【UFCで戦う日本人は今何人?】全選手の戦績・相手・今後の予定を解説
UFCに参戦している日本人ファイターの活躍に注目が集まる中、「現在どの選手がUFCで戦っているのか?」「戦績や過去の対戦相手は?」「次戦の予定はあるのか?」と気になっているファンも多いのではないでしょうか。
本記事では、2024年7月時点でUFCに在籍・参戦中の日本人ファイターたちを一覧形式でまとめ、それぞれの通算戦績やUFC戦績、勝利・敗北した対戦相手をわかりやすく解説しています。
また、堀口恭司や朝倉海、平良達郎、鶴屋怜などの注目選手の最新動向や今後の試合予定も掲載しており、UFC日本勢の現状を一目で把握できる保存版の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
現在UFCに参戦中の日本人ファイターまとめ(2025年最新版)
世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」で活躍している日本人ファイターたちのUFC契約までの経緯や、通算戦績とUFC戦績(対戦相手と勝敗)付き、試合のハイライト動画など、一挙にご紹介します。
記事後半には通算戦績とUFC戦績をまとめた一覧表も掲載しています。
現在UFCに参戦中の日本人ファイター(あいうえお順)
朝倉 海(あさくら かい)|フライ級
- 通算戦績:約21勝5敗(13KO)
- UFC戦績:1戦0勝1敗
- スタイル:ストライキング
- 敗戦:アレッシャンドリ・パントージャ(Alexandre Pantoja/判定)
- 次戦予定:2025年8月、ティム・エリオット(Tim Elliott)戦
- 契約経緯:RIZINで元ベラトール王者のフアン・アーチュレッタに勝利し、バンタム級王者となったことでUFCから正式オファー。RIZINからの推薦もありUFCと契約が成立。RIZINでの実績や、フライ級選手からの対戦拒否も重なり、デビュー戦でいきなりタイトルマッチが組まれた。
↓朝倉海のハイライトシーンまとめ映像
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風間 敏臣(かざま としおみ)|バンタム級
- 通算戦績:11勝4敗(3KO・6サブミッション・2判定)
- UFC戦績:2戦1勝1敗
- スタイル:グラップリング
- 勝利:ハラランボス・グリゴリオウ(Halarambos Grigoriou/一本勝ち)
- 敗戦:ギャレット・アームフィールド(Garrett Armfield/TKO)
- 契約経緯:「ROAD TO UFC 2023」で決勝まで進出し、中村倫也と対戦。1ラウンドでKO負けを喫したが、アグレッシブな試合内容が評価され、中村とともにUFCと契約。
↓風間のUFCでの逆転一本勝利のハイライト映像
木下 憂朔(きのした ゆうさく)|ウェルター級
- 通算戦績:6勝3敗(4KO・2サブミッション)
- UFC戦績:2戦0勝2敗
- スタイル:ストライキング
- 敗戦:
- ビリー・レイ・ゴフ(Billy Ray Goff/ボディ→パウンドでTKO)
- アダム・フューギット(Adam Fugitt/肘→パウンドでTKO) - 契約経緯:RIZINでのKO勝利後、「DWCS(ダナ・ホワイト・コンテンダーシリーズ)」に出場。KO勝ちを収め、試合内容を高く評価したダナ・ホワイトからその場で契約を提示され、UFC入りが決定。
↓木下のDWCSでのハイライトシーン
魅津希(みづき)|女子ストロー級
- 通算戦績:3勝2敗
- UFC戦績:3戦1勝2敗
- 勝利:
- ウー・ヤナン(Wu Yanan)
- ハンナ・ゴールディ(Hannah Goldy) - 敗戦:
- アマンダ・レモス(Amanda Lemos) - 契約経緯:アメリカの女子MMA団体「Invicta FC」で活躍し、その実績を評価されてUFCと契約。
↓魅津希のインヴィクタFCでのハイライト映像
堀口 恭司(ほりぐち きょうじ)|フライ級
- 通算戦績:約35勝5敗
- UFC戦績:8戦7勝1敗
- スタイル:オールラウンド
- 勝利:
- アリ・バガウティノフ(Ali Bagautinov)
- ニール・シーリー(Neil Seery)
- チコ・ケイミュス(Chico Camus)
- ルイス・ゴーディノ(Louis Gaudinot)
- ジョン・デロス・レイエス(Jon Delos Reyes)
- ダレル・モンタギュー(Darrell Montague)
- ダスティン・ペイグ(Dustin Pague) - 敗戦:
- デメトリアス・ジョンソン(Demetrious Johnson/一本負け) - 最新情報:2025年6月にタギル・ウランベコフ戦が予定されていたが怪我で欠場。夏以降の復帰予定
- 契約経緯:かつてUFCで活躍していたが、自ら契約更新せずに離脱。その後RIZINに参戦し、バンタム級王者獲得。その後Bellatorでもバンタム級王者となった。2023年にはRIZINフライ級王者にもなりRIZIN二階級制覇達成、複数の王座実績とRIZINの推薦が後押しとなりUFCと再契約。
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中村 倫也(なかむら りんや)|バンタム級
- 通算戦績:9勝1敗(5KO・1サブミッション・3判定)
- UFC戦績:3戦2勝1敗
