BreakingDownで逮捕が報じられた選手・関係者一覧|不起訴・判決・その後も整理

HORIMEMOアイコン03 話題のニュース・SNS

BreakingDownの出演者や関係者をめぐる逮捕報道は、これまでたびたび大きな話題になってきました。ただ、ネット上の一覧記事には、事件が発生した日と実際の逮捕日、報道された日を混同しているものや、情報が古いまま更新されていないものも見られます。

この記事では、BreakingDownの本戦に出場した選手、オーディションのみに出演した人物、審査員やゲスト・元運営関係者を分けたうえで、逮捕時にどのような容疑が報じられたのか、そして不起訴・起訴・判決といった司法上の結果がどうなったのかを、2026年8月2日時点で確認できる報道をもとに整理しました。逮捕された段階では、まだ有罪と決まったわけではありません。読み終えたときに、誰がどの立場で、どのような結果になったのかを区別して把握できることを目指しています。

  1. BreakingDownで逮捕が報じられた選手・関係者を立場別に整理
    1. 本戦選手・オーディション参加者・関係者を分けて紹介
    2. 本戦に出場した選手
      1. DJマルコ(山本マルコアントニオ)
      2. 久保田覚
      3. 醤油ニキ(家村涼介)
      4. 所沢のタイソン(久保広海)
      5. ダイスケ(山本大介)
      6. シェンロン(鈴木翔太)
      7. サップ西成(金城旭)
      8. チョンツーウェイ(ツォン・ジューウェイ)
      9. サカキマキオ(沖山幹浩)
      10. 傾奇者(天野敬紀)
      11. 笠井ヨシヒロ(カサイ・ビリアヌエバ・エドアルド・ヨシヒロ)
      12. 松井健
      13. 富永啓悟
    3. オーディションのみ出演した人物
      1. 警棒ニキ(永井竜也)
      2. 煉獄コロアキ(杉田一明)
    4. 審査員・ゲスト・元運営関係者
      1. ぱんちゃん璃奈(岡本璃奈)
      2. エンセン井上(イノウエ・エンセン・ショウジ)
      3. 板垣雄吾
    5. BreakingDown運営は逮捕報道へどう対応してきた?
      1. 醤油ニキを無期限出場停止にした際の対応
      2. 2024年3月に発表した団体方針
      3. 不起訴後に復帰した選手もいる
      4. 無期限出場停止と永久追放は同じではない
      5. 元代表の逮捕報道に対する公式声明
    6. BreakingDown出演者の逮捕報道に関するよくある疑問
      1. BreakingDownでは何人の逮捕が報じられている?
      2. 逮捕された選手は永久追放になる?
      3. 不起訴になった選手はBreakingDownへ復帰できる?
      4. 逮捕と有罪判決にはどのような違いがある?
      5. 不起訴になれば無実が確定する?
      6. 過去に逮捕歴がある人物も出場できる?
      7. 本戦選手とオーディション参加者は同じ扱いになる?
  2. まとめ|逮捕と不起訴・有罪判決を区別して確認することが重要

BreakingDownで逮捕が報じられた選手・関係者を立場別に整理

このH2の下では、まず全体の人数と分類を示し、そのあとに本戦選手、オーディション出演者、審査員・ゲスト・元運営関係者の順に紹介します。あわせて、逮捕と有罪判決の違いや、BreakingDown運営のこれまでの対応もまとめています。

本戦選手・オーディション参加者・関係者を分けて紹介

この記事では、次の基準に当てはまる人物を暫定的に18人としています。BreakingDownへ出演・関与する前の逮捕歴だけを理由に載せている人物はいません。

分類人数掲載基準
本戦に出場した選手13人公式大会で試合をした人物
オーディションのみ出演2人公式オーディション映像への出演者
審査員・ゲスト・元運営3人試合以外の形で公式に関与した人物
合計18人本記事の掲載基準による人数

