看護師が患者を無断撮影して炎上|JR札幌病院の謝罪・本人の説明と処分状況を整理

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2026年10月13日、北海道札幌市のJR札幌病院に勤務する看護師が、入院患者を撮影した動画をSNSに投稿していた問題が明らかになりました。病院を運営するJR北海道は同日、公式サイトで謝罪しています。

問題となった動画には、患者が食事をしたり治療を受けたりする様子などが映っていたと報じられています。患者の許可を得ずに撮影したとみられ、病院側の聞き取りに対して看護師は「面白半分で投稿してしまった」と説明したということです。

病院はすでに患者本人と家族へ謝罪し、SNS上の投稿について削除を依頼しています。一方、動画の撮影や投稿に何人の職員が関与したのか、どのような処分が下されるのかについては、引き続き調査が行われています。

また、10月上旬には千葉西総合病院でも看護師による患者の無断撮影が問題となり、2人が解雇されましたが、こちらはJR札幌病院とは別の事件です。

この記事では、JR札幌病院の看護師が何をしたのか、動画の内容やSNSでの拡散、本人の説明、病院の謝罪と処分状況を整理します。あわせて、患者の撮影やSNS投稿がなぜ問題となるのかについても説明します。

JR札幌病院の看護師が患者動画をSNS投稿|発覚から謝罪までの経緯

今回の問題が発覚したのは、JR北海道が運営するJR札幌病院です。2026年10月13日、院内で撮影された患者の動画や画像がインターネット上に掲載されていることが分かりました。

JR北海道の公式発表によると、病院は患者に関する動画がインターネット上に掲載されているとの情報を把握し、事実関係の調査を開始しています。

北海道文化放送やSTV札幌テレビの報道では、問題となった動画を撮影したのは同病院に勤務する女性看護師で、患者の許可を得ずに撮影していたとみられています。

病院側はこの問題を重大な事態と受け止め、患者本人と家族への謝罪、投稿の削除依頼、関係職員への聞き取りなどを進めています。

ただし、10月15日時点では撮影に関わった職員の人数や詳しい経緯、最終的な処分内容までは公表されていません。

JR北海道の公式発表は「JR札幌病院社員によるSNS上の投稿に関するお詫び」で確認できます。


看護師は患者のどんな動画を撮影・投稿したのか?

報道によると、問題となった動画には入院患者が食事をしている様子や、治療を受けている場面などが映っていました。

北海道文化放送は、撮影されたのは男性患者で、看護師が無許可で撮影していたとみられると報じています。また、STV札幌テレビも、入院患者が食事や治療を受ける姿が撮影されていたと伝えています。

一部の報道では、複数人がスマートフォンに映された患者の動画を見ながら笑っている様子も紹介されています。

ただし、公開・拡散された動画が全部で何本あったのか、どの場面を誰が撮影したのか、映像に登場する人物が全員病院関係者なのかといった詳細は明らかになっていません。

また、SNS上では看護師の勤務部署などを示す投稿も見られますが、JR北海道が正式に公表した情報ではありません。未確認の情報をもとに特定の職員が関与したと判断することはできません。

今回の問題で重要なのは、病院という場所で患者の姿を撮影し、本人の同意を得ないままSNSに投稿したとみられる点です。

医療機関では、患者の病状や治療内容だけでなく、入院している事実や院内での姿そのものがプライバシーに関わります。食事などの日常的な場面であっても、患者本人が望まない形で公開されれば、プライバシーや尊厳を損なうおそれがあります。

なお、この記事では患者のプライバシーを保護するため、問題となった動画や患者の姿が映った画像は掲載しません。


看護師は「面白半分で投稿してしまった」と説明

今回の報道で特に注目されたのが、動画を投稿したとされる女性看護師の説明です。

北海道文化放送やSTV札幌テレビによると、病院側が女性看護師から事情を聴いたところ、本人は「面白半分で投稿してしまった」と話したということです。

これは看護師が記者会見で直接語った言葉ではなく、病院側の聞き取り内容を報道機関が伝えたものです。発言の前後にどのような説明があったのか、詳しい動機や撮影時の状況まで明らかになっているわけではありません。

そのため、今回確認できている説明だけをもとに、看護師がなぜ患者を撮影しようとしたのか、誰に見せるつもりだったのか、どの程度の人に公開するつもりだったのかを断定することはできません。

ただし、患者の許可を得ずに撮影・公開したとみられる行為について、本人が軽い気持ちで投稿したという趣旨の説明をしたことは、今回の問題が批判される大きな要因となっています。

病院では、患者が安心して治療や看護を受けられるよう、プライバシーを尊重することが求められます。仮に悪意がなかったとしても、患者の映像を私的なSNSに投稿してよいということにはなりません。

