アンドエスティHDで約250万件の情報流出か|会員は対象?ポイント復旧・通販への影響

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2026年10月23日、アパレル大手のアンドエスティHDは、社内の業務サーバーが第三者による不正アクセスを受け、顧客情報約250万件が外部に流出した可能性があると発表しました。

対象となる可能性があるのは、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、会員IDなどです。取引先の情報約1万件や従業員情報の一部についても、流出の可能性があると説明しています。

一方、クレジットカードなどの決済情報と、利用者自身が設定したログインパスワードは今回の流出対象に含まれていません。

また、今回の不正アクセスを受けて、公式通販サイト「and ST(アンドエスティ)」や実店舗でポイントが利用できなくなるなど、一部サービスにも影響が出ています。

ただし、10月24日に状況が進展し、オンラインショップでのポイント利用は同日15時に再開されました。保有ポイントの表示やdアカウント・楽天IDとの連携も復旧しています。

一方、実店舗でのポイント利用や店舗受取・試着サービスは引き続き停止しています。メンテナンス期間中に失効したポイントについては、後日補填する方針も発表されました。

この記事では、アンドエスティHDの情報流出について、約250万件の対象者、グローバルワークやニコアンドなどのブランドとの関係、漏えいした可能性がある情報、ポイントや通販への影響、対象者への連絡、利用者が注意したい点を整理します。

アンドエスティHDで約250万件の情報流出の可能性|対象者とポイント・通販への影響

今回の不正アクセスが発生したのは、2026年10月22日です。アンドエスティHDの複数の業務サーバーに対し、外部から不正なログイン試行や侵入、データの抽出が行われました。

会社側は同日午前10時ごろに不正な操作を検知し、対象サーバーを隔離。午後5時までに不正アクセス経路を遮断しました。

翌23日には警察へ相談し、個人情報保護委員会への報告を実施しています。

10月25日時点で確認できる主な状況は、次のとおりです。

項目確認できた内容
発生日時2026年10月22日午前7時30分ごろ
不正操作の検知10月22日午前10時ごろ
侵入経路の遮断10月22日午後5時までに実施
公表日10月23日
顧客情報約250万件に流出の可能性
取引先情報約1万件に流出の可能性
従業員情報対象範囲を確認中
クレジットカード情報今回の流出対象に含まれない
ログインパスワード今回の流出対象に含まれない
オンラインショップ利用可能
通販でのポイント利用10月24日15時に再開
実店舗でのポイント利用停止継続
店舗受取・試着サービス停止継続
対象者への連絡順次開始すると発表
問い合わせ先アンドエスティ カスタマーサポート

なお、約250万件という数字は、今回流出した可能性がある顧客情報の件数です。実際に250万人の情報が外部へ流出したと確定したものではありません。

また、情報流出の調査と、オンラインショップの機能復旧は別の問題です。通販サイトが利用できる状態でも、情報漏えいに関する調査は続いています。

出典:アンドエスティHD「業務サーバーへの不正アクセスに関するお知らせ」(2026年10月23日)、and ST「不正アクセスによるお客様情報流出の可能性に関するお詫びとお知らせ」(10月24日17時45分更新)


情報流出の対象者は誰?アンドエスティの会員全員が対象なのか

アンドエスティHDは、今回流出した可能性がある顧客情報を約250万件と発表しています。

ただし、アンドエスティの全会員が今回の情報流出の対象になっているという発表ではありません。

10月23日の公式発表では、約250万件の情報に氏名や住所、会員IDなどが含まれることは説明されていますが、対象となった顧客の登録期間や購入時期、対象ブランドごとの人数などは明らかにされていません。

そのため、最近アンドエスティで買い物をした人だけが対象なのか、過去の利用者も含まれているのか、実店舗だけを利用した人がどの程度含まれているのかについて、現時点で断定することはできません。