全員が本戦に出場した選手というわけではなく、同じ人物が複数回逮捕されている場合も、1人としてカウントしています。人数は今後の司法判断や新たな逮捕報道によって変わる可能性があります。

逮捕と有罪判決は、法律上まったく別の段階を指します。ここで簡単に整理しておきます。

逮捕は、捜査のために身柄を一時的に拘束する手続きです。送検は、事件を警察から検察へ引き継ぐことを指します。起訴は、検察が刑事裁判を求める判断であり、不起訴は検察が裁判を求めない判断です。裁判で有罪判決が出て初めて、その人物の刑事責任が認定されたことになります。執行猶予は、一定期間問題を起こさなければ刑の執行が猶予される制度で、実刑は執行猶予が付かず刑が執行される判決です。逮捕された段階では、まだこのどれにあたるかは決まっていません。

この記事で扱う出演者・関係者の基準

この記事は、BreakingDownの本戦・公式オーディション・審査員やゲスト・運営としての出演や関与のあと、逮捕が報じられた人物を対象にしています。出演する前にすでに逮捕歴があった人物は、原則として対象に含めていません。同じ人物が再び逮捕された場合も、別人として数えていません。また、事件の共犯者や同行者であっても、本人にBreakingDownへの出演歴が確認できない場合は、人数には含めていません。本戦出場者・オーディション出演者・審査員やゲスト・運営関係者は、それぞれ立場が異なるため区別しています。事件発生日・逮捕日・報道日は必ずしも同じ日ではないため、できる限り分けて記載し、司法上の結果を確認できない場合は「確認できませんでした」とそのまま記載しています。

本戦に出場した選手

まず一覧表で全体像を確認できます。詳しい内容は、それぞれの見出しで紹介します。

人物最初の逮捕時期容疑の概要その後
DJマルコ2021年11月強盗・傷害司法上の結果は確認できず
久保田覚2023年3月交際相手への暴行(のち再逮捕)実刑判決を経て出所
醤油ニキ2023年7月傷害不起訴、無期限出場停止
所沢のタイソン2024年1月脅迫不起訴
ダイスケ2024年3月傷害・恐喝罰金刑
シェンロン2024年3月恐喝不起訴(起訴猶予)
サップ西成2024年3月恐喝不起訴、のちに復帰
チョンツーウェイ2024年3月傷害司法上の結果は確認できず
サカキマキオ2024年3月強盗不起訴、のちに復帰
傾奇者2024年6月傷害・脅迫(2026年に再逮捕)2026年の事件は捜査・裁判中
笠井ヨシヒロ2025年6月麻薬取締法違反(密輸)不起訴
松井健2025年11月傷害司法上の結果は確認できず
富永啓悟2026年4月殺人未遂不起訴

DJマルコ(山本マルコアントニオ)

  • 逮捕された時期:2021年11月
  • 逮捕容疑:強盗・傷害
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown2

DJマルコこと山本マルコアントニオは、2021年9月に開催されたBreakingDown2に出場し、判定で勝利しました。

その1ヶ月ほど前の2021年8月、東京・新宿区歌舞伎町の路上で、路上飲みをしていた男性の腹を蹴るなどして負傷させ、財布を奪ったとする強盗・傷害の容疑で、2021年11月に逮捕されたと報じられています。

事件発生と逮捕の間には約3ヶ月の期間がある点に注意が必要です。

その後、この事件が起訴されたのか、不起訴になったのかを裏付ける主要な報道は見当たらず、司法上の結果は確認できませんでした。
BreakingDownは本人の出場を続けておらず、逮捕後の目立った格闘技活動も確認できません。


久保田覚

  • 逮捕された時期:1度目 2023年3月/2度目 2024年2月
  • 逮捕容疑:1度目 交際相手への暴行(傷害)/2度目 同様の暴行および建造物損壊
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown4、5、7、9.5

