- 日本代表はブラジルに勝ったことある?過去対戦成績・W杯での対戦を整理
日本代表はブラジルに勝ったことある?過去対戦成績・W杯での対戦を整理
ワールドカップ2026で、日本代表はグループFを2位で通過し、ラウンド32でブラジル代表と対戦することになりました。
日本は初戦のオランダ戦を2-2で引き分け、第2戦のチュニジア戦では4-0で勝利。第3戦のスウェーデン戦は1-1で引き分け、1勝2分の勝ち点5で決勝トーナメント進出を決めています。
そこで気になるのが、「日本代表はブラジルに勝ったことがあるのか?」という点ではないでしょうか。
ブラジル代表といえば、ワールドカップ優勝5回を誇るサッカー大国です。名前だけを見るとかなり厳しい相手に感じますが、日本は過去にブラジル代表に勝利したことがあります。
この記事では、日本代表とブラジル代表の過去対戦成績、2025年の初勝利、ワールドカップ本大会での対戦歴、そして今回のW杯2026ラウンド32をどう見るべきかを、サッカー初心者にも分かりやすく整理します。
日本代表はブラジルに勝ったことがある?まず結論から整理
結論から言うと、日本代表はブラジル代表に勝ったことがあります。
日本A代表は、2025年10月の親善試合でブラジル代表に3-2で勝利し、A代表としてブラジル戦初勝利を挙げました。
この試合は、日本が前半に2点を先に奪われながら、後半に3点を返して逆転勝利した試合です。
さらに、1996年のアトランタオリンピックで日本がブラジルに1-0で勝利した「マイアミの奇跡」も有名です。
ただし、マイアミの奇跡はオリンピック代表の試合であり、日本A代表の通算対戦成績には含まれません。
そのため、A代表としてのブラジル戦初勝利は、2025年の3-2勝利と整理するのが自然です。
JFA公式の情報でも、この2025年の勝利によって日本のブラジル戦通算成績は1勝2分け11敗になったと紹介されています。
ただし、通算成績を見るとブラジルが大きく勝ち越しています。2025年に勝ったから今回も簡単に勝てる、という話ではありません。
過去に勝った実績は前向きな材料ですが、ワールドカップ本大会の決勝トーナメントは親善試合とは緊張感も意味も大きく変わります。
日本代表とブラジル代表の過去対戦成績
日本代表とブラジル代表の通算対戦成績は、日本から見ると1勝2分け11敗です。
数字だけを見ると、ブラジルが圧倒的に勝ち越しています。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 対戦数 | 14試合 |
| 日本の勝利 | 1勝 |
| 引き分け | 2分け |
| ブラジルの勝利 | 11勝 |
| 日本の得点 | 8得点 |
| 日本の失点 | 37失点 |
| 備考 | 2025年10月の親善試合で日本がブラジル戦初勝利 |
この成績から分かるのは、ブラジル代表が日本にとって長年大きな壁だったということです。
日本は2001年と2005年のコンフェデレーションズカップでブラジルと引き分けたことはありましたが、勝利までは届いていませんでした。
その流れを変えたのが、2025年の3-2勝利です。
ただし、14試合で1勝という数字からも分かるように、ブラジルは日本にとって今も非常に難しい相手と見るのが自然です。
日本とブラジルのA代表全14試合一覧
日本とブラジルのA代表同士の対戦を並べると、以下のようになります。
なお、1996年の「マイアミの奇跡」はオリンピック代表の試合のため、このA代表の通算対戦成績には含まれません。
| 年 | スコア | 結果 |
|---|---|---|
| 1989年 | 日本 0-1 ブラジル | 敗戦 |
| 1995年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 1995年 | 日本 1-5 ブラジル | 敗戦 |
| 1997年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 1999年 | 日本 0-2 ブラジル | 敗戦 |
| 2001年 | 日本 0-0 ブラジル | 引き分け |
| 2005年 | 日本 2-2 ブラジル | 引き分け |
| 2006年 | 日本 1-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2012年 | 日本 0-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2013年 | 日本 0-3 ブラジル | 敗戦 |
| 2014年 | 日本 0-4 ブラジル | 敗戦 |
| 2017年 | 日本 1-3 ブラジル | 敗戦 |
| 2022年 | 日本 0-1 ブラジル | 敗戦 |
| 2025年 | 日本 3-2 ブラジル | 勝利 |
全14試合を並べると、日本がブラジルに対して長く勝てない時期が続いていたことが分かります。
その中で、2025年の3-2勝利はA代表としてのブラジル戦初勝利であり、過去の対戦成績の中でも大きな意味を持つ試合といえそうです。
ただし、通算成績では日本の1勝2分け11敗で、ブラジルが大きく勝ち越しています。そのため、今回のW杯2026ラウンド32も、日本にとって簡単な試合ではないと見るのが自然です。
マイアミの奇跡はブラジル戦の勝利にカウントされないの?
