- UFCの“最強”に選ばれた男たち|歴代P4P1位経験者10人の記録と戦績
- 【一目でわかる】過去にUFCパウンド・フォー・パウンド(P4P)1位を獲得したことのある10人の選手まとめ(戦績・特徴付き)
- 🏆 歴代のP4P(パウンドフォーパウンド)ランキング1位獲得経験者10選 一覧表
- 🔍 各選手のプロフィール紹介(P4P:1位獲得経験者)
- ■ イリア・トプリア(Ilia Topuria)🇪🇸
- ■ イスラム・マカチェフ(Islam Makhachev)🇷🇺
- ■ アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(Alexander Volkanovski)🇦🇺
- ■ カマル・ウスマン(Kamaru Usman)🇳🇬
- ■ ジョン・ジョーンズ(Jon Jones)🇺🇸
- ■ ハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov)🇷🇺
- ■ ダニエル・コーミエ(Daniel Cormier)🇺🇸
- ■ デメトリアス・ジョンソン(Demetrious Johnson)🇺🇸
- ■ ジョゼ・アルド(Jose Aldo)🇧🇷
- ■ アンデウソン・シウバ(Anderson Silva)🇧🇷
- ✅ まとめ|UFCでP4P1位に輝いた男たちの共通点とは?
UFCの“最強”に選ばれた男たち|歴代P4P1位経験者10人の記録と戦績
UFCにおける「パウンド・フォー・パウンド(P4P)」ランキングは、体重や階級の垣根を超えて“総合的に最も優れたファイター”を評価する指標です。その頂点=P4P1位に輝くことは、全階級を通じた“UFC最強”の称号を意味します。
※現在の最新パウンドフォーパウンドランキングは以下のダナ・ホワイトの投稿の通りです↓
この記事では、UFC史に名を刻んだ歴代のP4P1位経験者を一覧表とともに紹介。戦績や階級、ファイターとしての特徴を分かりやすくまとめています。
2025年現在の最新ランキングで話題のイリア・トプリアを含め、ジョン・ジョーンズ、ハビブ・ヌルマゴメドフ、アンデウソン・シウバといった伝説の選手たちの軌跡を振り返りましょう。
以下に、図表のあとに各選手の名前とプロフィール紹介をセット形式で追加しました。
一覧表で全体像を把握したあとに、選手ごとの詳細が読める構成になっています。
【一目でわかる】過去にUFCパウンド・フォー・パウンド(P4P)1位を獲得したことのある10人の選手まとめ(戦績・特徴付き)
UFCの歴史の中で、パウンド・フォー・パウンド1位に選ばれるファイターはごく限られた存在です。
こちらでは、そんな歴代の【P4P】1位獲得経験者を「戦績・階級・時期・特徴」の4つの観点から一覧表で整理して記載しました。
🏆 歴代のP4P(パウンドフォーパウンド)ランキング1位獲得経験者10選 一覧表
選手名(英語) | 選手名(日本語) | 階級 | 戦績 | P4P1位時期 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Ilia Topuria | イリア・トプリア | フェザー級/ライト級 | 17勝0敗(無敗) | 2025年〜 | 無敗の二階級王者。爆発的打撃とフィニッシュ力。 |
Islam Makhachev | イスラム・マカチェフ | ライト級 | 27勝1敗 | 2023〜2024年 | ハビブの後継者。グラップリングと戦略性に優れる。 |
Alexander Volkanovski | アレクサンダー・ヴォルカノフスキー | フェザー級 | 27勝4敗 | 2022〜2023年 | 高いファイトIQと圧倒的なボクシングスキル。ホロウェイに3勝。 |
Kamaru Usman | カマル・ウスマン | ウェルター級 | 21勝4敗 | 2021年 | 5度の防衛に成功した元王者。レスリングと打撃。 |
Jon Jones | ジョン・ジョーンズ | ライトヘビー級/ヘビー級 | 28勝1敗1NC | 2011年〜2024年 | 史上最長P4P支配者。2025年6月に引退。 |
Khabib Nurmagomedov | ハビブ・ヌルマゴメドフ | ライト級 | 29勝0敗(無敗) | 2020年 | 無敗のまま引退。グラウンド支配は歴代最強級。 |
Daniel Cormier | ダニエル・コーミエ | ライトヘビー級/ヘビー級 | 22勝3敗1NC | 2018年 | 両階級制覇。パワーとレスリングで勝ち切るタイプ。 |
Demetrious Johnson | デメトリアス・ジョンソン | フライ級 | 25勝4敗1分 | 2017年 | 11連続防衛。技術とスピードが光る歴代最速ファイター。 |
Jose Aldo | ジョゼ・アルド | フェザー級 | 32勝10敗 | 2010〜2014年 | ローキックとカウンターで長期王者に。 |
Anderson Silva | アンデウソン・シウバ | ミドル級 | 34勝11敗1NC | 2008〜2012年 | UFC最多連勝記録(16)。華麗な打撃と支配力。 |
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🔍 各選手のプロフィール紹介(P4P:1位獲得経験者)
ここからは、パウンドフォーパウンド1位に輝いたことのある歴代のUFCファイターたちを1人ずつ詳しく紹介していきます。