会津の喧嘩屋の異名で知られる久保田覚は、BreakingDown4、5、7、9.5などに出場した常連選手でした。

2023年3月、酒に酔った状態で同棲していた交際相手の女性に暴行したとして逮捕され、2024年2月には同じ女性への暴行や、部屋のドアを消火器で殴打したとする建造物損壊の疑いで再び逮捕されました。

2つの事件を通じて傷害罪や建造物損壊罪などで起訴され、2024年8月16日、東京地裁は懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。

裁判長は身勝手な犯行だとして酌量の余地はないと指摘しています。

BreakingDownは久保田を出場停止としており、服役後の2025年7月に山形刑務所から出所したことが本人を通じて報告されています。


醤油ニキ(家村涼介)

  • 逮捕された時期:2023年7月7日
  • 逮捕容疑:傷害
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:5大会連続出場(具体的な大会名は確認できず)

醤油ニキこと家村涼介は、BreakingDownに5大会連続で出場した常連選手でした。

2023年5月、京都市内の駐車場で男子大学生の顔面や頭を殴るなどしてけがを負わせたとされ、7月7日に傷害の疑いで京都府警に逮捕されました。

取り調べに対しては、けがを負わせたこと自体は認めていたと報じられています。

逮捕から間もなく不起訴になったことが複数の報道で伝えられていますが、検察は不起訴の理由を明らかにしていません。

本人は後日、被害者との話し合いを経たことを含めて謝罪の意向を語っています。

BreakingDown運営は逮捕を受けて無期限出場停止を発表しており、2026年8月時点でも本戦への復帰は確認できていません。


所沢のタイソン(久保広海)

  • 逮捕された時期:2024年1月10日
  • 逮捕容疑:脅迫
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown9

所沢のタイソンこと久保広海は、BreakingDown9に出場し、ごぼうの党の奥野卓志と対戦してKO負けを喫しました。

2022年11月、電話で知人男性を脅したとされる件で、2024年1月10日に埼玉県警に脅迫の疑いで逮捕されました。

事件発生から逮捕まで1年以上が経過している点は、日付を扱ううえで注意が必要です。

さいたま地検は同月18日までに不起訴処分としており、理由は明らかにされていません。

BreakingDownでの出場停止をめぐる公式な追加処分は確認できず、逮捕後は主にYouTube活動を続けている様子がうかがえます。


ダイスケ(山本大介)

  • 逮捕された時期:2024年3月(6日ごろ、8日までに報道)
  • 逮捕容疑:傷害・恐喝
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown9(喧嘩自慢地区対抗戦)

ダイスケこと山本大介は、BreakingDown9の「喧嘩自慢地区対抗戦」に出場するなど、大阪代表格として知られていました。

2023年12月3日、大阪市内で行われた格闘技イベントの会場で、マイクパフォーマンス中に挑発してきたTikTokerの男性を殴ってけがを負わせ、さらに同行者らとともにクラブでこの男性を脅して現金30万円を振り込ませたとされています。

この事件で、山本のほか、シェンロン、サップ西成、プロボクサーのヒロキング、元プロボクサーの大沢宏晋の計5人が2024年3月6日ごろに逮捕され、8日までに報じられました。

大阪地検は3月27日までに、主犯格とされた山本を罰金、ほかの4人を不起訴(起訴猶予)としたと報じられています。

なお、ヒロキングと大沢については、本人のBreakingDown本戦・オーディション出演を裏付ける資料が確認できないため、この記事の18人には含めていません。


シェンロン(鈴木翔太)

  • 逮捕された時期:2024年3月(ダイスケと同時期)
  • 逮捕容疑:恐喝
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:確認できませんでした

シェンロンこと鈴木翔太は、上記のダイスケと同じ事件で恐喝の疑いにより2024年3月に逮捕されました。

大阪地検は3月27日までに鈴木を不起訴(起訴猶予)としたと報じられています。

この処分については、東京スポーツなど複数の報道で確認できます。

逮捕後の本戦への出場は確認できておらず、現在の活動状況について詳しく報じた主要メディアの記事も見当たりませんでした。


サップ西成(金城旭)