日本とブラジルの対戦成績を調べていると、「マイアミの奇跡はカウントされないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
マイアミの奇跡とは、1996年のアトランタオリンピック男子サッカーで、日本がブラジルに1-0で勝利した試合のことです。
当時のブラジルには、のちに世界的スターとなる選手も含まれており、日本がブラジルを破ったことは大きな番狂わせとして語り継がれています。
サッカーに詳しくない人でも、「マイアミの奇跡」という言葉だけは聞いたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
ただし、この試合は日本A代表、いわゆるSAMURAI BLUEの試合ではなく、オリンピック代表による試合です。
オリンピック男子サッカーは、基本的に年齢制限のある代表チームで行われる大会です。そのため、A代表同士の公式な通算対戦成績とは別に扱われます。
つまり、マイアミの奇跡は「日本サッカーがブラジルに勝った歴史的な試合」ではありますが、「日本A代表のブラジル戦通算成績」には含まれません。
| 試合 | 扱い | 通算対戦成績に含まれる? |
|---|---|---|
| 1996年 マイアミの奇跡 | オリンピック代表の試合 | 日本A代表の通算成績には含まれない |
| 2025年 日本 3-2 ブラジル | 日本A代表の親善試合 | 日本A代表の通算成績に含まれる |
そのため、「日本代表はブラジルに勝ったことがあるのか?」という質問に対しては、少し分けて考える必要があります。
広い意味では、日本サッカーは1996年のマイアミの奇跡でブラジルに勝ったことがあります。
ただし、日本A代表としてブラジル代表に初めて勝ったのは、2025年10月の3-2逆転勝利です。
今回の記事で紹介している「1勝2分け11敗」という通算成績は、日本A代表とブラジルA代表の対戦成績を指しています。
この違いを押さえておくと、「マイアミの奇跡があるのに、なぜ2025年が初勝利なの?」という疑問も整理しやすくなります。
日本がブラジルに初勝利した2025年の3-2逆転勝利とは
日本代表がブラジル代表に初めて勝利したのは、2025年10月14日に東京スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2025です。
試合は前半、ブラジルが26分にパウロ・エンリケ、32分にガブリエウ・マルチネッリのゴールで2点を先行しました。
この時点では、これまでの日本対ブラジル戦と同じように、ブラジルの強さが出る展開にも見えました。
しかし、日本は後半に反撃します。
| 時間 | 得点者 | 内容 |
|---|---|---|
| 26分 | パウロ・エンリケ | ブラジルが先制 |
| 32分 | ガブリエウ・マルチネッリ | ブラジルが追加点 |
| 52分 | 南野拓実 | 日本が1点を返す |
| 62分 | 中村敬斗 | 日本が同点に追いつく |
| 71分 | 上田綺世 | 日本が逆転 |
日本は0-2から3-2に逆転し、最後までリードを守り切りました。
この勝利は親善試合ではありますが、日本サッカーにとって大きな意味を持つ結果だったといえそうです。
なぜなら、それまで日本はブラジルに対して「良い試合はできても勝てない」という印象が強かったからです。
2025年の勝利によって、日本はブラジル相手にも試合の流れを変えられること、2点差からでも崩れずに戦えることを示しました。
一方で、この試合だけを根拠に「日本はブラジルに普通に勝てる」と考えるのは少し危険です。
親善試合とワールドカップ本大会では、相手の準備、試合の重み、選手起用、試合中の集中度が変わってきます。
そのため、2025年の勝利は「日本にも勝つ可能性があることを示した材料」として見るのがちょうどよさそうです。
ワールドカップ本大会で日本とブラジルは対戦したことがある?