また、約250万件という数字を、そのまま約250万人の被害者数として扱うことも適切ではありません。会社側は情報の流出可能性を公表している段階であり、個別の利用者について実際にどの情報が外部へ渡ったかを確定したものではないためです。

会社側は、対象となる顧客や取引先への連絡を順次開始するとしています。現時点で連絡を受け取っていないことだけを理由に、必ず対象外だと判断することはできません。

対象範囲が今後の調査でより具体的に示された場合には、購入時期や登録情報などを照らし合わせて確認する必要があります。


流出した可能性がある情報は?住所・生年月日・会員IDも対象

今回、流出した可能性があると公表された情報は、顧客、取引先、従業員の3つに分けられています。

特に顧客情報については、氏名や住所、電話番号だけでなく、生年月日、性別、メールアドレス、会員IDも対象項目として挙げられています。

区分件数・情報項目
顧客情報約250万件
氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、会員ID
取引先情報約1万件
会社名、発注先・返品先の住所、担当者氏名、電話番号、メールアドレス
従業員情報対象範囲を確認中。詳細な件数・項目は未公表

ここで注意したいのが、顧客情報約250万件と取引先情報約1万件は別々に公表された数字だという点です。従業員情報の対象範囲については確認が続いているため、現時点で全体の流出可能性を示す最終的な総件数が確定したとはいえません。

また、上記は流出の可能性がある情報項目の一覧であり、対象となるすべての顧客について、すべての項目が実際に流出したと確認されたわけではありません。

氏名と住所、電話番号、メールアドレスなどが第三者に取得された場合には、不審な連絡やなりすましメールに悪用される可能性があります。そのため、今後アンドエスティや決済会社などを名乗る連絡が届いた場合は、連絡元を慎重に確認する必要があります。


クレジットカード番号やパスワードは漏れた?会社の公式説明

今回の不正アクセスについて、アンドエスティHDは、クレジットカード情報などの決済情報と、顧客自身が設定したパスワードは流出対象に含まれていないと発表しています。

さらに、アンドエスティの公式通販サイトでは、クレジットカード決済に外部の決済サービスを利用しており、カード番号全桁、有効期限、セキュリティコードなどを自社サーバーに保持・保管していないと説明しています。

また、今回不正アクセスが発生したのは業務サーバーであり、通販サイト「and ST」のシステムサーバーへの不正アクセスは確認されていません。

したがって、今回の発表内容だけで、アンドエスティに登録しているクレジットカード番号やログインパスワードが第三者に流出したと判断する必要はありません。

ただし、パスワードが漏れていないからといって、不審なメールや偽サイトへの警戒が不要になるわけではありません。

アンドエスティの公式通販サイトでは、今回の事案を受けて、利用者にパスワードの再設定と使い回しの防止を推奨しています。

これは、パスワードの流出が確認されたためではなく、アカウントの安全性をさらに高めるための予防的な案内です。

特に、他のサービスと同じメールアドレス・パスワードを組み合わせて使っている場合は、使い回しを避けることが重要です。

参考:アンドエスティ公式通販「ECサイトのサーバー状況およびクレジットカード情報・パスワードについて」


グローバルワーク・ニコアンド・ローリーズファームの利用者にも関係があるのか?

アンドエスティHDは、グローバルワーク(GLOBAL WORK)、ニコアンド(niko and …)、ローリーズファーム(LOWRYS FARM)などのアパレルブランドを展開する企業グループの持株会社です。