  • 逮捕された時期:2024年3月(ダイスケと同時期)
  • 逮捕容疑:恐喝
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:逮捕前の具体的な大会名は確認できず(2024年11月のBreakingDown14オーディションで復帰)

サップ西成こと金城旭も、ダイスケと同じ事件で恐喝の疑いにより2024年3月に逮捕されました。

大阪地検は3月27日までに金城を不起訴(起訴猶予)としたと報じられています。

金城は逮捕時、その場に居合わせただけだと説明しつつも責任は感じていると語ったと伝えられています。

その後はBreakingDownのボランティアスタッフとして大会運営に関わる姿が確認されており、2024年11月にはBreakingDown14のオーディションに姿を見せ、関西の常連選手として復帰したことがデイリースポーツなどで報じられました。


チョンツーウェイ(ツォン・ジューウェイ)

  • 逮捕された時期:2024年3月16日
  • 逮捕容疑:傷害
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown5、6

チョンツーウェイことツォン・ジューウェイは、BreakingDown5、6に出場し、いずれも判定負けを喫しています。

2024年3月16日午前4時過ぎ、横浜市中区の路上で、飲食店経営の男性を肘で殴るなどしてけがを負わせたとして、傷害の容疑で現行犯逮捕されました。

逮捕当時、酒に酔って記憶がないという趣旨のことを話し、被害者に謝罪したいと述べたと報じられています。

この事件が起訴されたのか、不起訴になったのかを裏付ける主要メディアの続報は見当たらず、司法上の結果は確認できませんでした。


サカキマキオ(沖山幹浩)

  • 逮捕された時期:2024年3月(16日付、18日までに報道)
  • 逮捕容疑:強盗
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown10、11(2026年5月のBreakingDown19.5で復帰)

サカキマキオこと沖山幹浩は、BreakingDown11でむらけんに勝利するなど、本戦出場歴のある選手です。

2024年3月15日深夜、東京・新橋のガールズバーで飲食代金の支払いをめぐるトラブルとなり、店長の顔面にハイキックをして代金を支払わずに逃げたとして、強盗の容疑で警視庁愛宕署に逮捕されました。

逮捕は16日付で、警察の発表を受けて18日までに各メディアが報じています。

取り調べに対しては記憶がないと容疑を否認していたとされ、連行時にはテレビカメラに向かって謝罪する場面も話題になりました。

同年4月2日、沖山は自身のSNSで不起訴になったことを報告しています。

BreakingDownでは出場停止となりましたが、その後はボランティアスタッフとして大会に関わり続け、2026年5月9日開催のBreakingDown19.5で約2年ぶりに本戦復帰しましたが、判定負けとなっています。


傾奇者(天野敬紀)

  • 逮捕された時期:1度目 2024年6月19日/2度目 2026年7月14日
  • 逮捕容疑:1度目 傷害・脅迫/2度目 不同意性交未遂
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:オーディション2022年以降複数回、本戦BreakingDown15、16、18、19

傾奇者こと天野敬紀は、2022年以降BreakingDownのオーディションに複数回出演し、2025年3月のBreakingDown15で本戦初出場を果たしました。

以降も2026年3月までに計4試合(4敗)を戦っています。

2023年9月、自身が経営に関わる大阪のホストクラブで、退店を申し出た店長の男性を脅して胸を蹴りけがを負わせたとされ、2024年6月19日、傷害・脅迫の容疑で大阪府警に逮捕されました。

取り調べには、蹴ったことは認めつつ脅迫については一部否認していたと報じられています。

この事件の司法上の結果を裏付ける続報は見当たらず、確認できませんでした。

天野をめぐっては、2026年7月14日に2度目の逮捕が報じられています。

神奈川県藤沢市の海の家で、2025年8月25日に当時17歳の女性客に性的暴行を加えようとしたとして、不同意性交未遂の疑いで神奈川県警藤沢署に逮捕されました。

天野は容疑を否認しています。

同じ場所で別の女性に対する行為が疑われた前田勇輝も同時に逮捕されましたが、前田についてはBreakingDownへの出演歴を裏付ける資料が確認できないため、この記事の人数には含めていません。