日本代表とブラジル代表は、ワールドカップ本大会でも対戦したことがあります。
対戦したのは、2006年ドイツ大会のグループリーグ第3戦です。
この試合で日本はブラジルに1-4で敗れました。
つまり、W杯本大会での日本対ブラジルは、これまで1試合あり、日本の0勝1敗です。
今回のW杯2026ラウンド32は、日本にとってワールドカップ本大会でブラジルと再び対戦する大きな機会になります。
なお、日本対ブラジル戦の日程やラウンド32の仕組みについては、別記事「日本代表の次戦はブラジル戦!ラウンド32の日程・相手・決勝トーナメントの仕組みを整理【W杯2026】」で詳しくまとめています。
2006年W杯の日本対ブラジル戦は1-4で敗戦
2006年ドイツ大会での日本対ブラジルは、日本にとって非常に印象的な試合の一つです。
日本は前半34分ごろに玉田圭司選手のゴールで先制しました。
ブラジル相手にワールドカップ本大会で先制したという意味では、かなり大きな場面でした。
しかし、その後はブラジルが地力を見せます。
前半終了間際にロナウド選手が同点ゴールを決めると、後半にはジュニーニョ・ペルナンブカーノ選手、ジウベルト選手、再びロナウド選手が得点し、最終的に日本は1-4で敗れました。
2006年の試合は、日本がブラジルに先制しながらも、最終的には大きな差を見せつけられた試合でした。
この結果からも、ブラジルは一度流れをつかむと一気に試合を決める力を持つチームだと分かります。
過去の対戦成績を見るとブラジルが大きく勝ち越し
日本が2025年に初勝利を挙げたとはいえ、過去の対戦成績全体ではブラジルが大きく勝ち越しています。
日本から見ると、14試合で1勝2分け11敗です。
この数字は、ブラジルが日本にとって長く超えられなかった相手であることを示しています。
特に、1990年代から2010年代にかけては、日本がブラジルに複数失点して敗れる試合も多くありました。
ブラジルは個人技だけでなく、試合の勝負どころで得点を奪う力も高いチームです。
そのため、過去成績だけを見れば、今回のW杯2026ラウンド32も日本にとってかなり厳しい試合になると考えられます。
ただ、サッカーは過去の数字だけで勝敗が決まるわけではありません。
日本は2025年にブラジルを破り、W杯2026のグループリーグでも1勝2分で無敗通過しています。
過去の力関係ではブラジルが上ですが、現在の日本代表にも、強豪相手に粘り強く戦う力はあると見てよさそうです。
それでも2025年の勝利が日本代表にとって大きい理由
2025年のブラジル戦勝利が大きい理由は、単に「1勝したから」だけではありません。
大きいのは、日本がブラジル相手に0-2から試合をひっくり返したことです。
ブラジルのような強豪国を相手に、先に2点を取られると、そのまま試合が決まってしまうことも少なくありません。
しかし、日本はそこで崩れず、後半に前からの守備やサイド攻撃を強めて、3得点につなげました。
この試合は、日本代表にとって「ブラジル相手でも、試合の流れを変えられる」という自信につながった可能性があります。
特に、今回のW杯2026ラウンド32は一発勝負です。
グループリーグとは違い、負ければ大会終了になります。
そのような試合では、先制点、守備の集中、試合中の修正力が非常に重要になります。
2025年の勝利は、今回のブラジル戦を前に「日本にもチャンスはゼロではない」と思える材料の一つです。
ただし、ブラジル代表の強さや注目選手、日本が勝てる可能性については、別記事「ブラジル代表は強い?日本代表は勝てるのか・ラウンド32の相手を初心者向けに整理【W杯2026】」で詳しく整理しています。

今回のW杯2026ラウンド32ブラジル戦はどう見るべき?
