025年から続いていた2件の事件について刑事裁判が進み、検察側から具体的な刑が示されたことで、再び大きく報じられているという状況です。


2026年10月6日|罰金20万円の有罪判決

2026年10月6日、東京地裁はデヴィ夫人に対し、求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。テレ朝NEWS

今回の判決では、デヴィ夫人がこれまで一部否定していた行為についても裁判所が判断を示しています。

デヴィ夫人は裁判で、

・シャンパングラスは投げていない
・動物病院で女性を殴ったり蹴ったりしていない

などと主張していました。

しかし東京地裁は、被害者側の供述について「明確で信用できる」と判断。

一方、デヴィ夫人側の供述については「曖昧で信用できない」とし、シャンパングラスを投げた行為や、動物病院で殴る・蹴るなどの暴行があったと認定しました。FNNプライムオンライン

また、石田寿一裁判官は今回の行為について「危険で粗暴な犯行」と指摘。

1件目については、犬肉食をめぐる考え方の違いから立腹した経緯を「短絡的」と評価し、2件目についても愛犬が亡くなった直後で心情が不安定だった事情はあるものの、暴行を正当化するものではないと判断しています。Nippon.com

そのうえで、被害者側が厳しい処罰感情を示していることなども踏まえ、検察側の求刑と同じ罰金20万円を言い渡しました。


デヴィ夫人が「何を認め、何を否定しているのか」「検察側の起訴内容とどこが食い違っているのか」については、以下の記事で詳しくまとめています。

→ デヴィ夫人の暴行事件の言い分は?2件の暴行事件への本人コメント・言い分のまとめ


デヴィ夫人は判決後も一部を否定

判決後、デヴィ夫人はテレビ朝日の取材に対し、おしぼりや箸を投げたことについては認める一方、シャンパングラスを投げたことについては改めて否定しています。テレ朝NEWS

つまり、裁判所はシャンパングラスを投げた行為や動物病院での暴行を認定しましたが、デヴィ夫人本人は現在も一部について納得していないという状況です。


デヴィ夫人の2件の暴行事件を時系列でまとめると

今回の流れを簡単に整理すると、次のようになります。

日付出来事
2025年2月13日飲食店の送別会で女性従業員とのトラブル
2025年4月16日1件目を暴行容疑で書類送検
2025年10月28日動物病院で当時の女性マネージャーとのトラブル
2026年1月23日2件目を傷害容疑で書類送検
2026年3月30日2件とも暴行罪で在宅起訴
2026年6月23日初公判で起訴内容をおおむね認める
2026年9月8日検察側が罰金20万円を求刑
2026年10月6日東京地裁が求刑通り罰金20万円の有罪判決

こうして見ると、今回のニュースは突然起きた出来事ではなく、2025年2月から約1年半にわたって続いてきた事件の裁判が進んだものだと分かります。


デヴィ夫人は控訴するのか?

2026年10月6日に罰金20万円の有罪判決が言い渡されましたが、現時点でデヴィ夫人側が控訴するかどうかは正式には明らかになっていません。

判決後、デヴィ夫人はテレビ朝日の取材に応じ、おしぼりや箸を投げたことについては認める一方、シャンパングラスについては改めて「投げていない」と主張しています。テレ朝NEWS

つまり、罰金20万円という有罪判決そのものについては「有罪になることは最初から分かっていた」という趣旨の説明をしていますが、裁判所が認定したすべての暴行について納得しているわけではありません。

また、判決を言い渡された後には、デヴィ夫人が弁護人に判決内容について何度も確認する様子も報じられています。日刊スポーツ

ただし、こうした様子だけをもって「控訴する」と判断することはできません。

10月6日時点では、控訴するという正式な発表は確認されていません。

今後は、

・デヴィ夫人側が控訴するのか
・控訴せず罰金20万円の判決が確定するのか
・本人や事務所から新たなコメントが出るのか

などが注目されます。


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