2026年8月2日時点で、この事件について起訴や不起訴といった処分は公表されておらず、捜査・裁判中の状態です。被害者を特定できる情報は伏せています。


笠井ヨシヒロ(カサイ・ビリアヌエバ・エドアルド・ヨシヒロ)

  • 逮捕された時期:2025年6月19日
  • 逮捕容疑:麻薬取締法違反(営利目的輸入)
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown3

笠井ヨシヒロことカサイ・ビリアヌエバ・エドアルド・ヨシヒロは、BreakingDown3のミドル級トーナメントに出場し、1回戦をTKOで勝利しましたが、けがのため2回戦を欠場しています。

2023年7月18日、米国から成田空港へ、中をくり抜いた野球バット11本にコカイン約1.8〜1.9キロ(末端価格およそ4700万円相当)を隠して密輸したとされ、2025年6月19日、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の容疑で警視庁に逮捕されました。

産経新聞などによると、東京地検は同年7月22日付でこの事件を不起訴とし、理由は明らかにされていません。逮捕後の格闘技活動を伝える主要報道は見当たりませんでした。


松井健

  • 逮捕された時期:2025年11月25日
  • 逮捕容疑:傷害
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown11ほか(本戦通算6戦5敗1分)

北九州の喧嘩自慢として知られる松井健は、BreakingDown11で江畑秀範と対戦し延長戦までもつれる試合を見せるなど、本戦に複数回出場してきました(6戦5敗1分)。

2025年6月8日夜、福岡県内で、知人女性の不倫相手と疑った25歳の男性を呼び出し、顔面を複数回殴ったうえでタバコを押し付けてけがを負わせたとされ、同年11月25日、傷害の疑いで福岡県警八幡西署に逮捕されたと報じられました。

警察は認否を明らかにしていません。

この事件について、その後の起訴・不起訴に関する続報は見当たらず、司法上の結果は確認できませんでした。


富永啓悟

  • 逮捕された時期:2026年4月15日
  • 逮捕容疑:殺人未遂
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:具体的な大会名は確認できず(ライト級選手として通算6大会に出場)

尾張の牙の異名で知られる富永啓悟は、ライト級選手としてBreakingDownに6回出場してきました。

2026年4月5日、名古屋市内のマンションで、交際していた女性の首を複数回絞めるなどしたとされ、同月15日、殺人未遂の疑いで愛知県内の警察に逮捕されました。

女性は首や目に全治2週間のけがを負いましたが、命に別条はなかったと報じられています。富永は取り調べに対して容疑を否認していました。

名古屋地検は2026年4月28日付で公訴を提起しない処分としており、富永は同年5月15日、自身のSNSで不起訴処分告知書の画像とともにこれを報告しました。

告知書には「傷害(受理罪名 殺人未遂)」という記載があったことが伝えられています。

BreakingDownへの謝罪の言葉も添えられていますが、2026年8月時点で本戦復帰は確認できていません。


オーディションのみ出演した人物

ここで紹介する2人は、BreakingDownの本戦には出場しておらず、公式オーディション映像への出演が確認できる人物です。本戦出場者と同じ扱いにはしていません。

警棒ニキ(永井竜也)

  • 逮捕された時期:1度目 2022年9月26日/2度目 2022年12月6日
  • 逮捕容疑:1度目 傷害/2度目 大麻取締法違反(所持)
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown5(オーディションのみ、本戦出場なし)

警棒ニキこと永井竜也は、ラッパー「BELL」としても活動しており、2022年7月開催のBreakingDown5オーディションで、ほかの参加者とトラブルになり特殊警棒を振り回した動画が拡散し、この呼び名が付きました。