以前の社名である「アダストリア」を知っている人もいるかもしれませんが、同社は2025年9月に持株会社体制へ移行し、「アンドエスティHD」に社名を変更しています。

公式通販サイト「and ST」では、グループブランドを含む多数のブランドの商品を取り扱っており、会員サービスやポイントを通じて利用者がつながっています。

そのため、グローバルワークやニコアンド、ローリーズファームなどで買い物をしている人にとっても、今回の情報流出は無関係とはいえません。

ただし、これらのブランドで買い物をした人の情報が、すべて今回の不正アクセスによって流出したという意味ではありません。

今回の公式発表では、ブランドごとの流出件数や、特定の店舗だけが対象になるといった詳しい区分は示されていません。

また、ブランドの実店舗を利用したことがあるというだけで、個人情報の流出対象だと判断できるわけでもありません。

今後、会社側から対象となる会員情報や利用履歴の範囲が具体的に公表された場合には、それぞれの利用状況に応じて確認する必要があります。

会社沿革:アンドエスティHD「会社概要・会社沿革」


アンドエスティのポイントはいつ復旧?通販は10月24日に利用再開

今回の問題では、個人情報の流出可能性とともに、会員ポイントが利用できなくなったことも大きな影響となっています。

10月23日のアンドエスティHDの公式発表では、実店舗とオンラインショップの両方で会員ポイントが利用できないと案内されていました。

しかし、その後の安全確認とシステム対応が進み、2026年10月24日15時にオンラインショップでのポイント利用が再開されました。

同時に、保有ポイントの表示やdアカウント・楽天IDとの連携も復旧しています。

一方、実店舗でのポイント利用は引き続き停止しており、オンラインショップで利用できるようになったポイントが、すべての店舗で同じように使える状態になったわけではありません。

サービス・機能10月24日17:45の公式更新
通販でのポイント利用再開済み(10月24日15時)
保有ポイントの表示再開済み
dアカウント・楽天ID連携再開済み
実店舗でのポイント利用停止継続
店舗受取サービス停止継続
試着サービス停止継続

なお、この情報は10月24日17時45分に更新された公式通販サイトの案内に基づいています。

ニュース記事によっては、10月23日の時点の情報をもとに「店舗・通販の両方でポイントが使えない」と説明しているものもありますが、オンラインショップについてはその後に復旧しています。

店舗でのポイント利用がいつ再開されるかについては、今回確認した公式案内では具体的な日時が示されていません。

出典:アンドエスティ公式「稼働状況のご案内」(2026年10月24日17時45分更新)


ポイントが消えたように見える場合は?失効分も後日補填予定

アンドエスティでは、システムメンテナンスの影響で保有ポイントが正しく表示されない状態が発生していました。

しかし、10月22日の公式案内では、ポイントが画面に表示されなくなっても、保有ポイント自体がなくなるわけではないと説明しています。

10月24日15時にはオンラインショップでのポイント表示も復旧し、現在利用できるポイント数を確認できるようになりました。

ただし、メンテナンス期間中に購入した商品に対する付与ポイントは、まだ表示に反映されていない場合があります。この分については後日順次反映する予定です。

さらに重要なのが、メンテナンス期間中に有効期限を迎えたポイントの扱いです。

アンドエスティは、メンテナンス期間中に失効したポイントについても、後日補填する方針を発表しています。

つまり、ポイントが使用できない間に有効期限を迎えたからといって、その分のポイントを取り戻す方法がないと決まったわけではありません。

一方、補填の実施日や具体的な方法については、今回確認した公式案内では明らかになっていません。

ポイント残高に違和感がある場合は、メンテナンス期間中の購入日や注文履歴、以前のポイント残高などを確認し、必要に応じてカスタマーサポートへ問い合わせてください。


アンドエスティの通販は安全に使える?注文・発送・配送遅延への影響

アンドエスティHDは、今回不正アクセスが発生したのは社内の業務サーバーであり、公式通販サイト「and ST」のシステムサーバーへの不正アクセスは確認されていないと説明しています。

通販サイトについては、安全確認と一部機能の復旧が進んでおり、公式案内ではオンラインショップを引き続き利用できるとしています。

ただし、通販サイトが利用可能であることと、注文から商品受け取りまでのすべての手続きが通常どおりになっていることは別です。

10月22日に始まったメンテナンスの影響で、一部商品の注文やポイント利用などに制限が発生しました。ポイント利用については24日に復旧しましたが、発送や配送については通常より時間がかかる可能性があります。