看護師の説明については、STV札幌テレビの10月13日付報道でも確認できます。


動画はいつ拡散された?病院が把握したのは10月13日

JR札幌病院が問題を把握したのは、2026年10月13日の昼ごろです。

STV札幌テレビによると、同日昼ごろに患者に関する動画がインターネット上に掲載されているとの連絡が病院へ寄せられ、問題が発覚しました。

一方、北海道文化放送は、病院の職員がSNS上に患者の画像や動画が投稿されていることを発見したと報じています。

病院が把握するきっかけについては報道によって説明が異なる部分もありますが、10月13日昼ごろまでに病院側が問題を把握したことは共通しています。

また、問題となった動画は病院が把握するより前からSNS上で広まっていたと報じられています。ただし、元の動画が最初に撮影された日時や、最初に投稿された日時は確認できていません。

SNSについても、Xに動画が投稿・拡散されたとする報道がある一方、Instagramのストーリーズ形式とみられる映像も取り上げられています。現時点では、最初の投稿先と、その後に拡散されたSNSが同じだったのかは明らかではありません。

動画がどの範囲に公開されていたのか、誰が別のSNSに転載したのかについても、今後の調査結果を確認する必要があります。


複数の看護師が関与していたのか?

今回の動画投稿については、複数の人物が関係している可能性も報じられています。

STV札幌テレビは、今回の問題には複数人が関与しているとみられ、JR北海道が調査を続けていると伝えています。北海道文化放送も、他の職員が関わっているかを確認中と報じました。

ただし、現時点では撮影した人、動画を編集した人、SNSに投稿した人、投稿された動画を閲覧しただけの人など、それぞれの役割が具体的に明らかになっているわけではありません。

例えば、患者の動画を複数人で見ていたとしても、その場にいた人物全員が撮影や投稿に関与したとは限りません。また、同じ病院の職員だったのかどうかも確認する必要があります。

そのため、今回の問題を「看護師数人が共同で患者を撮影した事件」と断定したり、SNSに映っていた人物全員を関係者として扱ったりするのは適切ではありません。

JR北海道は事実関係が確認でき次第、改めて報告すると説明しているため、今後の公式発表で関与人数や役割が明らかになるかが注目されます。


看護師は解雇される?10月15日現在の処分状況

2026年10月15日時点で、JR札幌病院の看護師に対する具体的な懲戒処分は公表されていません。

JR北海道は10月13日の公式謝罪文で、事実関係を確認したうえで社内規程などに基づいて厳正に対処し、再発防止の取り組みを徹底する方針を示しています。

ただし、看護師を解雇するのか、停職などの処分を行うのか、すでに勤務から外しているのかといった詳細は明らかになっていません。

また、警察による捜査や逮捕、看護師免許に関する行政処分が行われたという公式発表も確認できていません。

今回の行為がどのような処分の対象となるかは、撮影や投稿に関わった具体的な事実関係、職員の関与の程度、JR北海道の社内規程などを踏まえて判断されるものと考えられます。

そのため、SNS上で「解雇された」「逮捕される」などの情報が出ていても、正式な発表がない段階で断定することはできません。

なお、JR北海道が公表した10月13日の謝罪文には、関係した看護師の氏名や年齢、顔写真なども記載されていません。人物を特定する未確認情報についても注意が必要です。


JR北海道と病院はどのように謝罪・対応したのか?

JR北海道は10月13日、公式サイトに「JR札幌病院社員によるSNS上の投稿に関するお詫び」と題した文書を掲載しました。

その中で、患者に関する動画がインターネット上に掲載されているとの情報を把握したことを認め、患者本人や家族、関係者に心配と不安をかけたとして謝罪しています。

また、今回の行為を重大な問題として受け止め、事実関係を調査していると説明しました。

具体的な対応として確認されているのは、以下の内容です。

  • 問題となった動画や投稿について事実関係を調査する。
  • 患者本人と家族への対応を最優先に進める。
  • 関係するSNS投稿について必要な対応を行う。
  • 調査結果を踏まえて、社内規程などに基づいて厳正に対処する。
  • 再発防止に向けた取り組みを徹底する。

STV札幌テレビによると、病院側は10月13日午後5時ごろ、患者本人と家族に直接謝罪しています。また、北海道文化放送は、問題の投稿が拡散しているSNSの運営会社に対して削除依頼を行ったと報じています。

ただし、削除依頼が行われたことと、問題の動画がインターネット上から完全に消えたことは別です。動画が転載されていた場合、元の投稿を削除しても別の場所に残っている可能性があります。

また、JR北海道は再発防止の方針を示しているものの、具体的な職員研修や管理体制の見直しなどについては、10月15日時点で詳細を公表していません。今後の調査結果とあわせて確認する必要があります。


患者の無断撮影やSNS投稿は法律違反になるのか?