2022年8月19日、神奈川県横浜市の路上で、違法薬物の売人とみられる男性を複数人で暴行し、警棒や刃物を使ってけがを負わせたとされ、同年9月26日、傷害の疑いで神奈川県警に逮捕されました(報道は28日)。

この事件が起訴されたのか、不起訴になったのかを確認できる続報は見当たりませんでした。

永井は別の事件でも、前年9月ごろに福岡市内のホテルで大麻を含む植物片を所持していたとされ、2022年12月6日、大麻取締法違反の疑いで逮捕され、翌7日に送検されたと報じられています。

この事件についても、司法上の結果を裏付ける続報は確認できませんでした。


煉獄コロアキ(杉田一明)

  • 逮捕された時期:1度目 2023年11月13日/2度目 2023年12月
  • 逮捕容疑:1度目 名誉毀損/2度目 不法な拘束(のち暴行に切り替え)
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown7(オーディションのみ、本戦出場なし)

煉獄コロアキこと杉田一明は、私人逮捕系YouTuberとして活動しており、BreakingDown7のオーディションに出演したことが確認できます。

2023年11月、東京都内の劇場周辺で18歳の女性を撮影し、チケットの不正転売に関わったと決めつける動画を投稿したとして、同月13日、名誉毀損の疑いで警視庁に逮捕されました。

女性はチケット転売とは無関係だったと報じられています。

さらに同年12月には、東京都内の路上で50代の男性を取り囲み、押し倒すなどして不法に拘束したとする別の容疑で再逮捕されました。

この事件は当初の容疑から暴行へ切り替えられています。

東京地検は2024年1月16日までに、いずれの事件についても不起訴処分としたと報じられており、理由は明らかにされていません。BreakingDown本戦への出場歴はありません。


審査員・ゲスト・元運営関係者

ここで紹介する3人は、選手として試合をした立場ではなく、審査員やゲスト、あるいは運営の立場でBreakingDownに関わった人物です。

ぱんちゃん璃奈(岡本璃奈)

  • 逮捕された時期:2022年12月5日
  • 逮捕容疑:詐欺
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown5(試合審査員)、BreakingDown6(オーディション審査員)

ぱんちゃん璃奈こと岡本璃奈は、キックボクサーとしてBreakingDown5の試合審査員、BreakingDown6のオーディション審査員を務めました。

2022年6月28日、格闘家の那須川天心さんと武尊さんの試合会場で配られた直筆サイン入りだと偽ったポスターをネットオークションに出品し、落札した神戸市の男性から9万9900円をだまし取ったとされ、同年12月5日、詐欺の疑いで兵庫県警垂水署に逮捕されました。

神戸地検は2023年3月9日付で不起訴処分(起訴猶予)とし、諸事情を考慮したと説明しています。

岡本は自身のSNSで、被害者が謝罪を受け入れてくれたことへの感謝と、関係者への謝罪を述べました。

同年3月にはリングに復帰し、その後もキックボクサーとして活動を続けています。


エンセン井上(イノウエ・エンセン・ショウジ)

  • 逮捕された時期:2024年5月23日
  • 逮捕容疑:麻薬及び向精神薬取締法違反
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown11(試合審査員)

初代修斗ヘビー級王者のエンセン井上は、BreakingDown11で試合審査員を務めました。

2026年4月18日、麻薬成分を含むチョコレートバー6個を米ハワイから国際郵便でさいたま市内の自宅へ発送し、24日ごろに日本国内へ持ち込んだほか、5月22日にも同様のチョコレートを手荷物に隠して持ち込んだとされています。

これらの行為をめぐり、2024年5月23日、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと報じられました。

さいたま地裁は2024年10月3日、麻薬取締法と関税法違反の罪で懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

