- ブラジル代表は強い?日本代表は勝てるのか・ラウンド32の相手を初心者向けに整理
ブラジル代表は強い?日本代表は勝てるのか・ラウンド32の相手を初心者向けに整理
ワールドカップ2026で、日本代表のラウンド32の相手はブラジル代表に決まりました。
日本はグループFでオランダ代表と2-2、チュニジア代表に4-0、スウェーデン代表と1-1という結果を残し、1勝2分の勝ち点5でグループ2位通過となりました。
次の相手となるブラジル代表は、ワールドカップ優勝5回を誇る世界屈指の強豪国です。
そのため、「さすがにブラジル相手は厳しいのでは?」と感じる人も多いと思います。
結論から言うと、ブラジル代表は間違いなく非常に強い相手です。
ただし、決勝トーナメントは一発勝負です。日本もグループリーグでオランダに引き分け、チュニジアに4-0で勝利し、スウェーデン戦でも勝ち点を積み上げるなど、粘り強い戦いを見せています。
簡単な試合ではありませんが、守備の集中、カウンター、セットプレー、先制点の取り方次第では、日本にも勝機を作れる可能性はあるといえそうです。
日本代表のラウンド32の相手はブラジル代表に決定
日本代表はグループFを2位で通過し、ラウンド32でグループC1位のブラジル代表と対戦します。
ラウンド32は、ワールドカップ2026で新たに行われる決勝トーナメントの最初のラウンドです。
グループリーグとは違い、ここからは負けたら大会敗退となる一発勝負になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合 | 日本代表 vs ブラジル代表 |
| 大会 | FIFAワールドカップ2026 |
| ラウンド | ラウンド32・決勝トーナメント1回戦 |
| 対戦相手 | ブラジル代表 |
| 試合日 | 現地時間:2026年6月29日(月) |
| 日本時間 | 2026年6月30日(火)午前2時ごろ |
| 会場 | ヒューストン・スタジアム(NRGスタジアム) |
| 放送・配信 | ラウンド32はフジテレビ、NHK BS、DAZNで中継・配信予定とJFAが案内。 試合ごとの放送枠は最新情報の確認が必要 |
| 勝った場合 | ラウンド16進出 |
| 負けた場合 | ワールドカップ敗退 |
日本対ブラジル戦の日程やラウンド32の仕組みについては、別記事「日本代表の次戦はブラジル戦!ラウンド32の日程・相手・決勝トーナメントの仕組みを整理【W杯2026】」で詳しく整理しています。
この記事では、日程や大会形式よりも、ブラジル代表の強さ、日本が勝てる可能性、試合の見どころを中心にまとめていきます。
ブラジル代表はどれくらい強い?ワールドカップ優勝5回の強豪国
ブラジル代表は、サッカーの世界では特別な存在です。
ワールドカップで5回優勝している国で、これは歴代最多の優勝回数です。サッカーに詳しくない人でも、「ブラジル=サッカーが強い国」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
ブラジルが強いと言われる理由は、単に過去の実績だけではありません。
世界トップレベルのクラブでプレーする選手が多く、攻撃の個人技、シュートのうまさ、試合の流れを変える力があります。
特に決勝トーナメントのような一発勝負では、少ないチャンスを決め切れる選手がいるかどうかが大きな差になります。その点で、ブラジルは非常に危険な相手といえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国 | ブラジル |
| 大陸 | 南米 |
| ワールドカップ優勝回数 | 5回 |
| FIFAランキング | 世界6位 (2026年6月11日発表のFIFAランキング) |
| 今大会のグループ | グループC |
| グループリーグ成績 | 2勝1分・勝ち点7で1位通過 |
| 主な注目選手 | ヴィニシウス・ジュニオール ネイマール マテウス・クーニャ ブルーノ・ギマランイスなど |
| 監督 | カルロ・アンチェロッティ |
ただし、ブラジルという名前だけで「日本は絶対に勝てない」と決めつける必要はありません。
日本とブラジルの過去対戦成績は?日本は大きく負け越している
日本代表とブラジル代表の過去対戦成績を見ると、日本はこれまで大きく負け越しています。