10月24日更新の公式案内では、注文済み商品の発送について順次対応を進めているものの、通常よりお届けまでに日数がかかったり、指定した配送日時に届かなかったりする可能性があると説明しています。

そのため、注文済みの商品が予定どおり届かない場合でも、すぐに個人情報の不正利用や注文の消失が起きたと断定することはできません。

購入履歴やショップからの発送連絡などを確認し、不明な点があれば公式カスタマーサポートに問い合わせることが重要です。

なお、通販サイトでクレジットカード情報やログインパスワードが今回の不正アクセスによって流出した事実はないと説明されていますが、今回の事案に便乗した偽サイトへの誘導には引き続き注意が必要です。


店舗受取・試着サービスはいつ再開?実店舗のポイントも停止継続

オンラインショップではポイント利用が再開しましたが、実店舗と連携する一部のサービスについては、10月24日の公式更新後も利用が停止されています。

具体的には、実店舗でのポイント利用、店舗受取サービス、試着サービスなどです。

そのため、オンラインで購入した商品を指定した店舗で受け取ろうとしても、店舗受取サービス自体が利用できない場合があります。

また、実店舗で商品を購入することはできても、会員ポイントを支払いに利用する機能については、引き続き停止していると案内されています。

これらのサービスについて、再開予定日が具体的に発表されたわけではありません。会社側は、停止中のサービスについても順次再開していくとしています。

実店舗へ足を運ぶ予定がある場合は、会員ポイントがまだ利用できない可能性を考慮し、最新の公式案内を確認するとよいでしょう。

なお、店舗でのポイント利用が停止していることと、店舗全体が営業を休止していることは別です。会社側はグループ店舗についても、引き続き利用できると説明しています。

参考:アンドエスティ公式通販「現在も停止中のサービス」


不正アクセスはいつ発生した?10月22日から23日までの経緯

今回の不正アクセスについては、2026年10月22日から23日にかけての経緯が公表されています。

10月22日午前7時30分ごろ
外部から複数の業務サーバーに対してログイン試行や侵入、データの抽出が行われました。

10月22日午前10時ごろ
会社側が不正な操作を検知し、対象となるサーバーを隔離しました。

10月22日午後5時まで
不正アクセス経路を遮断し、社内業務システムの停止などの措置を実施。遮断後に当該経路からアクセスできないことを確認しました。

10月23日
警察への相談と個人情報保護委員会への報告を実施。同日、顧客情報約250万件、取引先情報約1万件などについて、外部への流出の可能性を公表しました。

10月24日15時
オンラインショップでのポイント利用、保有ポイントの表示、dアカウント・楽天IDとの連携が復旧しました。

10月24日17時45分
公式通販サイトの稼働状況を更新し、実店舗でのポイント利用、店舗受取・試着サービスなどは停止が続いていると説明しました。

今回の発表で注意したいのは、10月22日午前7時30分ごろからの不正アクセスについて、ログイン試行だけでなく、侵入やデータ抽出が行われたと会社側が説明している点です。