今回の日本対ブラジルは、ワールドカップ2026のラウンド32で行われます。
ラウンド32は、決勝トーナメント1回戦にあたる試合です。
ここからは引き分けで終わることはなく、90分で決着がつかなければ延長戦、さらに決まらなければPK戦に進む形になります。
そのため、グループリーグ以上に一つのミスや一つのチャンスが勝敗を左右しやすくなります。
| 見方 | 内容 |
|---|---|
| 過去成績 | 日本は1勝2分け11敗。ブラジルが大きく勝ち越し |
| 直近の好材料 | 2025年に日本がブラジルに3-2で逆転勝利 |
| W杯本大会 | 2006年大会では日本が1-4で敗戦 |
| 今回のポイント | 負ければ終わりの一発勝負 |
| 日本の勝機 | 守備の集中、カウンター、セットプレー、先制点 |
過去成績を重視すれば、ブラジルが有利と見るのが自然です。
しかし、2025年の直接対決では日本が勝利しているため、ブラジル側も日本を簡単な相手とは見ていない可能性があります。
日本としては、ブラジルにボールを持たれる時間が長くなっても、集中を切らさずに守り、奪った後の攻撃でどれだけチャンスを作れるかが重要になりそうです。
日本代表のグループF最終結果については、別記事「日本代表は何位通過?グループF最終結果・勝ち点5で2位通過、次戦ブラジル戦へ【W杯2026】」で整理しています。
日本がブラジル戦で勝つために必要なポイント
日本がブラジルに勝つためには、いくつか重要なポイントがあります。
- 序盤に簡単な失点をしないこと
- ブラジルの個人技に対して複数人で対応すること
- ボールを奪った後のカウンターを大切にすること
- セットプレーでチャンスを作ること
- 先制された場合でも試合を壊さないこと
ブラジル相手に90分間ずっと主導権を握るのは簡単ではありません。
むしろ、日本が守る時間帯が増えることも十分考えられます。
その中で大事になるのは、我慢する時間と勝負に出る時間をはっきりさせることです。
2025年の3-2勝利では、日本は0-2からでも試合を諦めず、後半に流れを変えました。
今回も同じ展開になるとは限りませんが、強豪相手に粘り強く戦う姿勢は大きなポイントになるはずです。
また、ラウンド32は一発勝負なので、PK戦まで含めた戦い方も重要になります。
ブラジルが有利と見られる試合でも、日本が守備で耐え、限られたチャンスを決めきることができれば、勝機が出てくる可能性はあります。
日本代表はブラジルに勝ったことはあるが、W杯本大会では大きな挑戦になる
日本代表は、ブラジル代表に勝ったことがあります。
2025年10月の親善試合で、日本はブラジルに3-2で逆転勝利し、ブラジル戦初勝利を挙げました。
この結果は、日本代表にとって大きな前向き材料です。
ただし、通算成績では日本の1勝2分け11敗で、ブラジルが大きく勝ち越しています。
さらに、ワールドカップ本大会では2006年に対戦し、日本は1-4で敗れています。
そのため、今回のW杯2026ラウンド32も、日本にとって非常に難しい試合になると見るのが自然です。
一方で、2025年の勝利によって、日本がブラジル相手にまったく勝てないわけではないことも示されました。
過去の対戦成績ではブラジルが大きく上回っていますが、一発勝負の決勝トーナメントでは何が起こるか分かりません。
日本としては、守備の集中を保ち、カウンターやセットプレーのチャンスを生かしながら、試合の流れを自分たちに引き寄せられるかがポイントになりそうです。
参考情報・出典
- JFA公式サイト
- FIFA公式サイト
- Reuters
- Soccer D.B.
- Goal
- 日刊スポーツ、毎日新聞などの国内報道
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