JFA公式サイトによると、2025年10月のキリンチャレンジカップで日本がブラジルに3-2で勝利した時点で、通算成績は日本の1勝2分11敗となっています。
数字だけを見ると、ブラジルが日本にとってかなり難しい相手であることは間違いありません。
過去の対戦結果を並べると、ブラジルの強さがより分かりやすくなります。
| 年 | スコア | 結果 |
|---|---|---|
| 1989年 | 日本 0-1 ブラジル | 敗戦 |
| 1995年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 1995年 | 日本 1-5 ブラジル | 敗戦 |
| 1997年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 1999年 | 日本 0-2 ブラジル | 敗戦 |
| 2001年 | 日本 0-0 ブラジル | 引き分け |
| 2005年 | 日本 2-2 ブラジル | 引き分け |
| 2006年 | 日本 1-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2012年 | 日本 0-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2013年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 2014年 | 日本 0-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2017年 | 日本 1-3 ブラジル | 敗戦 |
| 2022年 | 日本 0-1 ブラジル | 敗戦 |
| 2025年 | 日本 3-2 ブラジル | 勝利 |
こうして見ると、日本はブラジル相手に長く勝てない時期が続いていたことが分かります。
一方で、2025年には0-2から3-2で逆転勝利し、ブラジル相手に初勝利を挙げました。
もちろん、2025年の試合は親善試合であり、今回のようなワールドカップ決勝トーナメントとは重みが違います。
それでも、過去に一度も勝てなかった相手から実際に勝利を挙げた経験は、日本代表にとって前向きな材料の一つといえそうです。
過去の対戦成績ではブラジルが大きく上回っていますが、日本も「まったく歯が立たない相手」ではなく、試合展開次第では勝機を作れる可能性があると見るのが自然です。
ブラジル代表のグループリーグ成績を確認
ブラジル代表はグループCを1位で通過しています。
報道によると、ブラジルはモロッコと引き分けた後、ハイチとスコットランドに勝利し、勝ち点7でグループ首位となりました。ヒューストン・クロニクルは、ブラジルがモロッコと勝ち点で並びながら得失点差で上回り、グループCを首位通過したと報じています。
スコットランド戦ではヴィニシウス・ジュニオールが得点を重ね、マテウス・クーニャもゴールを挙げたと報じられています。
グループリーグの結果だけを見ると、ブラジルは攻撃面でしっかり結果を出しながら、守備面でも安定していたと見ることができます。
一方で、初戦ではモロッコと引き分けているため、ブラジルも常に圧倒的に勝ち切るチームというわけではありません。
日本としては、ブラジルの攻撃力を警戒しながらも、試合の流れを我慢強く作ることが重要になりそうです。
ブラジル代表の強み|個の力・攻撃力・勝負強さに注意
ブラジル代表の一番の強みは、やはり個の力です。
サッカーでいう「個の力」とは、チーム全体の形だけでなく、選手1人のドリブル、パス、シュート、判断力で局面を打開できる力のことです。
ブラジルはこの個の力が非常に高く、少しスペースを与えただけでチャンスを作られる可能性があります。
ヴィニシウスの突破力
特に警戒したいのが、ヴィニシウス・ジュニオールです。
スピードのあるドリブル、裏への抜け出し、ゴール前での決定力があり、ブラジル攻撃陣の中心になっている選手です。
日本が守備で一瞬でも対応を遅らせると、サイドから一気に突破される可能性があります。
攻撃陣の決定力
ブラジルは、チャンスの数がそこまで多くなくても得点につなげられる選手がそろっています。
日本が良い時間帯を作っていても、1つのミスやこぼれ球から失点する可能性があります。