ただし、データ抽出という不審な操作が確認されたことと、約250万件のすべてが実際に外部へ流出したと確定したことは同じではありません。

外部に持ち出された情報の正確な範囲や件数については、引き続き確認が必要です。

出典:アンドエスティHD・10月23日公式発表、and ST・10月24日公式更新


不正アクセスの原因は?侵入手段の特定と今後の調査

アンドエスティHDは10月23日の発表で、今回の不正アクセスについて緊急対策を実施し、不正アクセス手段の特定と対応を完了したと説明しています。

具体的には、影響を受けたサーバーの隔離、不正アクセス経路の遮断、社内業務システムの停止などを実施しています。

しかし、侵入に利用された具体的な脆弱性や認証情報の取得方法、攻撃者の詳細などが公表されたわけではありません。

そのため、パスワードの使い回しが原因だったのか、ソフトウェアの脆弱性が悪用されたのか、あるいは別の侵入方法だったのかについて、現時点で断定することはできません。

また、今回の不正アクセスがランサムウェア攻撃だったという正式な発表も、今回確認した会社側の資料にはありません。

情報が外部に流出した可能性があることと、ランサムウェアでファイルが暗号化されたことは別の問題です。

同社は引き続き調査を進め、新たに公表すべき事項が判明した場合には知らせるとしています。

なお、不正アクセスによる業績への影響についても現時点では精査中であり、重大な影響が見込まれる場合には速やかに知らせる方針です。


情報流出の対象者には連絡が来る?確認方法と個別通知の状況

アンドエスティHDは、今回の不正アクセスについて、対象となる顧客と取引先への連絡を順次開始すると説明しています。

ただし、10月25日時点で確認した公式発表では、対象者すべてへの連絡が完了したとまでは説明されていません。

また、会員IDやメールアドレスを入力すれば、今回の情報流出の対象者かどうかをすぐに判定できる専用ページが設置されたという案内も確認できません。

そのため、現時点では、会社側からの個別の案内と、公式サイトに掲載される続報を確認することが基本になります。

なお、個別通知を装った不審なメールやSMSには注意が必要です。

例えば、「流出した会員情報を確認してください」「クレジットカードを再登録してください」などと記載されたリンクが送られてきても、その連絡が正規のものとは限りません。

個人情報が流出した可能性についての案内が必要な場合も、メールに書かれたURLを安易に開かず、アンドエスティHDや公式通販サイトへ直接アクセスして確認すると安全です。

今後、対象期間や会員区分、個別通知の方法などが詳しく公表された場合には、その内容をもとに確認する必要があります。


なりすましメールやSMSに注意|パスワード変更は必要なのか?

アンドエスティの公式通販サイトは、今回の情報流出の可能性が公表されたことを受けて、同社や決済代行会社などを装ったフィッシング詐欺への注意を呼びかけています。

同社の説明では、メールやSMSでクレジットカード情報の再登録や再決済、パスワードの入力を求めることはないとしています。

そのため、次のような内容の連絡には注意が必要です。

・情報漏えいの確認として会員IDやパスワードを入力させる
・注文した商品の再決済を求める
・クレジットカード情報の再登録を要求する
・ポイントの復旧や補填を口実に偽サイトへ誘導する
・身に覚えのないログインや登録変更を知らせる不審なメッセージ

これらは注意すべき手口の例であり、今回の情報流出に関連してすべての手口が実際に発生したと確認されたわけではありません。

また、公式通販サイトでは、今回の不正アクセスによるログインパスワードの流出は確認されていないものの、念のためマイページからパスワードを再設定するよう推奨しています。