裁判長は、持ち込もうとした量は少量とは言えず巧妙で悪質だとしつつ、反省していることなどから執行猶予が相当と判断しています。

エンセンは判決後、YouTubeで法律への認識の甘さを謝罪しました。


板垣雄吾

  • 逮捕された時期:1度目 2024年9月3日/2度目 2024年9月24日
  • 逮捕容疑:1度目 詐欺(約5億5000万円をだまし取った疑い)/2度目 詐欺(8000万円をだまし取った疑い)
  • 出演したブレイキングダウンシリーズ:BreakingDown6(選手として出場)、元代表取締役として団体運営に関与

板垣雄吾は、YUGOの名でBreakingDownの創設メンバーの1人として統括本部長、その後代表取締役を務めた元代表です。

2022年11月3日開催のBreakingDown6では、選手としてバン仲村と対戦しKO負けを喫したこともあります。

2023年2月に代表取締役を退任(後任は朝倉未来)し、同年7月には海外事業担当としての在籍も終えてBreakingDownから完全に離れました。

その後、中古スマートフォンの転売事業をめぐる出資話を持ちかけ、実態のない事業に出資させたとして、2024年9月3日、2人の会社役員から総額およそ5億5000万円をだまし取った疑いで警視庁暴力団対策課に逮捕されました。

さらに同月24日、2022年7月に別の40代会社役員から8000万円をだまし取ったとする詐欺の疑いで再逮捕され、25日までに報じられています。

捜査関係者によると、板垣らは2020年から2022年にかけて、同様の手口で120人以上の出資者から総額およそ80億円を集めていた疑いがあるとされていますが、これは逮捕容疑となった被害額(5億5000万円、8000万円)とは別に、捜査当局が調べているとされる総額です。

板垣はその後起訴され、東京地方裁判所で公判が続いています。本人は経営責任はあるものの、だましてはいないという趣旨の主張をしていると伝えられています。

2026年8月時点で判決は出ていません。BreakingDown運営会社は、板垣が完全に離れており資本関係や業務提携もないことを繰り返し表明しています。


BreakingDown運営は逮捕報道へどう対応してきた?

醤油ニキを無期限出場停止にした際の対応

2023年7月、醤油ニキの逮捕を受け、BreakingDown株式会社は逮捕当日のうちに無期限出場停止を発表しました。運営責任者は、最終的な処分は今後の刑事処分やアドバイザリーボードの調査結果を踏まえて決めるとコメントしています。

2024年3月に発表した団体方針

2024年3月に複数の過去出場選手の逮捕が相次いだことを受け、BreakingDownは同月29日、「過去出場選手による逮捕報道と団体方針について」と題した文書を公表しました。文書では、被害に遭った方へのお見舞いと、世間を騒がせたことへの謝罪を述べたうえで、逮捕された選手を無期限の大会出場停止処分とすることを正式決定したと説明しています。あわせて、過去にも出場選手の逮捕事案があり、示談や不起訴になった事例もあったことから、これまでは処分の判断に慎重を期してきたことにも触れています。今後は警察の捜査などにより刑事罰が確定するまで無期限出場停止とし、事実関係が明らかになった時点で個別に処分を決めるとしています。

不起訴後に復帰した選手もいる

この方針が出たあとも、不起訴になった選手の扱いは一律ではありません。サップ西成はボランティア活動などを経て2024年11月にオーディションへ姿を見せ、サカキマキオも2026年5月のBreakingDown19.5で本戦へ復帰しました。一方で、醤油ニキのように、不起訴になったあとも2026年8月時点で本戦への復帰が確認できていない選手もいます。

無期限出場停止と永久追放は同じではない

BreakingDownの公式文書は、無期限出場停止という言葉を使っており、永久追放とは明言していません。実際に不起訴後の復帰事例があることからも、無期限出場停止が必ずしも永久的な出場禁止を意味するわけではなく、運営側の個別の判断や経緯を経て復帰が認められる場合があることがうかがえます。

元代表の逮捕報道に対する公式声明

2024年9月の板垣雄吾の逮捕報道を受け、BreakingDown運営会社は公式SNSで、板垣が完全に会社を離れており、経営や事業活動に一切関与していないこと、資本関係や業務提携もないことを説明しました。板垣は選手ではなく元代表という立場であるため、選手に対する出場停止処分とは異なる対応が取られています。

BreakingDown出演者の逮捕報道に関するよくある疑問

BreakingDownでは何人の逮捕が報じられている?