それぞれの戦績、活躍した階級、P4Pで1位となった背景などを簡潔にまとめていますので、「なぜこの選手が最強と呼ばれたのか?」を知る手がかりとしてご活用ください。
■ イリア・トプリア(Ilia Topuria)🇪🇸
- 戦績:17勝0敗(無敗)
- 階級:フェザー級/ライト級(二階級制覇)
- P4P1位時期:2025年〜
- 紹介:ジョージア生まれスペイン育ち、バックボーンはグレコローマンレスリング、柔術は黒帯。にもかかわらずUFCでは6回のKO・TKO勝利を収めるストライカー。爆発力のある打撃と高精度なボクシングスキルで無敗のままフェザー級とライト級の二階級王者へ。一気にP4Pトップに。ネクストコナーマクレガーと言われる新しいスーパースター選手。
■ イスラム・マカチェフ(Islam Makhachev)🇷🇺
- 戦績:27勝1敗
- 階級:元ライト級王者
- P4P1位時期:2023〜2024年
- 紹介:ハビブ・ヌルマゴメドフの教え子として注目を集めたグラップラー。圧倒的なテイクダウンとサブミッション技術でライト級王者に。防衛にも2回成功し、現在はライト級王座を返上しウェルター級に挑戦、P4P上位常連ファイター。
■ アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(Alexander Volkanovski)🇦🇺
- 戦績:27勝4敗
- 階級:フェザー級王者
- P4P1位時期:2022〜2023年
- 紹介:試合運びの巧さと対人戦略の柔軟さでフェザー級を長期支配。マックス・ホロウェイを3度破った実績は歴史的。フェザー級史上最高傑作との声も多い。
■ カマル・ウスマン(Kamaru Usman)🇳🇬
- 戦績:21勝4敗
- 階級:元ウェルター級王者
- P4P1位時期:2021年
- 紹介:高いレスリング能力をベースに打撃も進化させた万能ファイター。連勝街道でウェルター級を5度防衛し、P4P1位に到達。
■ ジョン・ジョーンズ(Jon Jones)🇺🇸
- 戦績:28勝1敗1NC
- 階級:ライトヘビー級/ヘビー級(二階級制覇)
- P4P1位時期:2011〜2024年
- 紹介:史上最年少UFC王者。長期間にわたりP4P1位を維持し続けた“総合格闘技の完成形”。2025年6月に現役引退を発表。
■ ハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov)🇷🇺
- 戦績:29勝0敗(無敗)
- 階級:元ライト級王者
- P4P1位時期:2020年
- 紹介:無敗のまま引退したダゲスタン出身の史上最強のグラップラー。ファーガソン戦が幻となったまま、父親が逝去したことがきっかけで引退。その後は後進の育成に注力し、多くのダゲスタンの選手が世界中で猛威を振るっており、コーチとしても称賛されている。
■ ダニエル・コーミエ(Daniel Cormier)🇺🇸
- 戦績:22勝3敗1NC
- 階級:ライトヘビー級/ヘビー級(二階級王者)
- P4P1位時期:2018年
- 紹介:レスリングベースでライトヘビー級&ヘビー級の2階級を制覇。ジョン・ジョーンズとのライバル関係でも知られ、現在はUFC解説者としても活躍中。
■ デメトリアス・ジョンソン(Demetrious Johnson)🇺🇸
- 戦績:25勝4敗1分
- 階級:元フライ級王者
- P4P1位時期:2017年
- 紹介:UFC史上最長となる11連続防衛記録を持つフライ級最強と呼ばれ続けたファイター。ONE Championshipでも活躍し、MMA史に大きく名を残している。
■ ジョゼ・アルド(Jose Aldo)🇧🇷
- 戦績:32勝10敗
- 階級:元フェザー級王者
- P4P1位時期:2010〜2014年
- 紹介:WECからUFCにまたがるフェザー級の絶対王者。ローキックとカウンターで戦局を制す。コナー・マクレガー戦での敗北も含め、MMAの歴史を語るうえで欠かせないレジェンドファイター。
■ アンデウソン・シウバ(Anderson Silva)🇧🇷
- 戦績:34勝11敗1NC
- 階級:元ミドル級王者
- P4P1位時期:2008〜2012年
- 紹介:16連勝というUFC最多記録を持つ“スパイダー”。さらに王座連続防衛記録10回で歴代2位という記録も保持しているレジェンド。カウンター、フェイント、足技すべてが芸術の域。多くのMMA選手が憧れた存在。
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✅ まとめ|UFCでP4P1位に輝いた男たちの共通点とは?
UFCのパウンドフォーパウンド(P4P)ランキング1位は、単なる勝敗やタイトルだけでは到達できない、“総合力”を評価された者にだけ与えられる称号です。
今回紹介した10名のファイターたちは、それぞれ異なるスタイル・バックグラウンドを持ちながらも、共通して「相手を圧倒する支配力」「安定した勝利を勝ち取る力」「観客の記憶に残るインパクトのあるフィニッシュ」を兼ね備えていました。
無敗で頂点に立ったハビブやトプリア、長期間王座を守ったジョーンズやシウバ、そして技巧派として進化を続けたヴォルカノフスキーやマカチェフ。どの時代にも、それぞれの“最強”が存在したことが分かります。
今後もP4Pランキングは更新され、新たな伝説が生まれていくでしょう。これから登場する未来のP4P1位を予想する参考として、ぜひ本記事を活用してみてください。
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