- スタイル:レスリング
- 勝利:
- ファーニー・ガルシア(Fernie Garcia/判定)
- カルロス・ベラ(Carlos Bella/判定) - 敗戦:
- ムイン・ガフロフ(Muin Gafurov/判定) - 契約経緯:優勝すれば無条件でUFCと契約できる「ROAD TO UFC 2022」に出場し、2023年2月に決勝戦で風間を1ラウンドKO。トーナメント優勝によりUFCとの契約を正式に獲得。
↓中村倫也のUFCデビュー戦での試合ハイライト映像
鶴屋 怜(つるや れい)|フライ級
- 通算戦績:10勝1敗(4KO・4サブミッション・2判定)
- UFC戦績:2戦1勝1敗
- スタイル:レスリング
- 勝利:カルロス・ヘルナンデス(Carlos Hernandez/判定)
- 敗戦:ジョシュア・ヴァン(Joshua Van/判定)
- 契約経緯:優勝すれば無条件でUFCと契約できる「ROAD TO UFC 2023」に出場し、2024年2月に決勝戦でジー・ニウシュイエを1ラウンドKO。トーナメント優勝によりUFCとの契約が決定。
↓鶴屋怜のROAD TO UFC決勝戦でのKOシーン
平良 達郎(たいら たつろう)|フライ級
- 通算戦績:16勝1敗(5KO・7サブミッション・4判定)
- UFC戦績:7戦6勝1敗
- スタイル:グラップリング
- 勝利:
- カルロス・カンデラリオ(Carlos Candelario)
- C.J.ヴェルガラ(C.J. Vergara)
- ジェスス・アギラール(Jesús Santos Aguilar)
- エドガー・チャイレス(Edgar Chairez)
- カルロス・ヘルナンデス(Carlos Hernandez)
- アレックス・ペレス(Alex Perez) - 敗戦:
- ブランドン・ロイバル(Brandon Royval/スプリット判定) - 契約経緯:日本の修斗とVTJで無敗の実績を積み、アメリカの大手MMAマネージメント会社「IRIDIUM SPORTS AGENCY」と契約。同社の交渉力と本人の成績が評価され、2022年にUFCとの契約が実現。
↓平良達郎のフィニッシュシーンハイライト動画
🧾 現在UFC参戦中のファイターの通算戦績とUFC戦績の一覧表(以下あいうえお順)
以下に記載した表は現在UFCに挑戦中の日本人の選手の一覧になります。それぞれの名前、通算戦績、UFCでの対戦相手と〇、×が勝敗についてになります。(〇が勝利 ×が敗北)こちらの表で現在UFCで世界中の猛者たちと戦っているファイター達の戦績をぜひチェックしてください。
現在UFCに参戦中の日本人選手の一覧
選手名 | 通算戦績 | UFC戦績(対戦相手・勝敗) |
---|---|---|
朝倉 海 | 約21勝5敗 | × パントージャ(Pantoja) |
風間 敏臣 | 11勝4敗 | ○ グリゴリオウ(Grigoriou)/ × アームフィールド(Armfield) |
木下 憂朔 | 6勝3敗 | × ゴフ(Goff) × フューギット(Fugitt) |
魅津希 | 3勝2敗 | ○ ヤナン(Yanan) ○ ゴールディ(Goldy)/ × レモス(Lemos) |
堀口 恭司 | 約35勝5敗 | ○ バガウティノフ 〇シーリー、ケイミュス 〇ゴーディノ 〇レイエス 〇モンタギュー 〇ペイグ/ × デメトリアス・ジョンソン |
中村 倫也 | 9勝1敗 | ○ ガルシア(Garcia) ○ ベラ(Bella)/ × ガフロフ(Gafurov) |
鶴屋 怜 | 10勝1敗 | ○ ヘルナンデス(Hernandez)/ × ヴァン(Van) |
平良 達郎 | 16勝1敗 | ○ カンデラリオ 〇ヴェルガラ 〇アギラール 〇チャイレス 〇ヘルナンデス 〇ペレス/ × ロイバル |
現在UFCで活躍中の日本人ファイターたち|戦績・対戦相手・契約経緯まで徹底解説
【まとめ】UFCで戦う日本人ファイターの現在地と今後の展望
2025年時点でUFCに参戦中の日本人ファイターは、平良達郎や鶴屋怜、中村倫也といった若手から、堀口恭司や朝倉海といった経験豊富な実力者まで多彩な顔ぶれがそろっています。中でも、平良達郎はフライ級トップ戦線で活躍を続けており、タイトル挑戦も視野に入る存在です。一方、鶴屋怜や中村倫也、風間敏臣といったROAD TO UFC組も、確かな実力と潜在能力を武器に着実にステップアップを図っています。
また、朝倉海がRIZIN王者からUFCに移籍し、いきなりタイトルマッチを戦った例や、堀口恭司がRIZIN・Bellatorで王者に君臨した後、再びUFCに戻ってきた事例は、日本人ファイターのUFC参戦の可能性が広がっていることを象徴しています。これらの流れから見えてくるのは、日本MMAの選手層の厚さと、UFCが本気で日本市場に再び注目している兆しです。
今後は、各選手の次戦の結果や階級内での位置づけが、日本MMA全体の評価にも直結するでしょう。特に平良・鶴屋・中村・朝倉・堀口といった選手たちがランキング上位やタイトル争いに絡めるかどうかが、今後数年の注目ポイントとなり、近い将来UFCのベルトを日本にもたらす日が来るかもしれません。UFCという世界最高峰の舞台で、日本人選手たちがどこまで通用するのか──今まさにその答えが問われています。
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