パスワードを変更する場合は、メールやSMSに記載されたリンクからではなく、公式サイトや正規アプリを自分で開いて操作してください。

同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、使い回しを避けることも重要です。

身に覚えのないログイン通知や登録内容の変更があった場合は、アンドエスティのカスタマーサポートに相談してください。

参考:and ST公式「なりすましフィッシング詐欺にご注意ください」


見舞金や補償はある?ポイント補填と個人情報流出への対応は別

今回の不正アクセスを受けて、アンドエスティはメンテナンス期間中に失効したポイントについて、後日補填する方針を発表しています。

また、期間中の購入に伴う付与ポイントが反映されていない場合についても、後日順次反映する予定です。

一方、顧客情報の流出の可能性に対して、すべての対象者に一律の見舞金や金銭補償を実施するといった発表は、10月25日時点で確認した公式資料にはありません。

そのため、ポイントの補填が発表されたことと、個人情報流出に対する補償金の支払いが決まったことを同じものとして扱うことはできません。

今後、情報流出の範囲や被害状況の調査が進み、追加の対応が発表される可能性はありますが、現段階で補償金の金額や申請方法が決定したと判断することはできません。

また、メンテナンス期間中のポイント補填についても、実施時期や具体的な手続きは今後の案内を確認する必要があります。

補償やポイントの受け取りを装った偽の案内にも注意し、正式な手続きが公表された場合は公式サイトから確認してください。


アンドエスティHDの情報流出に関する問い合わせ先

アンドエスティHDは、今回の不正アクセスやサービスへの影響について、公式の問い合わせフォームを案内しています。

情報流出に関する不安や会員登録情報の確認、ポイント・注文などの問題については、アンドエスティ カスタマーサポートへ相談できます。

アンドエスティ カスタマーサポート
お問い合わせフォーム:公式お問い合わせページ

公式発表では、今回の事案に関する問い合わせ先としてこのフォームが掲載されています。電話番号や専用窓口の受付時間などについては、今回確認した10月23日の発表では具体的な記載がありません。

また、通販サイトでのポイント利用や店舗受取、配送状況については、公式通販サイトに掲載される最新の稼働状況も確認してください。

・アンドエスティHD・不正アクセスの公式発表
・and ST・サービス復旧状況と利用者への注意喚起
・アンドエスティ公式問い合わせフォーム

身に覚えのないログインや登録情報の変更、不審なメールを受信した場合なども、メール内のリンクではなく正規の窓口から問い合わせることが重要です。


まとめ|約250万件の情報流出の可能性とポイント復旧・停止中のサービス

アンドエスティHDは2026年10月23日、業務サーバーへの不正アクセスによって顧客情報約250万件が外部に流出した可能性があると発表しました。

対象には氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、会員IDなどが含まれています。一方、クレジットカードなどの決済情報と利用者が設定したログインパスワードは、今回の流出対象に含まれていません。

ただし、約250万件は流出の可能性がある情報の件数であり、約250万人の情報が実際に流出したと確定したものではありません。ブランド別の対象者数や、実際に影響を受けた会員の詳しい範囲については、引き続き情報を確認する必要があります。

サービスへの影響については、10月24日15時からオンラインショップでのポイント利用が再開し、保有ポイントの表示やdアカウント・楽天IDとの連携も復旧しています。

一方、実店舗でのポイント利用、店舗受取サービス、試着サービスなどは引き続き停止しています。また、注文した商品の発送や配送に時間がかかる可能性もあります。

メンテナンス期間中に失効したポイントについては、後日補填する方針です。

今後は、情報流出の対象範囲に関する詳しい調査結果、対象者への個別連絡、停止中のサービスの再開、ポイント補填の具体的な方法などが主な確認ポイントになります。

利用者は、公式サイトで最新情報を確認するとともに、会社や決済事業者を装った不審なメール・SMSに注意してください。

なお、2026年9月末から10月に公表されたほかの企業の情報漏えい・不正アクセスについては、関連記事「2026年9月末~10月の情報漏えい・不正アクセスまとめ」でも整理しています。今回のアンドエスティHDの事案と、他社で発生した不正アクセスとの関係が確認されたわけではありません。


主な参考資料と確認日

情報確認日:2026年10月25日。アンドエスティHDが2026年10月23日に公表した不正アクセスに関するお知らせと、公式通販サイト「and ST」が10月24日17時45分に更新したサービス稼働状況・安全性に関する案内を中心に確認しました。顧客情報約250万件と取引先情報約1万件は、外部へ流出した可能性がある情報の件数であり、すべてが実際に流出したと確定した数字ではありません。オンラインショップのポイント利用は10月24日15時に再開しましたが、実店舗でのポイント利用や店舗受取・試着サービスは引き続き停止しています。サービスの復旧、顧客への通知、ポイント補填などの状況は今後変更される可能性があります。

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