そのため、日本は「良い守備をしているから大丈夫」と油断せず、90分を通して集中を切らさないことが必要です。
アンチェロッティ監督の試合運び
ブラジル代表を率いるのはカルロ・アンチェロッティ監督です。
クラブチームで多くの実績を持つ名将であり、スター選手をまとめながら勝負どころで結果を出すタイプの監督として知られています。
ブラジルはもともと攻撃的なイメージが強いチームですが、アンチェロッティ監督のもとでは、ただ派手に攻めるだけでなく、試合の流れを見ながら現実的に勝ちに行くチームになっていると見ることもできます。
ブラジル代表の注目選手は?日本が警戒したい選手を整理
ブラジル代表には有名選手が多くいますが、初心者向けに見るなら、まずは以下の選手を押さえておくと分かりやすいです。
| 選手 | 特徴 | 日本が注意したいポイント |
|---|---|---|
| ヴィニシウス・ジュニオール | スピードとドリブル突破が武器の攻撃の中心 | サイドで1対1を作らせないこと |
| ネイマール | 経験豊富なスター選手。途中出場でも流れを変えられる存在 | ファウルを誘う動き、ゴール前の技術に注意 |
| マテウス・クーニャ | 今大会で得点に絡んでいる前線の選手 | ゴール前で自由にさせないこと |
| ブルーノ・ギマランイス | 中盤で攻守をつなぐ選手 | 中央からリズムを作らせないこと |
特にヴィニシウスは、ブラジルの攻撃を見るうえで最も分かりやすい注目選手です。
ボールを持った瞬間に一気にスピードを上げるため、日本の守備陣は1人だけで止めようとするのではなく、味方同士で距離を詰めながら対応する必要があります。
また、ネイマールについてはコンディション面も含めて最新情報の確認が必要です。ロイターは、ネイマールがスコットランド戦で代表復帰し、短い出場時間でもチャンスを作ったと報じています。
先発するのか、途中出場になるのかによっても、ブラジル戦の見方は変わってきそうです。
ブラジル代表に弱点はある?日本が狙いたいポイント
ブラジル代表は強豪国ですが、弱点がまったくないわけではありません。
ただし、「ブラジルは弱い」と見るのは不自然です。あくまで、日本が勝機を作るために狙いたいポイントとして整理するのがよさそうです。
攻撃的な分、背後にスペースができる可能性
ブラジルは攻撃力の高いチームです。
前線の選手が積極的に仕掛け、サイドバックや中盤の選手も攻撃に関わってくる場面があります。
その分、ボールを奪った直後に日本が素早く前へ運べれば、ブラジルの守備が整う前にチャンスを作れる可能性があります。
ここで重要になるのがカウンターです。
カウンターとは、相手が攻めている途中でボールを奪い、すぐに相手ゴールへ向かう攻撃のことです。
日本がブラジル相手に長い時間ボールを持ち続けるのは簡単ではないため、少ないチャンスをどう生かすかが大きなポイントになります。
先制されるとかなり苦しくなる
ブラジルに先制されると、日本は前に出る必要があります。
そうなると、ブラジルのカウンターを受けやすくなり、試合がさらに難しくなる可能性があります。
そのため、日本としては前半の入り方が非常に重要です。
0-0の時間を長く作ることができれば、ブラジル側にも焦りが出る可能性があります。
セットプレーは日本の大きなチャンス
強豪国相手の試合では、流れの中から何度も決定機を作るのは簡単ではありません。
そこで重要になるのが、コーナーキックやフリーキックなどのセットプレーです。
セットプレーは、実力差がある試合でも得点につながりやすい場面です。
日本がブラジルに勝つためには、数少ないセットプレーをどれだけ丁寧に生かせるかも大きなポイントになりそうです。
日本代表はブラジルに勝てる?一発勝負なら可能性はある
日本代表がブラジルに勝つのは、簡単ではありません。
ブラジルはワールドカップ優勝5回の強豪国で、選手の個人能力も高く、決定力もあります。
そのため、普通に考えればブラジルが有利と見るのが自然です。
ただし、決勝トーナメントは一発勝負です。
リーグ戦のように何試合もかけて実力差が出るのではなく、1試合の中で先制点、守備の集中、ミスの少なさ、セットプレー、PK戦などが勝敗を大きく左右します。
日本はグループリーグで、オランダに2-2で引き分け、チュニジアに4-0で勝利し、スウェーデンにも1-1で引き分けました。