今回の問題では、患者の映像を本人の許可なく撮影し、SNSへ投稿したとみられる行為が批判されています。

医療機関では、患者の氏名や病歴だけでなく、顔や身体の様子、治療を受けている場面などもプライバシーに関わる情報です。

個人情報保護委員会が公表している医療・介護関係事業者向けガイダンスでは、特定の個人を識別できる映像や音声なども個人情報に該当する場合があります。病歴や診療内容などについては、特に慎重な取り扱いが求められます。

また、日本看護協会の「看護職の倫理綱領」では、看護職が業務上知り得た秘密を守り、取得した個人情報を適切に取り扱うことを求めています。

その中では、画像や音声による情報も個人情報に含まれることや、SNSを利用する際には患者と看護職自身のプライバシー保護に十分注意する必要があることが説明されています。

こうした観点から、今回の問題は単に仕事中にスマートフォンを使っていたという話ではありません。患者の同意なく撮影し、医療機関で知り得た患者の情報を私的に公開したとみられることが重要な問題です。

ただし、今回の行為が具体的にどの法律に違反するのか、刑事責任が問われるのかについては、実際の撮影状況や投稿内容、本人の同意の有無などを詳しく確認する必要があります。

現時点では、患者のプライバシーや看護職としての倫理が問題となり、病院が調査と対応を進めている事案として整理するのが適切です。

詳しくは、日本看護協会「看護職の倫理綱領」と、個人情報保護委員会の医療機関向けガイダンスでも確認できます。


千葉西総合病院の看護師2人解雇とは別の事件

2026年10月には、JR札幌病院とは別に、千葉県松戸市の千葉西総合病院でも看護師による患者の無断撮影・SNS投稿が問題になりました。

千葉西総合病院の事案では、10月5日の夜勤中に女性看護師らが患者や院内の様子を撮影した動画を作成し、SNS上で共有していたことが判明しています。10月8日に問題が発覚し、病院は10日に関係者の処分を発表しました。

千葉西総合病院が公表した処分は、動画の撮影・作成・投稿に関与した看護師2人を解雇し、共有グループ内で閲覧しただけの1人を厳重注意とする内容です。

一方、今回のJR札幌病院では、10月15日時点で関与人数や処分内容が確定していません。

どちらも患者の撮影とSNS投稿をめぐる問題ですが、発生した病院、撮影された映像、関係した職員、病院側の対応は異なります。2つの事件が直接関係しているという情報も確認されていません。

また、千葉西総合病院で看護師2人が解雇されたからといって、JR札幌病院でも必ず同じ処分になるとは限りません。処分はそれぞれの事実関係や規程に基づいて判断されるためです。

千葉西総合病院での動画の内容や3人の役割、解雇までの経緯については、関連記事「看護師が患者を無断撮影して炎上|千葉西総合病院で2人解雇・1人厳重注意」で詳しく整理しています。


JR札幌病院の動画投稿問題は今後どうなる?

JR札幌病院の看護師による患者動画のSNS投稿問題では、2026年10月13日に病院側が事態を把握し、患者本人と家族に謝罪しました。

投稿に関わったとされる女性看護師は、病院側の聞き取りに対し「面白半分で投稿してしまった」と説明したと報じられています。

一方で、動画の撮影や投稿に何人の職員が関係していたのか、どのような経緯で外部へ拡散されたのか、最終的にどのような処分が行われるのかについては、まだ明らかになっていません。

JR北海道は調査結果を踏まえて厳正に対処し、再発防止策を徹底する方針です。

今後は、看護師の処分、他の職員の関与、動画の拡散経路、患者への対応、具体的な再発防止策について、追加の公式発表があるかが重要な確認点となります。

今回の問題では、看護師がどのような処分を受けるのかという点に注目が集まっていますが、それだけでなく、患者が安心して治療を受けられる環境を守るために、病院がどのような対応を行うかも重要です。

なお、問題となった動画や患者の顔が映った画像については、患者のプライバシーを守るためにも、不必要に拡散しないよう注意が必要です。


主な参考資料と確認日

情報確認日:2026年10月15日。JR北海道の10月13日付公式謝罪文と、北海道文化放送・STV札幌テレビなどの報道を確認しました。関係した職員の人数、最初の投稿先、詳しい拡散経路、看護師の処分、具体的な再発防止策については調査中、または未公表の情報があります。今後の公式発表によって内容が変更される可能性があります。

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