これは特定の公的機関がまとめた公式な数字ではなく、この記事の掲載基準にもとづく人数です。本戦出場選手・オーディション出演者・審査員やゲスト、元運営関係者を合わせて、2026年8月2日時点で18人が対象として確認できます。基準の立て方によって、この人数は増減する可能性があります。

逮捕された選手は永久追放になる?

BreakingDownの公式文書は、逮捕された選手を無期限の大会出場停止とすると説明しており、永久追放という言葉は使われていません。実際に、不起訴となったのちボランティア活動などを経て本戦へ復帰した選手も存在します。ただし、すべての選手が同じように復帰できているわけではなく、運営側の個別の判断によるところが大きいとみられます。

不起訴になった選手はBreakingDownへ復帰できる?

不起訴という処分と、BreakingDownへの復帰が認められるかどうかは別の問題です。不起訴になっても復帰していない選手がいる一方、ボランティア活動などの経緯を経て復帰した選手もいます。復帰には運営側の独自の判断が必要になるとみられ、不起訴が自動的に復帰を意味するわけではありません。

逮捕と有罪判決にはどのような違いがある?

逮捕は、あくまで捜査のために身柄を拘束する段階の手続きです。その後、検察が起訴するかどうかを判断し、起訴された場合は裁判で有罪か無罪かが決まります。有罪判決が確定して初めて、その人物の刑事責任が法的に認定されたことになります。逮捕された段階では、まだ有罪と決まっていない点に注意が必要です。

不起訴になれば無実が確定する?

不起訴は、検察が刑事裁判を求めないという判断であり、無実が証明されたことや、事件そのものがなかったことを意味するわけではありません。起訴猶予のように、事実関係を認めたうえで諸事情を考慮して不起訴とするケースもあります。一方で、不起訴になった人物を、あたかも有罪が確定したかのように扱うことも適切ではありません。

過去に逮捕歴がある人物も出場できる?

この記事は、BreakingDownへの出演・関与のあとに逮捕が報じられた人物を対象にしており、出演前からすでに逮捕歴があった人物は原則として対象に含めていません。出演前の逮捕歴を本人が公表したうえで出演しているケースは、この記事とは別の切り口で扱うべきテーマだといえます。

本戦選手とオーディション参加者は同じ扱いになる?

この記事では、本戦に出場した選手と、オーディションのみに出演した人物を分類のうえで区別しています。ただし、これは記事上の分類であり、BreakingDown運営が処分を決める際に、本戦出場者とオーディション出演者を必ず同じ基準で扱っているとは限りません。

まとめ|逮捕と不起訴・有罪判決を区別して確認することが重要

BreakingDownをめぐる逮捕報道は、本戦選手だけでなく、オーディション出演者や審査員・ゲスト、元運営関係者にまで及んでいます。この記事では、2026年8月2日時点で確認できる範囲で18人を整理しましたが、同じ人物の再逮捕は重複してカウントしていません。

重要なのは、逮捕された段階ではまだ有罪が確定していないという点です。今回取り上げた人物のなかには、久保田覚やエンセン井上のように有罪判決を受けた人物もいれば、所沢のタイソンや笠井ヨシヒロのように不起訴となった人物もいます。DJマルコやチョンツーウェイのように、司法上の結果を確認できなかった人物もいます。不起訴後の対応も一律ではなく、サップ西成やサカキマキオのように復帰した例がある一方、復帰が確認できていない選手もいます。BreakingDownは無期限出場停止という方針を掲げていますが、これは永久追放とは異なる運用がされているとみられます。今後、新たな逮捕報道や司法判断が出た場合には、この記事の内容も更新が必要になります。


コメント

タイトルとURLをコピーしました