派手な勝ち上がりではないかもしれませんが、負けずに勝ち点を積み上げてきたことは評価できます。
特に、オランダ戦で勝ち点1を取れたこと、チュニジア戦でしっかり得点を重ねたことは、ブラジル戦に向けても前向きな材料といえそうです。
日本代表のグループF最終結果については、別記事「日本代表は何位通過?グループF最終結果・勝ち点5で2位通過、次戦ブラジル戦へ【W杯2026】」で詳しくまとめています。
日本がブラジル戦で見るべきポイント
ブラジル戦は、ただ「日本が勝てるかどうか」だけを見るよりも、いくつかのポイントを意識するとより面白く見られます。
| 見るべきポイント | 注目したい内容 |
|---|---|
| 前半の入り方 | 日本が落ち着いて試合に入れるか。早い時間の失点を避けられるか |
| 先制点を取れるか | 日本が先に点を取れれば、ブラジルにプレッシャーをかけられる |
| ブラジルの個人技をどう抑えるか | ヴィニシウスらに自由な1対1を作らせないことが重要 |
| 日本のカウンターが機能するか | ボールを奪った直後に、素早く前へ運べるか |
| セットプレーでチャンスを作れるか | コーナーキックやフリーキックは日本の大きな得点機会になる |
| 試合終盤まで集中できるか | 終盤の失点を防ぎ、延長戦やPK戦も視野に入れた戦いができるか |
初心者の方は、まず「日本がどれだけ0-0の時間を長く作れるか」を見ると分かりやすいと思います。
ブラジル相手に早い時間で失点すると、かなり苦しい展開になります。
一方で、前半を0-0、もしくは日本が先制するような展開にできれば、ブラジルにも焦りが出てくる可能性があります。
また、試合終盤も重要です。
決勝トーナメントでは、90分で決着がつかない場合、延長戦やPK戦に進む可能性があります。最後まで集中を切らさず、1点差の展開に持ち込めるかどうかが大きな見どころになりそうです。
日本がブラジルに勝った場合・負けた場合はどうなる?
ラウンド32は決勝トーナメントなので、勝敗によって大会での立場が大きく変わります。
| 結果 | その後 |
|---|---|
| 日本が勝利 | ラウンド16へ進出 |
| 日本が敗戦 | ワールドカップ敗退 |
| 90分で同点 | 延長戦に進む可能性 |
| 延長戦でも同点 | PK戦で勝敗を決める可能性 |
グループリーグでは引き分けでも勝ち点1を得られましたが、決勝トーナメントでは引き分けで終わることはありません。
90分で勝負がつかなければ延長戦、それでも決まらなければPK戦になる流れです。
つまり、日本にとっては「ブラジル相手に90分で勝ち切る」だけでなく、「延長戦やPK戦まで持ち込む」ことも現実的な戦い方の一つになります。
もちろん、最初からPK戦狙いで守り続けるのは危険です。
ただ、ブラジル相手に接戦へ持ち込めれば、試合終盤に何が起きるか分かりません。
日本としては、まず失点を抑え、少ないチャンスを生かし、最後まで勝負できる展開に持ち込むことが大切になりそうです。
ブラジル代表は強いが、日本代表にとって大きな挑戦になる一戦
ブラジル代表は、ワールドカップ優勝5回を誇る世界屈指の強豪国です。
ヴィニシウス・ジュニオールを中心とした攻撃陣、ネイマールの経験、アンチェロッティ監督の試合運びなど、日本にとって警戒すべき要素は多くあります。
普通に考えれば、ブラジルが有利な試合と見るのが自然です。
ただし、日本代表もグループリーグで無敗のまま勝ち点5を積み上げ、ラウンド32へ進出しました。
オランダ戦で勝ち点1を取り、チュニジア戦で4-0と勝ち切り、スウェーデン戦でも粘り強く引き分けたことは、ブラジル戦に向けても大きな経験になります。
ブラジル戦は、日本にとって非常に厳しい試合です。
それでも、決勝トーナメントは一発勝負です。
守備の集中、カウンター、セットプレー、先制点、試合終盤の粘り次第では、日本にも勝機を作れる可能性はあるといえそうです。
「ブラジルだから無理」と決めつけるのではなく、日本がどのように強豪相手に戦うのかを見ていくと、この一戦はより面白く感じられると思います。
参考情報・出典
- FIFA公式サイト
- JFA公式サイト
- Reuters
- Goal
- 日刊スポーツ、毎日新聞などの国内報道
- ブラジル代表の最新メンバー、試合日程、負傷者情報を確認した公式・報道サイト

コメント